katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

杏さんとリピーターさん教室

2024-05-20 07:22:06 | モザイクタイル教室
今日は朝一番は杏さん教室から。ちょっと間が空いて久しぶりなのね。そんな中、良く思い付いた事を余白に書き込んで置いたりするのね。ちょっとしたメモみたいにね。それはその時に、そう

思った・・・って感じに書き込んでいると、しばらく振りに・・・なんて時に役立ったりするからなのね。すると、バックにリップル・・・と書いてあって・・・。二人で見て、これはねぇ〜

変更しませんか?って言うと、はいって。まぁ簡単に言うと、恐らくその当時に、犬には時間を掛けてもバックは・・・って事で、時間短縮みたいな感覚で暫定として決めていたんだろうね。

所がもうこの作品は、単なるウチの犬では無くて、杏さんの代表作になる予定だから、本人も判って来たんだと思うのね。ここが1つのポイントで、この1つ前の作品は何だったっけ?・・・これ。

この質問に、今の作品が見劣りするかしないか?みたいな話で、杏さんの場合、その前の作品よりもこの作品の方が明らかに上回る。こんな場合が、自分の中の大作って事になるのね。

その時に大作をやる意識として、やる気があるから取り組んだものの、果てしなさに気が付くと、ちょっとビビったりする気持ちがあれば、バックだから凝らなくても・・・みたいな気持ちが、

出てしまったりもするのね。だから、そんな気持ちを振り返る為にも、こうした書き込みは今の自分と比較出来る訳で・・・。つまりリップルは無いね・・・って話を共有出来たって事は、

あの時の気持ちを上回っている、もっと良いものにしたい・・・って意思が感じられるのね。そう言う意識の変化は、早く終わらせる方向にはならないから、じっくり取り組む事になる。

ただそれは大変な事ではあるけれど、これが自分の一番凄い作品になるのだから・・・って、意識を持てば、後は時間が解決して行くものだと思うのね。そんな後は、手違いがあったようで、

夜からのリピーターさんまで空いたのね。そんな訳で、急きょ椅子の下地。

大家さんが車庫使いなよ・・・って事で、サンダー掛けをしたんだけれど、角材にしたものを合体した時に、いきなり繋げてしまうと、奥の方が滑らかに出来なくなるから、繋げては削って・・・

の繰り返しなのね。そんな中、安全に座れるようにしたものを、もっと攻めたくなり、出っ張らせたのね。そんなこんなのリピーターさん教室。

残っていた部分をやるだけ・・・って感じだったから、すぐにでも先日作ったヤモリ下地に入るのかな?と思っていたら、かなりこだわってやっていたのね。何しろまだ2回目だから、どんな

スタイルなのか?まだ判らないながらも、普通目の前に新作の下地があれば、体験の作品なんて簡単に終わらせてしまいたい・・・なんて事は多々ありそうなのに、やっと張り終わる・・・。

まぁ見ていて困っている部分が、想像付いたんで、振り返りとして、今どんな感じか?って話をしたのね。本人も言うように、良く子供達の使うセリフに、レインボーカラーなんてのがあって、

恐らくそうしたいんだろうね。その時に黄色っぽい方から始めたのね。そして最初は頭の出っ張りから始めたんだけれど、この出っ張りを2パーツにする人いるかな?って言うと、恐らく普通は

1パーツで入れたくなると思うのね。だからやっぱりそうなっている。その後に良く見ると、四角いパーツが続くんだけど、台形のような、でもこっち向いたりあっち向いたりもしているのね。

その後の列から三角が多用されていて・・・じゃそのまま三角で色だけ守ってフィニッシュって言うのなら、簡単に終わったと思うのね。ただ本人の中に左右対称とかグラデーションとか、

いわゆる美術用語の知識を意識したんだろうね。あぁしたい、こうしたい・・・ってね。問題はここにあるのね。そもそも体験用下地って言うのは、初めての人が誰でも出来るようなものなのね。

つまりそんなに時間が掛からなくても出来る・・・ここ。そんなに・・・つまり逆を返せば、上手い人ならここに時間の限りいくらでも・・・って作り方もあるのね。例えば全て細かい花にする。

こうなれば、時間は掛かる。ただ切る事に困らないから、時間が解決するし、時間を調整するのなら、頭の広い部分に大きな花を入れるとか、工夫して時間内に収める形も取れたりする。

