katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどり教室とモンゴル平和の和魂継承芸術展の報告

2018-06-08 23:17:46 | モザイク教室

今日はみどり教室だったんだけれど、実は例のモンゴルの額装の話・・・M・Y・Yコミニュケーションの社長さんと社員さんがいらして結果報告。



他の画像も頂いたんで、おいおいかぐやにアップして貰うつもりだが、いずれにせよ良い結果だったとの事。外務省の方だったりテレビ局が入ったり、それはそれは盛況だったらしい・・・何しろ、無事終わったのなら、それが何よりなのね。それで、これから俺の手から離れて一人歩きを始める訳で。

同じモンゴルであっても、以前は大学の校舎の中。それではその学生さんのみになる。しかしながら今回はモンゴル国立美術館なので、一般公開される訳で・・・一体どんな国のどんな人が見てくれるのだろうか?・・・恐らく館内の撮影も大丈夫だろうから、興味をそそれば画像にも納められるかも・・・

そこからはもう作ったのは俺、嫌俺達としよう。それでも評価だったり、撮った人の扱いはもはや俺の領域では無く、後はどうなるか?は別モノだからね。・・・ただ、会社との関係では、結果として成功なんだから、成功って事で良いだろう・・・そんな訳でひとまずホッとしたのね。

こんな時は、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ・・・ホッとした分、良かった・・・何よりって気分になれる。それは即効性の喜びで、これから何を奴は起こしてくれるんだろうか?って期待と不安は、おいおいの話でね・・・はてさてなのね。って事で、みどり教室。

ここはね、切るだの張るだのって話じゃなくて、情緒の話だから、くじらと一緒で・・・そんな中、段々と終わりが近づいて来ている事もあって、バックのアイアンの空洞の部分の話をしようとして来たのね・・・それが以前はこうしようとしたんだけれど・・・変えようと思う・・・って。

そこで変えるに当たって・・・って心得的なお小言から。まずね、心変わり・・・ってのは、勿論大作のように長い時間の中では、当然有り得る。しかしそれが、趣旨が大きく変わってしまっては、心変わりなんて甘く無く、それは変更みたいな感じになり、船なら大きくかじを回して航路を変えたみたい。

そんな感じに思えてしまうのね。そこで具体的にね、この作品は一体どんな感じのものだったのか?を確認させたのね。すると、女の人は結婚を決めたお姉ちゃんで、黒い扉は私・・・つまり老婆心って。そうね、確かにそうだった。ただね、心変わり・・・ここね。

そこで何も聞かずに俺が話始めたのね。そもそもは確かにそうだった・・・そして、その間のみどりの心の葛藤は、そもそも結婚が決まり、家を出て行くまでの時間は、ヤマトが地球を救うまで後何日・・・そんなカウントダウンの時間だった。それと同時に身内の死を経験し、その間の時間は長いような、

短いような、何とも言えない時間を過ごしただろう・・・そんな中の制作は、辛いものもあったろうし、逆に夢中に作ってその時間だけは忘れられる、そんな貴重な時間だったりもしたろう。そんな葛藤の中で、今ようやく落ち着く時間帯になりつつあると、心も穏やかになり、娘が行ってしまう・・・って

時間が、今はおめでとう・・・と言える割合が以前よりも多くなった事だろう。当然そうなると、全体に明るくしようとして見たり、幸せ色みたいな方向に走ろうとするだろうし、いずれにせよ、以前よりも華やかにしようとするのが目に見えていたりするのね・・・・。

ただ、ただなのね。もし、そんな経験を踏まえて、心変わりをするのなら・・・そんなちんけな事じゃなくて、もっと大きく変化をさせるべきなんじゃないのかな?・・・って話なのね。大体、一体何を経験したのだろうか?このわずかな時間で・・・・その時の感情はいかに?なのね。

そこで思うのは、もし仮にお姉ちゃんもかるびも2人の娘を甲乙付けずに同じ愛情を注いだのなら、同じ送り出しをするんじゃないのかな?違うかな?つまり、この絵はお姉ちゃんであり、これからのかるびであり、そして以前の私だったり、これからの私の生き方を問うものに見えたのなら?

スケールの大きな作品にならないかな?大体、三つ子の魂百まで・・・なんでしょ?そもそもが、思想だの習慣だのって、みんなみどりが教えたんでしょ?そしてそのみどりはお母さんに習ったんでしょ?歴史は繰り返す・・・なんて言うじゃない?つまり、見る人が変われば、そう見えて尚且つ、

出来れば、その人達、つまり見た人全てに自分を当てはめられるように見えたのなら・・・増々スケールが大きくなるよね?どうせ心変わりするのなら、目先のちょっとした心変わりじゃなくて、一皮も二皮も剥けて、もっと昇華しても良いんじゃないのかな?って話。

