けぇたいをわすれました

　１０月　１日

　会社に携帯を忘れてきたんです。

　あれって、ほら中高生が一日に数時間も携帯を
使っている。などというニュースを聞いたりした
ときに、「オイオイ他にやることはないのかい」
などとツッコミを入れたりしてしまいますが、
実際に携帯を持ち歩いていない時間って、なんだか
不安ですよ。

　ＰＴＡ活動のお手伝いをしていたときとか、第九の
「打ち上げ会幹事」のときなどには、毎日何度も
電話したりメールしたりしていましたが、最近は
一日に数回メールが入れば多いほうですよ。

　携帯で電話をかけるのなんか、もっと少なくって
平均すれば週に２度ぐらいだと思います。
　高校生の３倍以上は生きてきましたが、なんだか
携帯を持っていないっていうのはポッとどこかに
穴が開いたような気分です。

　そいでね。次の日に会社机の引き出しから携帯を
取り出して、メールを確認したら　何も受信して
いましぇんでした。　なんだかカナシイ。


　話をクルッとかえて、穴が開いた」ということで
墓の話を思い出したんですが

　初孫が生まれたとニコニコしながら、「娘が二人
いるんだけど、どちらも嫁に出したので、墓を守って
くれる跡取りがいなくなった。娘が何人か男の子を
生んだら、一人を養子にして家のあとをとらせる。
ということに家族で決めたんだけど、どうなるかな。」
　という話しを会社の同僚がしたんですよ。

　それを聞いていた人が
　「なんだ、初孫っていっても、それじゃ外孫じゃ
ないか。内孫じゃなきゃ孫といえないよ。」と言って
いたんです。
　
　こういう考えの人が多いんだろうねぇ。墓を守る。
跡取り。内孫。
　あたしゃそういう考えは全然ありませんねぇ。
　
　何度かカキコしていますが、世間一般とは違って
アタイの田舎（親戚）では、年寄り（親だろうと
なんだろうと）が亡くなったらお祭りですからねぇ。

　みんな大騒ぎですよ。お通夜が”お笑い劇場”に
なりますもの。
　へたしたら　ヨカッタよかったポックリ逝って
くれて。なんて感謝されますよ。
　つうことで、家族とか親子とか、跡取りとか、
そういうことって気にしたことがありませんですよ。
　
　アタイなんか骨になったら海にでも散骨してもら
えればいいと思っていますよ。
　墓も先祖もいらないなぁ。親には感謝していますよ。
だからといって、家系がどうの。という考えはありま
せんねぇ。
　んで、こういう話をするから、嫌われてしまうん
ですよね。口にチャック。