待ち人来る・・・フイギュア参上

大野荘の件でどうしても連絡取りたかったフイギュアが来た。何しろ携帯を持っていないし、連絡付かないと思ったら、40度も熱あって寝込んでいたらしい・・・

そもそも何か依頼する側っていつも俺の話を理解出来ない人が多いのね。
俺一人でいいんだよみたいな事を言うのね。モノ作りを明らかに知らない証拠。

タイル屋の時からそう。　何でもかんでも人数揃えれば終るような安易な親方・・・・
そうかと思えば、職人をケチる親方。　いずれにせよ無能とまでは言わないが、
俺に話しを預ける気があるなら、任せるって態度で望めないものかと思う・・・・

今回も友情出演って事で安く・・・とだけでいくらでとは言わない・・・
商売人らしいよ。　はっきりいくらしかないって言えばいい。
しかも頼んでいるって意識があるなら、正直に言えばいいじゃん。これしかないって。

俺は最初から、あの風呂の時だって1日1万にはしたいとは思ったものの、そうはならなかった。　だから貰いすぎとは思っていないよ。
なのに、凄いだ巧いだって言ってくれたのに、今回の話の時に、安く・・・って。

そんなに払えないから。この一言であぁアルバイト並みか、それ以下だなって判っている
フイギュアを連れて行ったのも、それを一緒に確認する為。

そもそも一番自信のあるモザイクが1万の評価。　ならそれ以下なのは当たり前。
5000円ももらえればラッキ－くらいにしか考えていないよ。

しかもそれを半分づつフイギュアに払うつもり。　奴はそれで俺に文句言う奴じゃない。
あいつとは、そういう付き合い。　それを判らんようじゃいらない。

あの仕事は凄く無い。所詮200万そこそこの仕事なのだから・・・・それだけの価値。
やらせてもらったのは感謝している。がしかし少々理解に苦しむ。
俺の取り分は50万あったか？無いか？

金額は言わないで・・・って頼んだのはその金額で何個もやらされては困るからであって
しかも、その金額でやったと言ったら、どう思われるか？　誰がおかしいと思われるか？

しかも1作目は友達じゃない。お客さんだよ。2作目以降が友達かも知れないのね。
勿論見積りしたのは俺。文句がある訳では無い。　しかし明らかに追加、追加と良いモノ
をねだる。　最初に約束した事と明らかに無理難題をね。

でもやらせてもらっているって思うからこそ、出来る事はやろうと望むと、更にまた
欲張る。そしてそれが欲張っている事に気が付かない・・・・

そして最後に知らなかった・・・とでも言うんだろうね・・・逃げ口上。

目の前で作っている姿。時間、更に最近はブログ。ここを見ている人なら、お客さんより
俺が毎日何をしてたか？　知っているんじゃない？　いい訳だね。

粋な事。それを目指しているのね。　何せ心意気をモット－としているから。
ならお客さんにも粋って言うのを知ってもらわないとね。

言わず語らず・・・知ろうとすれば、判ろうとすれば、信じれば何も言う必要は無い。

世間で言う友達なんてあまっちょろい関係なんて俺には無い。
いつも言うように、一生付き合うか？　付き合いたくないか？の2つに一つ。
後は心あるお客さん。

奴と俺が貰ったのを半分。　日高氏の支払いもそう。　タイル屋の手間を支払いし、
残金が俺。　ご祝儀貰えばそれも半分。　1日当たりの単価が奴が多い時のが多い。

理解出来ない人が多いだろうね。　普通親方が多いもんだ・・・普通ね。
俺は目先のお金には興味無い。　半端無い貧乏だけれどね・・・・

その分、困った時は、今来てのみ。　すぐ。　今、たった今。
ここ一番の時に、お金じゃない・・・人の力が欲しい。

俺は人がお金を作るって思想。　逆も真なりならお金が人を集めるってのもあるがね。
けれど俺は物作り。　しかも心意気で作る世界一のえこひいきの物作り。

凄く欲しい人には、凄く作りたいって。　ただ欲しいって人には、有難う・・・
何と無くって言う人には、それなりにね。

何せ人なもんでね。機械じゃないから、感情ってもんがある。
お金だけじゃ心は動かない。　俺は売春婦だから、お金で誰にでも頼まれれば作品は
作る。けれど心はそう簡単には許さない・・・・何せ心意気がすべてだからね。

だから付き合うって決めた時に、すべてが終る。受け入れるってね・・・・
だからそう簡単に付き合わない。最初が肝心だからね・・・
一生付き合うのだからね。　簡単な自分のエゴで付き合えると・も・だ・ちなんてもんは
いらないのね。

友達、友人、親友・・・色々言葉はある。　みんなはこれを使い分けられますか？
同じなら、1つに統一でいいよねぇ？

親藩、譜代、外様と判り易ければいいのにね・・・・

俺は戦友。　俺が頂点に立てるように応援してくれる人だから・・・・
だからここにちょくちょく名前の出る奴らは、一緒にやるって名乗ったから、俺の家族。
仕事の時のね。　誰一人欠けても駄目なんだ。

同じ夢を叶える為にね。　勿論見守る心あるお客さんもいる。
人の作品を作っているのに、朝からラムさんが果物持ってやって来た。

自分の作品はとっくに終っているのにも関わらず・・・・有難い。感謝だ・・ただひたすらね。そうかと思えば、シドさん。　用事を済ませた帰りらしく、通りがかったからって

その時に、車がポンコツでさぁ・・ヒュ－ズが飛んだらしく調子悪いし、どこもかしこも
いかれちゃってさぁ・・・って話したら、いくら掛かるか調べてあげるよ。って・・・

ここに来る人達は、みんな小粋な人達だよ。そろそろ俺はもう少し上に行かなきゃ
ならんと思っている。みんな少し本気になって来たみたいだからね・・・・

敵を騙すにはまず味方から。　今明らかに来年から益々はっきり話す練習している。
katsuまるはだか・・・なんてあまっちょろいのも今年まで。

来年からはkatsu全裸くらいで行かんとな。と思っている。
奇麗事じゃ上には行けん。　かぐやのホ－ムペ－ジの龍の評論家のコメントを良く
読んで欲しい。　俺の初期の龍は、そういう扱いらしい・・・・

