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すいそはっせいやけどちゅーい

2016年07月25日 | Weblog
 7月 25日

 水素発生入浴剤で火傷注意です。

 チョイと前、水素を発生するというパック型の入浴剤を
浴槽内の湯に落としてしまい、慌てて手ですくい上げた幼児が
発熱した入浴剤で熱傷(火傷)を負ったという事故があった
そうですよ。

 この入浴剤は、その配合成分から、水と反応して発熱し、
水素を発生するというタイプだそうです。
 ここ数年、水素を発生するという入浴剤による危害・危険な
状態になることが何件も発生しているそうです。

 今のところ重大・重篤な事故になった報告はないそうですが、
だからといって安全なわけじゃないですよ。正しい使い方を
しないと危険もありますからね。
(過去の事例報告では皮膚障害が3件、熱傷が2件、呼吸器の
障害が1件などとなっていて、危害程度は、治療1週間未満が
2件。などだそうです)

 具体的な事例としては
 水素が発生する入浴剤をもらって使用したら、湯の温度が高く
なって火傷した。
 テレビショッピングで注文した。届いた入浴剤を湯船に入れ
たら泡が出て湯温より高温になった。

 あと、廃棄するときに発熱と発煙があった。という事例も
あったそうです。水分(湿気)を含むと発熱するんだから、たし
かに危険ですよね。使わなかったからといって、それをゴミと
して捨てると発熱することがある。っていうのはね。

 ある検査機関が、市販されている「水素を発生する入浴剤」の
うち、「発熱パック型のものをケースにセットして使用する」
このタイプのもの数銘柄について、入浴中に使用した場合を
想定し、入浴剤本体や周囲の温度等を調べたんだって。

 んで、検査機関での実験では 
温度の測定
•全ての銘柄で、湯につけるとすぐに入浴剤の表面が90℃程度の
高温になり、その状態が長いものでは約3分間持続した。
•ケース表面や周囲の湯の温度は、高温にならなかった。
•湯に入れて直ちに取り出すと、入浴剤表面から高温の蒸気が発生し、
入浴剤本体に直接触れなくても、やけどを負ってしまう可能性がある。

ケース表面の形状
•全銘柄のケース(容器)で、格子の隙間から子どもの指が入るため、
入浴剤本体に接触する可能性があると考えられる。

表示、広告等
•水との接触により高温になる旨の注意表示は、全銘柄の商品パッケージや
取扱説明書でみられたが、入浴剤本体やケースにはなかった。
•いずれの銘柄でも子どもの使用に注意する旨の記載がみられた。
•インターネットの広告等には、効能効果をうたったものがあった。
 (商品の広告等に効能効果をうたった表示は、医薬品医療機器等法上の
区分によっては、同法に抵触するおそれがあると考えられるそうです)

 最期にこの機関から消費者へのアドバイス
•水素を発生するというパック型入浴剤は湯に入れると表面が直ちに
高温になり、しばらく持続します。直接、入浴剤に触れないように
注意しましょう。
•水素を発生するというパック型入浴剤は、湯に入れた直後に取り
出すと、高温の蒸気を発生します。湯に入れた後は、しばらく取り
出さないようにしましょう。

 水素とかイオンとか、発生させたり飲んだりする商品が売られて
いますが、使い方をよく読んで正しく。だね。
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