この週末の連休は、昨年から入院治療をしていた父が初めて外泊で自宅に帰るので家族全員で帰省して過ごした。
昨年末を越せるかどうかと言われていたので、外泊できるまで回復できるとは信じがたかった。
しかしこの小康状態もいつまでも続くわけではないので、こういう機会は貴重だ。
昨日帰宅して今回は一泊すると父に伝えると、それなら椿の木を植え替えてくれと言う。
昨年裏庭の入り口に植えてあった大きな松の木が枯れてしまったのだが、そこに椿の木を植えてくれと言うのである。
私の実家は全国でも有名なフェーン現象によるやまじ風が吹くため屋敷の南側には大昔から防風林として椿の木を植えていた。
椿の木は私にとっても思い出深いものである。
父は元気な頃からこの椿の枝を挿し木して裏の畑にたくさん増やしていたのである。
枯れた松の所が入院中ずっと気がかりで、そこに裏の畑で大きくなった椿の木を何本か移植したいと思っていたのだそうだ。
そうまで言われて断れるはずもなく、今日は近所に住む叔父と一緒に椿の植え替え作業を行った。
慣れない造園業者のような作業をしていると、なんとほとんど寝たきりの状態の父が車に乗ってやってきて、あれやこれやと作業に注文をつけ始めたのである。
体は不自由でも指示の内容は細かくて汗だくになって作業を続けた。
朝一番で作業を開始して椿の木を4本植え替えたときには昼を過ぎていた。
自分で苦労して植え替えると、植木1本でも愛着がわく。
今後、父の様態はどうなるか分からないが、今回植えた椿の木は大事に育てていこうと思う。
昨年末を越せるかどうかと言われていたので、外泊できるまで回復できるとは信じがたかった。
しかしこの小康状態もいつまでも続くわけではないので、こういう機会は貴重だ。
昨日帰宅して今回は一泊すると父に伝えると、それなら椿の木を植え替えてくれと言う。
昨年裏庭の入り口に植えてあった大きな松の木が枯れてしまったのだが、そこに椿の木を植えてくれと言うのである。
私の実家は全国でも有名なフェーン現象によるやまじ風が吹くため屋敷の南側には大昔から防風林として椿の木を植えていた。
椿の木は私にとっても思い出深いものである。
父は元気な頃からこの椿の枝を挿し木して裏の畑にたくさん増やしていたのである。
枯れた松の所が入院中ずっと気がかりで、そこに裏の畑で大きくなった椿の木を何本か移植したいと思っていたのだそうだ。
そうまで言われて断れるはずもなく、今日は近所に住む叔父と一緒に椿の植え替え作業を行った。
慣れない造園業者のような作業をしていると、なんとほとんど寝たきりの状態の父が車に乗ってやってきて、あれやこれやと作業に注文をつけ始めたのである。
体は不自由でも指示の内容は細かくて汗だくになって作業を続けた。
朝一番で作業を開始して椿の木を4本植え替えたときには昼を過ぎていた。
自分で苦労して植え替えると、植木1本でも愛着がわく。
今後、父の様態はどうなるか分からないが、今回植えた椿の木は大事に育てていこうと思う。