今の腕はそんな程度では無い。　あれから数年も経っているのだから・・・

みんなは体験教室でコ－スタ－やなべしきを作ったね・・・
俺の最初は、タコ、イカ、伊勢海老・・・の立体造形。つまりあの回転寿し屋さん。

今の、今後の俺に注目して下さい・・・・


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2007年1月15日（月）10：00～13：00　3階第1会議室　詳細はコチラ
ＦＲＯＭ：もーさん

今日はちょいと困った・・・・事有り。

まず朝からホ－ムペ－ジの事でかぐやから電話があって・・・・そうそう近いウチに
新装開店するから見てねぇ・・・

後画像1つ入れれば終るよ・・・って言うのね。
ついになんて感じで良かった・・・って安心するもつかの間・・・大野荘の主人から
電話。　あぁやっぱり来たかぁ・・・

内容は26日に出来れば来て欲しいとの事。そして当初のあるモノで作る方向から、
そっちで材料を立て替えて買ってくれとの事・・・・

いい機会だから、かぐやに対応するから聞いててって言ったのね・・・
まず今月の第一週目に行った時から、用意が出来たら連絡くださいって言いましたよね。
って言うと、アイデアでも練っているのかな？ 連絡来ないなって思ってた・・・って
言うのね。

更に、急に言われても忙しくなりました、しかも数万の額を必死に作品作っているの・・
って言ったんだけれど、そこを何とか・・・って言うのね。

その上そっちは問屋さんがあるから、お金立て替えて買って来てって言うのね。
どう思う？

これが芸術家はkatsuさんしかいないから・・・って態度に思える？
しかも、友情出演で安くやってくれ・・・

ちょいまち・・・俺はあの風呂で1日14.5時間は最低やって1万円ももらってないよ。
確かにご祝儀もらったけれど、日高氏と折半したし、更にその上、数十万の材料を
サ－ビスしているし、更に、脱衣所の鏡を2枚プレゼントしているんだけれけど。

だから本来、出展料金を出して頂いたと言っても、材料と鏡でチャラ。
後は、日当で1万円以下って言うのが適正かどうか？
まぁ日雇いニンプくらいの扱いされたのかなぁ・・・あははは

ここに何があるか？　つまりト－タルの金額しか見ていない。
支払いの残りが俺の分なのにね。
内容証明書もつけているにも関わらずね。全く理解されていない・・・・

更にでも友達感覚でいる。　ちょいまち・・・何かおかしくない？
奴隷なの？ 俺って・・・吉良さんよりも吉良さんだねぇ・・・あはははは

消して嫌いな訳じゃない。けれど少しは判ろうとしてくれないとね・・・・
明らかにこれを読んでいないし、世界に発信しているのだから、知らなかったは言い訳。
知らなかったじゃなくて、知ろうとしなかっただけ。

忙しいのはお互い様だ。　頼んでいる意識は無い。　お金を出せばお客と言わんばかりの
態度としかお見受け出来ない・・・・・

しかし中傷しているのではない。事実のみを書いている。しかも友達なら、何も問題無い
はずだよね。　だから行くつもりでいる・・・・

昨日のアイフルさんは、ちゃんと評価してくれた。
2日間職人の日当に相当する額を頂いたし、今日お礼の電話まで頂いた。
更にお土産まで・・・・本当に感謝している。

これが同じ人の扱いと言えようか？　追い込み過ぎだよ・・・・

更に応援する？ ブログも見ていないし、連絡は自分の都合・・・・これじゃ売れないな
今、何をしているか？ 判らない人が何を応援していると言えよう。

そんな事が終った後、寅壱がやってきた。　同じ事を言った・・・言いづらかったがね。
明らかに応援する・・・って言ったのはみんなの方だったはずなんだけれど・・・・

けれど、寅壱は、鴨川で借りていく作品を持って来てくれた・・・何もそれ以上は
言うつもりもないし、疎遠になってた時間は埋めて帰った。

その後も－が富士火災の件で写真を撮ってくれた。何時間も掛けてね。
あの龍を購入された方は、入選するといつ帰って来るか？　判らないんですよ？って
言ったのに、katsuちゃんが売れるならそれでいいじゃん。って言ってくれた・・・

かぐやのホ－ムペ－ジといい、アイフルさんの支援、も－の労力、そして龍のお客さんの
心意気・・・応援ってこういうのを言うんじゃないかなぁ？

今の俺を自分と対等として扱おうとするなら、明らかに支援じゃない。ビジネス。
みんなはどうしたいんだろう・・・？ 俺は疑問だ。

そんな中、下地作り。
これが大事件・・・トリマ－で彫ったら、空洞で仕方なくスタイロって保温材みたいなので、下地作り・・・明日は続きの反対側。

何とかメドたったって感じ。建築ならなんだっけ？アゲハ設計って感じ・・・追っ付け工事みたい。
悪質リフォ－ム会社みたいだよねぇ・・・・あはははは
建築じゃなくて良かったよぉ・・・・

ボンドの乾き待ちの時間で、はるみちゃんを進める・・・・・


　　　　　　


