ランチョンセミナー講演として「変形性膝関節症におけるCKC運動の効果」というタイトルで講演を行った。
得意の入浴エクササイズに関わる講演で、反響も良かった。
講演終了後にも何人かの先生方から声をかけていただいた。
今回の学会で、最も感銘を受けたのは頚髄損傷を受傷しながら岡山大学医学部に入学し、現在は精神科医として働いている流王雄太氏の講演であった。彼のことは報道などで少しは知っていたが、今回は生で本音の講演を聴くことができた。竜操整形で手術を受けた後、川崎医大へ移りリハビリを受けた後学校へ復学を果たし大学進学。その後就職がなくて大学院へ進学したがある時、テレビで頚髄損傷の人が医師国家試験に受かったという番組を見て自分も医師になりたいと思ったことなどが具体的に語られた。
実は、私は彼が医学部受験の許可を求めてきた時、岡山大学医学部の理学療法部で研修を受けていた。指導医の先生がこの受験についてリハビリの専門家として意見を求められて困っていたのを横で見ていたのである。しかし、結局約3ヶ月の交渉で医学部受験は許可となり、その後はスムーズに入学そして卒業となった。
聴衆はリハの専門家ばかりであるので、今回の講演は一般の方を対象にするのと違って、医療現場に対する辛口のコメントも含んだ非常に生々しいものであったが心を打たれた。
たくさんの人に助けられて、これからもそうして生きていくのだろうが、彼のバランスの取れた人間性は精神科医として多くの人を援助できるのではないかと素直に思えた。
得意の入浴エクササイズに関わる講演で、反響も良かった。
講演終了後にも何人かの先生方から声をかけていただいた。
今回の学会で、最も感銘を受けたのは頚髄損傷を受傷しながら岡山大学医学部に入学し、現在は精神科医として働いている流王雄太氏の講演であった。彼のことは報道などで少しは知っていたが、今回は生で本音の講演を聴くことができた。竜操整形で手術を受けた後、川崎医大へ移りリハビリを受けた後学校へ復学を果たし大学進学。その後就職がなくて大学院へ進学したがある時、テレビで頚髄損傷の人が医師国家試験に受かったという番組を見て自分も医師になりたいと思ったことなどが具体的に語られた。
実は、私は彼が医学部受験の許可を求めてきた時、岡山大学医学部の理学療法部で研修を受けていた。指導医の先生がこの受験についてリハビリの専門家として意見を求められて困っていたのを横で見ていたのである。しかし、結局約3ヶ月の交渉で医学部受験は許可となり、その後はスムーズに入学そして卒業となった。
聴衆はリハの専門家ばかりであるので、今回の講演は一般の方を対象にするのと違って、医療現場に対する辛口のコメントも含んだ非常に生々しいものであったが心を打たれた。
たくさんの人に助けられて、これからもそうして生きていくのだろうが、彼のバランスの取れた人間性は精神科医として多くの人を援助できるのではないかと素直に思えた。