こんな事が構想として、時間内に、予算内で・・・こんな事がある程度計算出来たりする事が経験値だったりもするのね。まぁそれは先生サイドとしてのね。所がまだ2回目の方なのね。

これが絵なら色を混ぜられるから、帳尻を合わせる事が、得意だと思われるんだけれど、モザイクは混ぜられないから、必ずある程度の大きさの単色のタイルのスペースが取られるのね。

つまりレインボーって事なら最低7色のスペースが欲しいのに、そこにグラデーションなんて事を上乗せすれば、この下地を7等分に分け、その1つ分の中に例えば黄色なら、そこに何色混ぜるか?

ってな事になれば、かなり複雑になって来るのね。しかも頭の中で区切っていたから、前回やった所がもし、1つ分の区画をはみ出していたとしたら?そもそもこの下地を普通に7等分したパーツを

初めてなのに出来るのか?・・・そこに更に左右対称・・・こんな事を付け加えていたとしたら、最後の紺のゾーンは、三角では無くて四角い黄色ゾーンみたいにしたいのでは無いか?となる。

じゃこれを黄色側から1、2、3・・・と順番にやったとして、もし1じゃ無くて、コンマ3オーバーとか、次はコンマ2オーバーってやったら、紺ゾーンの四角が出来なくなるのね。

だから1、2、3・・・では無くて、7の紺から始めて、四角ゾーンを確保して、6、5、4って下がって合流したくなるのね。所が性格として、1、2、3・・・ってやりたい意識があったとしたら?

えっと・・・ってなるでしょ?ん・・・そうだなぁ、コース料理を食べているのに、最後がコーヒーで終わりたいのに、順番を変えて途中にコーヒーな気分の違和感みたいな気分になるかもね。

要するに順番ってのが、自分の中にあったりするとね・・・それと体験であっても全力な姿勢、それと、目の前の下地に惑わされない・・・若いのにそこがブレないのかぁ・・・とか、一貫して

頑固だねーとか、色んな取り方はあるけれど、しっかりした考えを持っている人だなぁって事は伺えるのね。やったら納得するまでやる・・・そんな姿勢ね。ただね、まだ2回だから、何とも

言えないけれど、最初は楽しんで欲しい気もするし、こんな事がしたかった・・・って言う姿勢も判った上で、無理はしないように・・・最初から100点みたいな感覚にならずに、始めたばかり。

上々じゃん。良いじゃん・・・くらいの65点くらいでスタート切ったってね。だから次は70点・・・って感じに。それをいきなり高得点って事になると、労力やお金を使って、結果に満足が

行かないと、へこたれちゃう恐れもある。そこはもっと気楽に。そんな事よりも、まず1年続けられる事。ある一定の習慣付けを出来るようにする事。これが出来れば、1年間定期的に通った事に

なり、来るって事が当たり前になるのね。来れば、折角来たんだから・・・になるけれど、じゃ自宅でやれるか?となると、その折角って気分が無いと、強制力が働かなかったり、質で言うなら、

落としたくないから出来ない・・・なんて事もあったりする。それをそれならパーツを切って来て・・・って、言うような事が出来ると、急激に速度は早くなる。アトリエの反復をするから。

いわゆる復習ね。そうなると月に1回が、自宅でも切るから、切る回数は2倍、3倍と膨らむ。つまりバッティングのみをする野球選手みたいな感じになる。それは切るだけだから。

張るのは仕上げとなると、不安も付きまとうから・・・ただ、切る事は非常に慣れて上手くなる。そのパーツをアトリエで張る・・・今度は張る特訓になるのね。パーツはいっぱいあるからね。

しかもアトリエは俺がいるから、安心して進む。失敗が少なくて済むのね。これを繰り返すと、自分でもこの位なら張れる・・・って自信が付いたり、自信は無いまでも、やってみようかな・・・

となると、多少やらかすかも知れないけれど、大きく点を下げなければ、勇気1つで進行速度を上げる事が出来るのね。これが労作展のスタイル。いずれにしても、まだ2回では、この方の方向性は見えず・・・こっちも慎重になる。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何しろあれこれ下地・・・ | トップ | デイ・サービス10名 »
最新の画像もっと見る