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アイフルさんの階段モザイク終了

終ったのね。　工程的には、昨日の仮釘はずして、目地の仕方を上1段やって見せて
後は本人にぬってもらい、俺が洗って行くの繰り返し。

半分くらいから、調子出てきたけれど、最初はこぼしてみたり、中々進まない。
手を出すのは簡単なんだけれど、根本的には自分でやる。

これはあくまで彼女の作品なのだから・・・アシストのみ。

いつもは、30ｃｍくらいの作品だったから、何と無く仕上がるのね。
ここんところはご理解されたし。

切る、張る、これは見なくても良くなって来ていたから、ここまではほぼ完璧。
しかしながら、目地・・・これはウチの生徒さん全員に当てはまる。

つまり切る。これは毎回狙って切るくらいになった。　しかし次の段階で、
ピンセットを使えるか？どうかに掛かってくる。

切るのが10とする。　ピンセットで張ったのが2回、8回は手で張った・・・これでは、
切る事が巧くなって細かくなれば、バランスが取れないのね。

んでこれをクリア－になったとしても、今度は目地。　張り終わった作品の掛かった
時間と目地の時間のバランス・・・目地があっと言う間に終ったとしたら・・・

ほらね。　つまり張る巧さと目地の巧さのバランスが悪いのね・・・
増してここまで大きくなるとこりゃ厄介。更に、

ウチの体験してくれた方なら、目地の前の作品のボンド落としは知っているでしょ？
これがモザイクの生命線。　これはタイル屋でも同じ。

御自分の家のキッチン、風呂場、よく見てみて。
斜めから見て、タイルの表面にボンドが付いて入れば、これは明らかに手抜きか、
うっかりされちゃったか？いずれだね。

これによって、本来タイルの持っている艶を半減させて、仕上がりが悪い。
当然アイフルさんはやってくれていたので、手間が少なくて済んだ。

それでスタ－トするとコテで塗るのは初めてみたいなものだから、こぼしちゃったり
戸惑っていたけれど、1段、また1段と半分くらいからはスイスイ。

しかし、ハスの花になるとピタって止まる。　それはハスのタイルが100角って建築材で
厚みが違うから、でこぼこしちゃっているのね。

状況が同じなら、巧く行く。　こんな些細な事がつまづくのね。
それでも、やはり終盤にはスイスイとやってくれた。2.3時くらいだったかなぁ・・・
終ったの。　それからからぶきして、周りのコ－キング。

階段だから、踏んでいると目地が割れてくるのを防ぐ意味でやって見た。
凄いね、改めてね。　よく頑張ったしいい作品見せてもらった。

こう言う作品は刺激的だ。　知名度があるとか、巧いとか、そんなもんは別に興味無し。
子供さんだろうが、お母さんだろうが、いつもこう思うの。

この作品作ったんだから、この人が10年教えられたら、一体どんなの作れるんだろう？ってね。　続けてくれるといいなあってね。

こういう人達に、夢のあるモザイク見せて行きたい。そして一緒にやってみたい。
何か仕上がり見ていたら、ガウディのグエル公園よりも俺には素敵に見えた・・・・




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アイフルさんの家・・・階段にモザイク。

今日は、生徒さんでお教室のお手伝いもしてもらっている、アイフルさんの家へ。

最近、教室には来ていないけれど、一人でコツコツとやっていたのね。
張り終わったから、目地と仕上げをやりに行ったのね。

まずはその前に、大工さんに電話ね。　何しろ安全に安全を重ねるにはこれが一番。
すると、ウチの床やり変えているからおいでとの事。
この人は、人魚を作らせてくれた大工さんで世話になっているのね。

ラッキ－。そこで意見を聞き、その足でアイフルさんの所へ。

ドア開けてビックリ。　勿論、この位はやるだろうなぁ・・・とは思っていたよ。
けれど、1つ1つのグレ－ドがいいんだ。　それとこの労力。頭が下がる。
良く頑張った・・・・なんかじぃぃぃんと来た。

これは、1枚、1枚木を寸法に合わせて切って上げたものに、タイルを張ったモノで、
その板を立ち上がりに張るってやり方。

今日は、ボンドでくっつけておいて、明日目地とコ－キングして終了なのね。
コ－キングって言うのは、水槽の四隅にある、ゴムみたいなの・・・

途中、チュ－リップのお客さんに確認取りに行った。　その間にかんすけさんが材料を
持って来てくれて、お詫びの電話入れると、ありゃ凄いですね・・・って言ってくれた。

やっぱそう言われると、何か嬉しい。

見せに行くと、ブログを読んでいたらしくそれでもやっぱり、生は良いわねぇ・・・って
言ってくれた。　ここまでは合格らしい。

そして明らかにとても理解されていて、とても嬉しかった。
やはり完成品の作品を見ただけでは、中々理解されずらいのね。

あさってから側面に入る。

その足でまたアイフルさんの家へ、足りないタイルがあったらしく、届けに行くと、
補修のタイルを張っていた。
今日はどの人も、きちっと対応して頂いた。　本当に有難い。

おごり高ぶらず、卑下せず、自分らしく・・・とても今日は満足な日だ・・・

更に、実はかぐやが富士火災の主催で、選ばれると本店銀座や、支店のギャラリ－で
飾って頂ける・・・って話を持ってきた。

一時、さくらのかぶとを頼もうと思った。けれど、辞めた。
それに選ばれると、いつまでその作品が帰って来るか判らない・・・それなのに、
もし選ばれて、初節句に無いなんて事は、自分の都合過ぎる・・・

それで更にその話は、20日が締め切り・・・間に合わない。
それが間に合う状況になった・・・・それについては決まってから。

何か、慌ただしい1日だったけれど、とても充実した・・・明日もそうならないかなぁ？

それと業務連絡。　も－頼みがあるの。作品の写真撮ってもらいたいの。
かなり至急。　富士火災の出展物・・・・あの最初の受賞の龍にしようと思うのね。
明日の夜には、お客さんに借りられると思う・・・・

前フリの話したら、お好きにどうぞ・・・って言ってくれた。
理解されている人は、電話1本で何でも解決してしまう・・・・売れないと命でも
差し出さないと・・・・・相当な借り作りそうだな・・・・



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※前回のサークル開催のお知らせの時間を間違って掲載してしまいました。もーさんはじめ皆様に大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。
　　　　　　　