そもそも作り出した頃よりも色んな経験値を増したのなら、その時よりも成長した考え方になった・・・そんな話なんでしょ?そして、そもそも俺程度の考え方に簡単に送り出す母が言われっ放しになるなっ・・・・って話なのね。簡単に負けるな・・・って話なのね。

育てて来た、送り出す、そんな重みを知っている母が、単なる独り身のおっさんに、簡単に負けるな、安いものを作るな・・・そう考えるのね。
そもそも構想なんて、どちらが良い悪いなんて無い・・・と思いがちだが、それは嘘なのね。簡単に誰にでも安い方は判る訳で・・・。

それに気が付くからこそ、成長があって、何が良いのか?悪いのか?はっきりするものなのね・・・そして是正とは?認める事から始まるし、けれど・・だって・・・なんて言っているようでは、本当の是正は出来ないし、悔しいと思わなければ、直さないし、正さないものなのね。

それが証拠にみどりにも、そっちの方が良く思えたらしく・・・・自分の考えたものを話すまでも無い・・・と思ったみたいで。なら、そう見えるようにするには?・・・なのね。頑張れぇぇぇ。何しろここまでの大作。そう簡単なはずが無く、最後まで気を抜かず、そしてこれからも出来るだけ・・

もうやり尽した・・・そう言う気分になったのなら、後悔は少なくて済む。それでも必ずいつでも、あぁすればとか、こうすれば良かったのかな?と思うはずなのね・・・しかしながら、そこでその時、その時をきちんと向き合っていたのなら、あれで仕方無かった・・・とすんなり思えるはず。

そもそもが常に自分が成長しているのなら、常に見劣りするのは仕方無い。しかしながら、そんな事が出来るようになったのなら、いつしかボクサーの減量みたいになって来る。常に当たり前のようにね・・・それはダイエットでは無いのね。減量って言うのはね。

勿論、ダイエットって言葉も、モデルさんの・・・となると、ボクサーと何ら変わらないと思うけれどね。いずれにせよ、そこまで行ったとしても、それをするには、常に目的意識が高く無いと、単なるダイエットでは、まっ良いか・・・となりがちだし、そう言う点では、ここまでの作品・・・・

単なるお母さんくくりなら、もはやプロ並み・・・お母さんなのに上手い・・・そんなそんな表現が似合うだろうが、もしもっと・・・となるのなら、それはもうプロになるしかない。そこには責任が生まれるし、その線引きって何?となった時、お金を取ったか?取らないか?なんて表現なら、

少し甘い気がするのね。そうでは無くて、そこに思いの丈がいかにあって、それが見た人に何か伝わるか?・・・そんな事なのに、音がずれていなかった、見事に楽譜通りだった・・・みたいなものでは無く、オリジナルとは?その人ならではの考え方だったり、経験だったり、私はこう思う・・・を、

作る訳で。それには自分磨きは欠かせないもので・・・ここまでの腕を持ったのなら、この腕を生かすも殺すも心持ち次第だし、例えば単純な話で、簡単に判るように説明すれば、みどりを彫って置いたとしたら、この腕を持ってして、本人とお姉ちゃんのみを作ったろうね・・・。

しかしながら、ここまでの腕で、ここまでの仕上がり・・・これは中々見どころがある。そうなると、先人としてね、弟子として、何歩も先を歩かないと・・・そうなると、せめて相席をしている棟梁に、同じような境遇の人に、共感されたり、導いたりする気持ちにさせたり、ヒントになるような

そんな仕上がりになるべきなんじゃないのかな?・・・・きちんと上の位置を守るのならね。追い掛けて来る人はヒタヒタと来るのだからね。しかも相席で見せるのなら、上は下に色んな事を教えてしまうのだから、どんどんやって来るのね。そこでいかに違いを見せるか?となった時に、腕ばかりでは

限界があるのね。最後は情緒・・・いかに見る者の気持ちを揺らせるか?しかも感動させる為みたいな作りものは所詮フェイク。いかに何事にも敏感に察知出来るか?だと思うのね。そう言う点では、くじらの相席を見た2人なら、いかに敏感に生きているか?見たと思うのね。

本来はあれをみどりは持てると良いと思うし、逆にくじらはそれでモザイクをすると・・・勿論お互いに無いものねだりみたいな話だけれどね。
いずれにせよ、そんな事を意識すれば、この作品・・・まだまだやる事はあるし、逆に考えなければすんなり終わる。

勿論、すんなり終わる気持ちが無いのが判る以上、それなら・・・って話であって、それなら、チョコチョコ変えずに、この位大きくかじを切れって感じの話。ただ目的地は変えずにね・・・そうすれば、最低限、完成した時に、棟梁くらいは泣いて貰える作品にはなる。

それをもっともっと・・・・ってやれば、もっと考えないとならないし、やり過ぎは禁物だし、人には出来ない制作って言うのは簡単なものでは無いって事なのね・・・・ただ、そっちへ向かっているのは間違いない。

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