katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室とDucatiのバック

2020-06-25 07:54:31 | モザイク作家

今日は午後からリピータ―さん教室。それまではDucatiのバック。さてそれでは・・・とまず決定事項としては、川のような道のような流れの線を描き込んであるので、これはリップルで・・・と決めていたのね。ちなみに力士で使ったタイル。

では何色か?となると、川に見せたいのなら水色とか、雲に見せたいのなら白とか、見せたいと思うものに寄せるのなら、道に見せたいと思うと何色か?と言う事になる。ここでついつい何色か?と思う時に、自分の好きな色を選んでしまったりする

のね。けれど、もし道に見せたいのに水色を選んだりしたら?果たして見えるのか?となると、好きな色を選ぶのでは無く、見せたいものに寄せる方が得策だと思うのね。これがまず基本になると思うのね。それを欲張って道にも川にもなんて事を

思って、更に自分の好きな色を選んで見ても、中々そう言う風には見えないと思うのね。その時に一瞬、何にでも合う白なんて言う事もよぎったんだけれど、バイクの中にも白を使っていて、あくまでバイクを引き立たせる事を踏まえると、

やはり白では無いな・・・になって。そこで自宅にあった和風柄の本で確認をすると、しっくりするように見えるものが何点かあって、共通する所は何か?となった時、あぁ俺はこうしたいのか・・・と方向性の確認を終えたんで、

いよいよ張り出しとなって、そんなこんなのリピータ―さん教室。今日から新作に取り掛かる事になっていて、拡大コピーもして置いたし、下地も切ってあるし準備はOK。そんな訳で新作がこれなのね。フェルメールの真珠の耳飾りの少女。

流石に俺でも知っている名画。これを作るに当たって、どの位の大きさなら作れるだろうか?と考えた末、結論から言えば、50x60cmの大きさで下地を切ったのね。恐らくこれ以下では難しいだろう・・・とね。

何しろ初めての大作で、前回の話の中で、折角習っているんだから私も時間を掛けて作って見たい・・・となり、労作展の子供達の話をしたのね。例え初心者であっても、例えば200時間近く掛けたら、みんなあんなに凄い結果になる。

けれど通常大人の人は仕事を持っていたりして、仮に月に1回で進めたとする。つまり200÷3時間=66日くらいになる。となると、66日を1年12回で割ると・・・5年ちょい掛かるって事になる。まぁ果てしない日数になるのね。

ただ5年と言うと果てしないけれど、200時間って1日5時間で40日って事であって、夏期講習ってこんな話なのね。だから短期間に徹底的にやるから、忘れる事は無いし、どんどんと上手くなるし結果も出たりする。ただ決定的な事は強制力。

宿題だから・・・なのね。大人にはそれが無いのね。だから一番の失敗は、何と無く作ろうとして、思っていたよりも時間が掛かると気が付いたり、他の楽しみを見つけたりすれば、そっちの時間の方に行ってしまう事なのね。

それは何と無く始めたから、何と無く辞められる・・・そんな簡単な理由。でも、これがどうしても欲しいモノなら、どうしても・・・だから、そう簡単には諦められなくなる訳で。しかしながら、マラソンよりも道のりは長くなる。

何せ単純に5年なのだから・・・。でも常連の人達は、それがいつか終わる・・・って事にして、時より楽しみだけの楽な作品作りを挟んだりして、わざわざもっと時間が延びちゃう事をしたりして、進めたりしているのね。

それは根を詰めるには強制力が無いと難しいし、今までに無かった時間を無理矢理作ると、他に使っていた時間を割かないとならず、急激に生活を変えようとするとしわ寄せが出来たりする。それを労作展の子供達にはお母さんって言う、

身の回りの世話をしてくれる人がいるから、それだけに集中出来るが、大人は片付けも食事もみんな自分でやらないとならないから、その時間を捻出するのは相当難しいもので・・・。何しろ気長にやる気持ちの方が続けられると思うのね。

そんな心持ちじゃないと、大作って言うのは難しいのね。そんなこんなで、下地に写して2枚切って終わったのね。勿論、注文するタイルの色決めなんかをしたけれどね。それと1つだけいつもの話で、ぺきぺきを切った時に、あっ切りやすい。

って言っている内は、上手くない証拠で、えっ?とか、あっ・・・とか言うようになったら、上手くなった証拠。それはやって行く内に判るから・・・って話。それは自分に有利だと思えたから、切りやすいって表現になったのね。

それと1cmタイルと比べたから。ここんとこ1cmタイルを使っていたから、急に柔らかく感じての表現なんだけれど、でもね、じゃ文章として、あっ切りやすいからやりづらい・・・って続くと思うかな?普通は切りやすいからやりやすい。

でしょ?つまり若干安心とも思える。なら、その安心のままで、やればやるほど上手くなるのだから、困る事は少ないはずなんだけれど、そうでは無いのね。いつか必ず続けていると、あっ・・・とか、えっ?って言い始める。

それがこだわり。まず、えっ?これってどんな時の言葉か?となると、思わぬ出来事だったりする。まさかみたいな感じの時だったりして・・・つまり予定調和が崩れた感じがするのね。出来ると思ったら・・・とか、後少しとか、なのに・・

みたいなね。あっ・・・なんて言うのも、かなり近い。完全に失敗した時の言葉なのね。じゃどうしてこんな言葉を言う事になったのか?それがこだわり。ここをもっと丸くしようとか、鋭利だよな・・・もっととか。それがある時、突然に

そんな気分になったりするのね。最初は切りやすいぃぃで始まったのにね。それが心構えや心持ちが変わった瞬間であって、気持ちが変われば行動が変わるもので、実は最初に簡単と思ってしまったから、切りやすいって表現になったのね。

それがあるきっかけで、こだわりを持つようになった瞬間、難しい・・・なんて言葉をやればやるほど使う事になるのね。それは良い事悪い事は背中合わせだからなのね。最初に柔らかく感じた事が、自分に取って有利だったと感じた。

だから、切りやすかった。でもこだわりを持った瞬間、あの時良かった事が一転、もろいに変わった。もろくてやりやすい・・・って聞いた事無いでしょ?つまりこだわりを持って、後少し直そうとした時、柔らかいからもろく崩れたのね。

つまりその後少しの行為・・・そのこだわりの事を繊細って言うのね。ザックリやって繊細とは言わないでしょ?ねっ。だから何も見なくても、その言葉が持つ意味で、今どんな状況か?はある程度、判ったりするものなのね。

ただ思い込みも厳禁で、百聞は一見に如かずって言うのだから、最後は眼で確認するけれどね。まぁ五感って言うのも順位があるからね・・・いくらテレビで見ていても味は判らないし、テレビで見てもクジラの大きさは体感出来ない。

ただ知識としてとか、一応参考の為とかにはなるけれど・・・。こうしてまた1人大作制作に入ったのね。そんな後はまたDucatiに戻ってバック・・・

段々細くなるって感じなんで、かなり切る事になり、何だかんだ気が付くと12時近くなり慌てて帰宅。


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