予定通り完成なのね。 バラのモザイクのトップ

まずはどうだろう？　バックの色がみんなには意外だったんじゃない？
下絵やあの日のブログを思い出したら、この色しか無いんだけれどね・・・・

まずはお客さんとの打ち合わせのキ－ワ－ド。
白いバラ、大地と植物と星と、ア－ルヌ－ボ－っぽいのが好きな事。黒は駄目。
金、銀、白がいい。ほらもうお分かりでしょ？

みんなお客さんが言った通りなのね。　何もやっていない・・・特殊な事はね。
つまり完全に近いオ－ダ－メイドになっていると思うのね。
気にいる、気に入らないはともかくね。

今回はモンタ－ジュを作っているみたいだった・・・・サプライズ的な事は、昨日のヒモ
と、今日のバックだけ。

それも、植物って言うので緑を入れたかったとなると、バックのみ。
これも今朝、電話して、確認したからほぼ完全だなって思うのね。

下絵では、紫になっているんだけれど、葉っぱの色とかぶるから、それは無理。
候補は2つ。　ピンクっぽいかこの青。

ただ、打ち合わせに星って言うのがあって、それなら夜空なんだけれど、黒は駄目。
この青なら、それとなく見えないかなぁ？

ピンクなら女の人万人に受けがいいだろうね・・・しかしね、前回のチュ－リップに
使っているんだよね・・・だから違うのがいいと思ったら、青で・・・って言われた。

最初に決めた事を忘れないでいてくれれば、最初の構想に近づくんだけれど、
その打ち合わせがしっかりしてくれないと、何と無く・・・ってただ綺麗なだけになって
しまうのね・・・ならそんなに打ち合わせいらないよね・・・・

最初は楕円から始まった。　置く場所が決まっているので寸法に許容範囲が狭い。
木を切ろうとすると、楕円にならない。　そこで相談しに行くと、明らかにより難しい
注文になった・・・モザイクになるまでの下地に1日。絵で2日間。もう3日間・・・

切るだの彫るは本業ではない。けれどそれをしなくては得意のモザイクには行けない。
そのハ－ドルが高ければ高いほどいい作品にはなるだろうけれど、本業で無い。

今日これについて父がいい振りしてくれた・・・・
見せたとたん、これお前が切ったの？ 明らかに数日前の角嶋の親父と同じ反応・・・

嘘だろっ・・・って言ってくれたんだろうね。　切れるはずが無いとでもね・・・・
なら可笑しい。　大工さんも巧いとは言わなかったもののね、認められているのにね、
何故みんなの反応は、評価として低いのだろう・・・・
人は見かけで判断。　判りやすくていいや。

大工さんや、家具屋さん、建具屋・・・木を切る人達はいっぱいいる。
一体その人達は、これを一体いくらで彫ってくれるのだろう・・・？

しかもデザインは含まれない。　まだモザイクはしていないのにね・・・・

けれど、これさえ終れば得意なモザイク。何も考える必要は無い。いつもより規制が
多いだけだからね。　時間が解決するって意味はそう言う事。

じゃさくらぁぁぁ解説なっ。
ほとんどは、お客さんが決めた事なのね。　けれど大きいバラには金があって小さいのに
は無いって疑問な。

それはまず金は上釉。　つまりペンキ塗ったみたいのだろっ？　それをあの細さでやって
見ろ？ 何枚失敗すると思う？ しかも空に見せたいんだろっ？

大きいのが土星の丸でわっかだとしたら、小さいバラは何と無くのほうが見えないかい？
でも金つけない分、白目地すりゃ判りづらくなる。　なら目地の間隔を広くすれば、
質感が違うんだから、はっきりするんだよ。

葉っぱの切り方の粗さだって不思議に思わないかい？
大きなバラの精度。　バックの精度。　明らかに目地は無いに等しい。
なのに、葉っぱの粗さ。　下手なのかい？　手でも抜いたのかい？

まぐれじゃないよ、狙い切り。　前回のシドさんの鏡思い出してごらん。
目地やり直ししたろっ？ そう冬は固まりづらい。

もしバックを下絵の紫にしてごらん。　目地無しだったら判りづらかったと思うよ。
ならわざと粗く切り、はっきりメリハリを付ければ判るとね。
更にもしそれでも判りづらかったら、黒の目地して曖昧にしてしまえばいいとね。

どう？　真ん中全部黒目地になったら・・・夜空に見えない？

昨日のガラにしてもそう。　取り付けただけに見える人はいっぱいいるだろうねぇ。
やってみぃ。　カ－ブにするのって意外と難しいんだよ。　

しかも、よくよく見れば、9.5と10ｍｍの合体技。　大きさが違うんだよ・・・・
ありとあらゆる事をシドさんのプレゼントの鏡で試したのね。

だからここに失敗らしきものは無い。　シドさんのじゃ無い分好きにやらせてもらえた。
早くお金とつり合いを重視するなら、あんな事しないよ。

けれど仕上がりどうだった・・・喜んで゛くれてたし、周りの評判も良いよ。
なら問題無い訳だ。　今の作品の複線にするにはね・・・・

確かに痛い思いはしたさ。けれどね、この作品にはそれが無い。
悩むと思われる事は、みんな試しちゃったからね。

もう一つだけね。　ここは良く聞いて欲しいのね。理解して欲しいのね。
以前から同じ様な事はあったから・・・・

1つの絵で頼まれた時と、2つの絵の時も、本当に同じ労力か？って事。
10000円のステ－キって食べに行くのと、フルコ－スにするの？どっちが好きって事。

肉10000円なら凄い豪華だよね。　けれど10000円のフルコ－スって前菜から始まって
スイ－ツまでって言えば、メインディシュはいくら？

けれど今の俺は明らかにまだ有名人じゃない。
作っただけじゃ納得してはもらえない・・・しかもリピ－タ－なら、もっとだ。

だからやり過ぎくらいが丁度いい。　頼まれ方も勉強になった。

1点豪華にするか？ ト－タルで見るか？とかね。
やる事すべてが勉強なんだよ。やって見なければ判らない事だらけなんだ。

何せ1点モノだかね。

あっ忘れてた。文字ね。　判りづらいでしょ？ 本物は判りづらいもんだよ・・・
はっきりなんてしていないのね・・・

そんなこんなでひとまず、一つ終った。　明日見せに行く・・・・

いよいよ明日終るバラのモザイクテーブルのトップ

午前中、日高氏と共に成城に行った。　見る物すべてが都心は違う。
路地、秋の気配がする木々、車、住宅、店舗、6学区〔江戸川、足立、葛飾、江東、足立、・・・〕とはお洒落度が格段で比べるのが失礼なほどだった・・・・

