元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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照姫まつり

2009年04月26日 18時11分28秒 | 練馬区議会について
本日は、『第22回照姫まつり』に出席してまいりました。


 照姫まつりは、区民を主体とした照姫まつり実行委員会が主催で、練馬区と東京都東部公園緑地事務所が後援、区議会は協賛という形になります。


 ちなみに、会場である石神井公園は、東京都の公園となります。従って、後援に東京都が入るわけですが、石神井公園は練馬区民に大変親しまれた公園であるので、東京都から練馬区に移管されることを強く望みます。
 実現すれば、公園に対して区民から要望や苦情があった場合も素早く対応できるし、区民利用も今以上に拡大が可能となります。
 例えば、私が区に要望している「子どもの森」の公園内設置も実現できます。(練馬区は広いので子どもの森は、数ヶ所欲しいと思っています。)


話しは戻り、写真は、本日の主役とも言える照姫様です。
演じるのは、素顔は高校1年生の阿部友紀さん。生粋の練馬っ子で、将来の夢は弁護士というしっかりとしたお嬢さんです。
確かに、照姫としての凛とした彼女の立ち姿は、若いながらもしっかりとした彼女自身の生き方が伝わってくるようでした。


この祭りのメインでもある、時代行列の主要キャスト3人 、照姫・豊島泰経・奥方は区民公募から公開オーディションにより選ばれます。
オーディションは、自己PRスピーチと課題演技の審査等だそうですが、区民で盛り上げる「まつり」ですから、出演者も区民公募という方法は、とても良いことであります。
また、このまつりは地域には定着したものでもあるので、今後も継続して欲しいとも思います。


ところで、今日のまつりで思ったことが、2つあります。


先ず一つ目は、照姫を写真に収める方々が非常に多く人気が高かったので、任期を次の照姫まつりまでの1年間として、例えば国際交流や友好都市への親善大使になってもらった ら良いのではないだろうか!?


2つ目は、あまり良い話しではないかもしれません。
目の当たりにして感じたことですが、石神井公園は都心部にありながらも緑と自然が豊かです。
 その公園に、あいている空間を探してステージやテントを張って数多くのテナントを出展しているわけです。そして、その残ったさらにあいている空間を大勢の人々が歩くということになります。
舗装された場所ではなく自然を借りて「まつり」を開催しているわけですから、人間が自然に気を使わなくてはなりません。
ましてや、練馬区は緑が自慢で、それを保護して増やすという方針なわけですから!!


それなのに、混雑を避けるべく、人々が木々の根や芽を踏みつけて歩いたり、歩道ではない笹林の山をバリバリと音をたてて踏みつけて近道をしようとしたり
と、何だか悲しくなる光景がありました。


まつりは賛成ですが、主催者側としては、自然が会場という性質を踏まえて、自然を活かす、また共生を考えた出展場所と方法やイベントのあり方を検討していく必要があると考えます。


☆照姫とは?☆

太田道灌に滅ぼされ、三宝寺池にその身を投げたとされる、伝説の中の豪族豊島家のお姫様です。