河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

保健福祉研究所と大学、大学院との関係4

2008-09-10 | 保健福祉研究所
保健福祉研究所が建設されたことから、今年度から地域の高齢者を対象とした健康教室を開催することとなった。
直接のきっかけは高梁市高齢福祉課から依頼があったからであるが、もともと計画の一部として検討していたものである。
この事業は研究所を利用した地域貢献につながるだけでなく、研究として位置づけて、その中に大学院生、ポスドクなどを参加させることで若手研究者の養成にもつながる。
健康教室は全国到る所で行われているが、保健福祉研究所ではトレッドミル足圧計測 (ZebrisFDM-T)など、よそにはない高価な解析機器を利用して、ひと味違ったものにしたいと考えている。
将来的には単に健康指導にとどまらず、学会発表、論文投稿などを行い成果を広く公開していく予定である。


保健福祉研究所を利用した高梁市老人クラブ健康教室

1. 対象 
   高梁地域老人クラブ会員で、体力づくりに関心がある人
65歳以上15人、75歳以上15人

2. 送迎
 高梁市マイクロバス

3. 日程
第1回 平成20年9月25日(木)13:30~16:30
身体計測、体力テスト
 問診、血圧、身長、体重計測、握力
 アニマ重心動揺計、足趾筋力、骨密度計測(CM-100)
 体組成計測(PhysionXP)、足部デジタルカメラ撮影
 筋力計測(腹筋、背筋、膝伸展筋力)
 歩行速度(5m)
 トレッドミル足圧計測 (ZebrisFDM-T)
 SF-36、老研式活動能力指標

第2回 平成20年10月23日(木)13:30~15:30
講話
体操指導

第3回 平成20年11月27日(木)13:30~15:30
講話
体操指導

第4回 平成20年12月18日(木)13:30~15:30
講話
体操指導
アンケート

4. 将来の見通し
今回の参加者にはできるだけ毎年参加していただき、身体計測、体力テストのデータを基礎資料として蓄積していく。

コメント
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