どうしてそんな所へ行ったか？ それは角嶋工務店の仲間から、タイル屋を紹介しての事

そしてその仕事には、天井に葉っぱの絵を描く仕事がセットになっていた。
しかし数ヶ月前に立ち消えになった話だと思ってたら、急に掛かってきて、やっての事。

そこで日高氏と行くはめになってしまったのね。
しかしながら、きっとタイル屋の仕事だけになってしまっているだろうなぁ・・・って
実は日高氏にも行ってあった。しかし、もし万が一やるって事になったりしたら、
大変だから、ただの付き添いになる事を覚悟でね・・・

基本的にブロ－カ－として生きている人は別として、電話一つで何と無く助かれば、
いいなぁって位の気持ちの知り合いなんて人から来た話は、最初から頼んでいるセリフは

言われるにせよ、明らかに頼んでいる気持ちは無く、すべてが体裁。
そして更に、仕事をくれてやるとでも思ってしまうような、現場には立ち会わずに、
何割か取る。　日本のシステムなんだろうなぁ・・・

ただどこぞでもあるし、悪気も無く、ただ体裁と駆け引きなのだから・・・別に
そんなもんでね、物を作るのでは無く、商売人なら当たり前なのだろうね。

だから、出来ればそういう人は他でやって欲しいと思うのね。
体裁と駆け引きの好きな者同士でね。

俺はタイル屋を辞めたし、それが嫌で嫌で仕方無いのだから。しかし、角嶋の名前を
使われれば行かない訳にも行かないし、じゃけんにする事も出来ない。

それはアトリエを使わせてもらっているのだから。

そんな気持ちで行くと、もし熱意の無い人からの話だからと言って、必ずしも熱意の
無い人が待っているとは限らない。　だから準備は怠れない。

それも日高氏と話してから、現地に到着すると、やはり悪い人では無い大工さんが待っていた。　けれど、よくよく話を聞いていると、絵の話も無くなっていて、タイル仕事が
あるだけの普通の仕事だった。

やはりただの付き添いだった。　案の定すべてが思った通りで何もかも予定通り。
だから、やっぱりな・・・だからね。

どうして体裁だとか、駆け引きする人は丸出しなのだろう。
誰にも言われた事が無いんだろうな。　力や金だけで過ごしているとあぁなっちゃう。
まぁ精々、死が迫ってきた時に、そのお金で生きがいと言うものか？ それとも、
物欲でも満たせばいいと思う。

男の行く末なんぞは、こちとら考えてはいられない。
お教室といい、作品依頼といい、明らかに女社会の中で生きて行く男なのだから・・・

まぁこれも本能だから、仕方無いんだけれどねぇ・・・
女の人は自分磨きと言うものにお金をケチらない。大抵はね・・・

20代に化粧、衣服、貴金属・・・30代に美白だ美顔、40代でダイエットや習い事・・・
しかしながら、男とは？

人間も動物だと、偉い人が言った事が正しいのなら、鳥が餌を運ぶのなら、男は、
お金なんだろうね・・・

それが証拠に、パチンコ、競馬、ゴルフ、マ－ジャン・・・どれもこれも金儲け。
純粋にお金をかけずに好きな人が何割いるか？

そして出世の為に同僚との足の引っ張り合い。　そして出世の駆け引き。
誰の下が得か？ ある程度までにしかならない事に気づくと、年齢と共に、生きがい

なんて言い出す。己だけ生きようとするのね。あはははは
今日は、世話になっている角嶋の親父には恥はかかせなかったし、仲間の日高氏も
裏切る事無く、礼には礼を尽くしたし、後ろ指は差される事は無かろう。

30年前の東日本地域なら、粋って言う事を理解出来るこんな絶滅種はいっぱいいたんだ
ろうけれど、いなくなったねぇ・・・しかも俺程度なんか、その当時ならゴミ程度の
行為なんだろうけれどね。あはははは

言わなきゃ判らない。言っても聞かない、自分が正しい・・・・それらに当てはまると
思われる自覚も無い。　あぁ恐ろしいぃぃぃ。

いじめの意味も理解出来ないようじゃねぇ。
俺はこう考える。　いじめとは、感受性の豊かな素直な子が、感受性の乏しい想像力の
無い子に無理難題を言われるがまま、素直に従う事で生じるモノ。

しかもその当人はいじめられている事に気づかず、いじめている事にも気づかず、
病んだ事に本人が自覚を持って限界を感じたら、是正策も相談せずに、出来ずに、死。
そして、そうした方は、死人が出たら、ごめんなさいって言えばいい。

