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河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

鉢巻き式の脳血流評価システム

2010-06-30 | 研究・講演
先日の研究会で中馬先生はパーキンソン病では種々の治療的アプローチに対する患者の反応は様々であるとおっしゃっていた。

その後、ゲーム機をリハビリに応用されている高杉先生が、脳血流を計測するとゲームや筋トレなどの刺激によって人の反応は同一ではなく、まちまちなのだとおっしゃっていた。
筋トレに反応する人もあればゲームにしか反応しない人など実に様々なのだそうだ。
リハビリには万人に適応できる原則などはないのかもしれない。

その際、高杉先生は日の丸を描いた鉢巻き式の近赤外線方式の脳血流評価システムができないかとぼそりとつぶやかれたのだが、その後、エムピージャパンという会社から、鉢巻き式の脳血流評価システムのカタログが送られてきた。

カタログには小さな子どもが鉢巻きをして勉強したりバランス運動をしたりして計測している写真が載っている。

やはり、同じことを考える人はどこにでもいるのだとあまりのタイミングの良さに驚いた。

価格であるが、バイタルモニター ProComp (プロコンポ)と言う本体を別にして、税込で42万円だそうだ。
商品名は nIR HEG キット である。

http://www.blueworks.co.jp/solution/medical/nirheg.html

子どもが集中して勉強しているかどうかモニターできそうである。
ちょっと使ってみたい商品ではある。

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