自覚の無かったのだから・・・そして自分にそれが飛び散るのが怖くて、見て見ぬフリ
所か、一緒に参加。　なのに、事件になると腰砕け。

喉元過ぎれば熱さは忘れてしまうもんらしいから・・・・おお怖い。

赤穂浪士を見ていて、そのシステムは今の世にもあるとは思わないものかねぇ・・・？

最近の俺の周りは随分とやってくれちゃうんじゃないの・・・
けれどいいねぇ。　やっぱ野球はサヨナラ逆転ホ－ムランのがドラマチックだものね。

正しいのはどっちなのか？ 身を持って生きて行くしか無いんだろうからね。
芸術家なんてもんは、自己表現。

物作りなんてもんは、自分に正直にどこまで作れるか・・・確かにそれにはお客さんとの
信頼関係。どこまで信頼出来るか？ どこまで信頼される事が出来るか？

この国は、信頼と言う言葉は裏切りに変わる。　嫉妬、ねたみ・・・・

長渕さんの三羽ガラスに引用されるね。　手のひら返しに二枚舌、見掛け倒しに口車、
おぉ怖い。　正直過ぎるのも・・・ね。

ただ俺も少し必要悪って知っちゃったのね。
どう使うか？ 相手次第。　駆け引きするならめいいっぱいやろうかなぁ・・・？って
思うし、　熱意で来るなら、精一杯で受けようと思うし、いずれにせよ

己であって己で無し。　相手次第。　俺にしか出来ないからってお願いされたいし、
だからこそ、こちらこそと信頼関係を築けるものだと考えるのね。

何と無くって言われても、それじゃ死ぬ気じゃ出来ないよ。

こっちは命掛けなんだからね。　俺は日高氏から一銭も、はねる気無い。
奴もそれを判ってくれたんだろうね。　昼にご馳走してくれた。

言わず語らずって言うのはこうやるもんだ。そんなのが分らないじゃこっちから、
一緒に出来ないって断るし、かかわりたくない。

駆け引きなんぞまっぴらごめんだ。
日高氏、す－のテレチャンに始まり、さくら、かぐや、も－と明らかに一緒にやりたい
って仲間が増えてきた。　それだってまだまだ一枚岩には程遠いにせよ、

頭に立つ奴を仲間が育てる気も無いのなら、こっちも考えがある。
エ－スをねらえを100万回読んで、それが俺であるかどうか？　仲間の目で判断されたし

かぐや悪いな。　ここで使わせてもらうな。
つい最近、ぺきぺきを注文したので送ったのね。箱に隙間があるから色々入れて見た。

その中に、ズマルトってガラスのタイルを入れたのね。　花瓶に使った残りの数枚。
奴が発見したから、切ってご覧って。

そしたら巧く行かなかった・・・そしたらkatsuってやっぱり巧いんだねぇ・・・・って
言うんだ。　えっ？ って一言言ったら、す、すみません・・・って言ってた。

そうこれが今の俺の置かれている立場。　師匠とは名ばかりであだ名なのね。
先生もそう。　悪気無いのも判っているし、馬鹿にしたのでもない。しかしね、

どこの世界に教えてもらうってよろしくお願いしますって言った者が、師匠とか先生と
口にした者が言う奴いるんだ。　職人の世界だったら、切腹もんだな。

でもね、俺は何とも思わない。　いつかそうなれるようになる為の道のりなのだと思うからね。　先人も誰もが通った道だからね。

腕を上げるのが芸の道。　こんな身近な者でも錯覚するのだから、まだまだだって事。
でも面白い。それはそれで。いつか対等の腕で対等の話がしてみたいものだ。
それが俺の理想の仲間。

少なくとも、えっ？ って一言でその意味が分ったかぐやは真の仲間と言えよう。
何も言わずして分ったのだから。

本教室とは、俺の腕の切り売りなのだから・・・・

そろそろ場も暖まって来たから、お話しましょう。
良く、自分でやったら安いと言う人がいる。　それは明らかに誤解。
安いんでは無く、楽しむ。

そんなお考えをするから、お母さんはタダだと思われるのね。
心ある、腕のあるプロに頼むのが一番安く、一番安心。

1流の料理人の料理がいくら高いにせよ、お金出せばこの日本で食べられない料理は無い
1番豪華なのは、お母さんの料理。　愛情や母性ってモノに包まれた、家を出ても
その人が作るって料理は、かけがえの無い美味いとかまずいじゃなく、

例え少しくらい手が抜かれようとも、毎日なのだから・・・・

手間をタダと思わないで欲しい。　本教室は1対1の真剣。弟子と師匠の同じ道を進む為の

体験はお試しだったり、何と無くなんだから、しかも複数て゜刺しの勝負じゃない
のだから、楽しく和気藹々にと考えている。

さくら、かぐや、も－の腕の中で俺はようやく芽を出したようだ。
これがもっと多くの人に広がった時に、真の芸術家とか先生の称号が欲しいと思う。

最後に、いつもいつもこんな気持ちで作品作っています。　出来る事は最善を尽くします
しかしながら無理な事はあります。
でも、後いくらあれば・・・なんて言わないでください。
それは駆け引きです。　御自分が提示した額が御自分の予算であり、見て行く道中で

お金をお出しになろうとしても、構想に無いモノを取り付けた所で、浅はかな作品に
なるのは見栄見えです。　とって付けたものですから。

今の俺にいくらの価値があるか？ それだけで結構です。
いつかあの時買って置けば良かったとか、頼んで置けば良かったって思われるように
なりたいと思っています。

そして本当の意味でのお客さんになって頂けた時に、その作品が宝物にでもなるような
作品になる事を祈って・・・・

まずはモザイクサ－クルの話からだよねぇ・・・

朝、ラムさんから電話があって出欠の連絡があった。
9時3分前くらいに到着。　すると誰もいなくて、テ－ブルを作っていると、しばらくして

初めての方が2人来た。　この二人はラムさんの知り合いらしい。
その後にも－が来て、トマトゼリ－が来た。そして真打ちの前回暫定で付けた達川改め
アレにしてくれって言うのでアレが来た・・・・あははは　　んで6人。

作品は目地してからって事で・・・今回から、ようやくサ－クル資金で買ったタイルで
スタ－ト出来る事になった。でも、　お陰ですってんてん。

取り合えず3回続いている・・・何とかね。

その後アトリエでも－と相談していると、日高氏がやって来て、も－の作品見て、
奥行きがあっていいねぇ・・・って言ってた。
師匠としては、ご満悦。

すると、今度は電話が掛かってくる・・・・これについてはホ－ムペ－ジで見てね。
それは明日って事になった・・・・

そして更に今度は、チュ－リップのお客さんから、ブログ見ました・・・って。
電話があった。　今の時点での完成度は納得してくれているらしい。

さて・・・・どうなんだろう・・・？ みんなには・・・・・

さくら教室

そうねぇ、今日は少し心が乱れていたかも知れないなぁ。
中々進めない焦り、育児で家でモザイクが出来なかった事での苛立ち。
今年いっぱいに仕上げたかった目標に届かない・・・色々な事が重なったのかも知れない

僕はこんな事を言って見た。　焦る必要は無い。最初から無かった事なんだから・・と。

鴨川で会った事。ここから始まった。最初は作品依頼だけだった・・・それを自宅で
作ってる所が見たいと呼ばれた時に、僕が見てても飽きるだろうから、作りませんか？
って声を掛けたのが教室の始まり。

出会わなかったら、モザイクをする事は無かったろうし、諦めずずっとやるって言って
育児しながらも続いている。

時間は減っても辞めない・・・続ける・・・これこそ真の実力が付く。
責任感や、生真面目さが良く出ている。それが時に、己を傷つけるほど、追い込んで
いる事に気が付かずにね。

それをもっと白か黒の2つからの選択を3つにして、曖昧なんて言うものがあっても
それは必要悪でいいんじゃない・・・ってね。

辞めないってスタンスなら、やらなかった日数など一生分の数日分くらいな物で、
出来ないって思いイライラしないで、今までどんなに出来ていたのか？の確認だったり
今後は出来る時間を大事にしようね・・・と伝えたのね。

ゆとりは作るものだってね・・・・
まぁ心配しなくとも、さくらは自分がある人なのでこっちも待つ。

今度は自分の話はね、今日は来客多し。
料理教室の帰り・・なんてシドさんとミモザさんが来たり、材料屋さんのかんすけが来た
更にアイフルさん・・・、角嶋の親父さん。
何か賑わっていた・・・アトリエ。


次回サークルの予定
１２月１５日（金）９：００～１３：００詳しくはコチラ
from:もーさん

バラのモザイクの2日目

特に困る事も無く順調に進んでいると思う。
しいて言えば文字の部分。そもそも指輪の色自体、シルバ－とかに見えるのだが、
そんなタイルは無い。タイルの銀は、よもすれば、黒っぽく見える。

リアル感を重視すれば、それでも良いんだろうが、ここで疑問が生じる。
　
例えば昔も言った事があるだろうけれど、世界遺産の修繕屋の例。
依頼した者が集めた中におおざっぱに分けると、2通りの考えがあるはずである。

1つは、頼んだ日の前日のように直す考えと、新品の時のように直すやり方。
どちらも良い物をと考えているのに、意見が違う。

白い巨塔の財前先生と里見先生の考え。　前者は良質の治療は最先端の医療を目指す
為には、頂点に立つ。　その為にはプロセスは選ばない。　後者は今の現状で、
やれる事をやる。　いずれにせよ、患者の為にね。

さてこの例を今の俺に当てはめれば、リアルを追求するなら、多少黒く見えても、銀を
多様するべきである。　しかしながら、綺麗・・・何と無くなんて場合、それを追求する
事が正しいとは限らない。

みんなにはどう映るのであろう。明らかにパ－ルを多用し、白っぽくなっているはずだ。
綺麗・・・と言う事を重視するなら、銀では無くパ－ルだと思ったんだけれど・・・

しかしながら、白か黒か？　丁か半か？ こう言った極端過ぎる考えは、万人受けしない
恐らく、昔むかしから、日本人の記憶に残っているものからなのであろう。

例えば戦国時代の男のように、決めた事を遂行しないと、死んでしまうような生き方の
場合、こう言った状況下では丁か半かは決めやすかったであろう。

そして残された女は、それによって未亡人になる。生きる為、子孫を残す為なら
なんでもする。この状況下では、生き方にこだわるより生きる事を重視せざる負えない。

もう少し時代を新しく例えるなら、女の生き様・・・・
子供から大人になると生理が来て、体形が変わり、更に結婚をし、姓が変わる。
更に子供を生み、最近ならその上働くなんて、次々に起こった事に対応して行かなくては
ならない。　明らかに男はほとんどと言っていいくらい無能だ。

つまり、男としての生き様とは腕のみ。　勿論大好きな福山君のように持って生まれた
美形であればそれも力の一つではあると思うがね。

そしてこれを踏まえて考えてると、2択より、曖昧って例外が万人受けするものと考える

いつも本教室ではこう言う。王道を決めろと。　これで1つの考えの芯が出来た。
それによって2つ目は簡単に出てくる。

それは老婆心。　正反対の事を指す。　正論と異論。合い交わる事が無い。
一番クリエ－タ－として必要不可欠なのは、3番目の、例外探しだ。
類を見ない物を探す事。　今回のそれは、グレ－のタイルを使う事だと思った。

あまり考えられない色合いだとは思うものの、良く指輪を見て欲しい。
銀だけに見える事など無いはずだ。

物の考え方だけは、しっかりしているのだから、これをいかに巧く遂行するかのみ。
それに掛かっている。　巧くいっているならばいい出来に見えるはずなのだが・・・

皆にはどう見えるのだろう・・・・？
　

バラのモザイク。 張り出し初日の巻き

張り出し初日は多少緊張感はある。いつもいつも・・・・
この間のはるみちゃん風味のような場合みたいに、お任せってな時はね思い切って
真面目にふざけられる。 こんな時は、面白いだけでいい。

しかしながら、リピ-タ-のお客さんの場合、一見楽なように思えると思うのね。
確かに、情報としては持っている。これは有利。

色にしたって形にしたって、大体の好みの想像は付く。
でもそれではあぁ良かった・・・しか得る事は出来ない。

多種多彩なアイデアが無いと、飽きられる可能性って言うのが高くなる。
これはどの職業にも言えると思う。

ずっと同じで行く・・・そんなのは、人間国宝にでもなるつもりでやって行かないと、結果なんぞは出やしない。

歌舞伎ですら、危機感を感じた者達がス-パ-歌舞伎のように、斬新な物に変わったりする時代なのだから。

この1年間の作品は、極端に言えばさくらの依頼品だけが昔ながらの手法と個性的
な作品と言えよう。あっそうそうトマトなんかもその中かな?

ではそれ以外。 明らかに作風が変わったように見える事だろう・・・
切り方の精度を上げて、デザインを女の人受けするようにした・・・
それによってタイルを張るって行為だけは時間が読めるようになった。

しかしながら、そうなると問題は、下地作りとデザイン。
これが花を題材が多かったのが新境地開拓になったと思う。

生き物の場合、得意な事もあって、その物ズバリとデフォルメすれば何とかなった
しかしながら、花の場合どこまで行っても綺麗・・・・それしかない。

花が生きているみたい・・・みたいなしかもそれに喜怒哀楽なんぞ入れ込もう
なんてすれば、それはもう地獄。

そこで逆も真なり。じゃああえてそうせずに、ワッペンを作るような感覚。
思い入れみたいなものをあえて入れずに、ひたすら規定演技に徹する。
バラに見えますように・・・とそれだけに集中する・・・

これで張るって行為にメドが立った。さてでは、デッサン。
出っ張らせてみたり、彫ったり、立体造形にしたり、色々やった。
それの大きな転機になったのは、糸鋸を貰った事だ。

彫る機械。 トリマ-はメドがたったし、かなり精度も上がって来た。
夏のプレ-ト作りは無駄じゃなかった。 相当細かいのも今回で結果は出た。

立体についても、以前より格段に上達したと思われる・・・しかしだ・・・

切るについては、ジグソ-って言う大工さんの機械しか持っていなかったので、
細かい下地は作れなかった。 だから大まかなラインの物が多かった・・・

しかし、夏のプレ-ト作りの前に、糸鋸を貰ってからは明らかに変わった。
フイギュアのやっていたのを盗んだ事が大きかった。

そしてその小さなラインを張る事が乗っかってくれば、当然ながら、ミュシャ
だっけ・・あんなラインもこなす事が可能になるしね。

それと建材市場の玄関が上げられる。 今まではこれでもかぁって切って来た。
意地張ってね。 違いを判ってもらいたくてね・・・

でもへぇ・・これでもいいのか? これは馬鹿にしたんじゃないのね。
こちらとしては、手ごたえが少なかったのに、良く見えるのかぁってね。

それからの作品には、時々取り付けただけの部分を入れる事で、目地幅が極端に
狭いやり方をわざと、広く取ったりする事で、雰囲気を変えるなんて手法も
取り入れた。

それによって人によっては、窮屈に見えた作品にメリハリがついてゆとりって
言うのかなぁ?　まっそんな感じに見えたんだろうね・・・

さてこんな事を踏まえた時に今日の進み具合がどぅ見えるか?
バラは意外とかぐやが上手く作っていたし、こりゃまともに行って比べられるより

ちょっと変えて見た。 みんなにどう映るかだなぁ?

それともう一つ。 生徒さんから質問される前に。
どうしてあっちこっち張っているのかな? これ良く聞かれるのね。

これ非常に簡単。 囲碁に例えりゃね。俺はやらないけれど、見ればシステムは
一緒。

将棋と違って取った物が使えない。 ひたすら囲んで相手のを取る。
まっオセロと違ってひっくり返ったりはしないけれどね。

もしバラだけ完成するような作り方をしたなら、大抵は暫定って作り方だね。
つまり、この次は、これ出来た様子で・・・なんてね。

この場合、余程回りの戦況を理解出来ないと、自分で使った色でどんどん使える
色を無くして行く。 色を重ならないようにする為に、あぁこれしかないのかぁ
なんてね。

では、今日みたいな作り方。 もうバラは手を付けなくても、ほとんどやらなくても、完成が見えている。何もそこに執着する事は無い。

むしろそのバラを持ってして、ここの色は、こっちは、全体では?と雰囲気を
つかんで色を決める。

よくある、囲碁の責め方の一つなんだろうな。 肉を切らせて骨をたつみたいな。
ただこのやり方は、メインキャラの精度の良し悪しでかなり変わってくる。

自信が無いと、最初に切ったのがメインだから、段々と上手くなって行ったり、
段々とまっいいかが多くなったりするような、ムラや根気が続かない人には
どうかなぁ?　でもここでも逆も真なり。

つまり同じ事の繰り返しをしていると、飽きてくる・・・なんて人にはね目先が
変わっていいのかも知れない。 まっそれぞれ自分のスタイルを見付ける事なのね

俺は、その自分探しをしながら、腕を上げたい訳でね。
どこからでも参加出来るような力が欲しいから。

仲間と一緒にやりたいってのが趣旨なのに、人の世話をやけないようじゃね、
指導者としては2流だしね。

人の面倒みながら、己の仕事着々と進められるようじゃないと、全くやってて
意味が無い。 状況判断。 各所に散らばって、作業するような場合、

今のようなあっちこっちを全体を通して見れる目と、まとまりとか、バランスを
この大きさ程度の視野で四苦八苦しているようじゃ、公園なんて大きさには
対応出来ないからね。

碁盤の大きさ程度の内容は、ピタリと当てたいもんだ・・・
んで更にそれを踏まえて予定では、後5日間くらい。

側面を2日間x２の4日間。 んで大体2週間を目標・・・いい滑り出しだとは思うんだけど・・・・



次回サークルの予定
１２月１５日（金）９：００～１５：００詳しくはコチラ
from:もーさん