katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

オードリーとご新規さんの相席教室

2018-10-07 03:42:24 | モザイク教室
今日はオードリーとご新規さんの相席教室。それが今回のご新規さんは地方でモザイクを習っていたらしく、いつもの体験とは状況が違うのね。何しろ一体どの位出来るのか?って事で、余りに復習感が強くなると知っている・・・って気持ちが強くなるだろうし、逆に過大評価してしまうと、今度は無理難題のような事をさせる事になってしまうし・・・いつもの出来て良かったね・・・って終わり方では次には続かないだろうし・・・。

そんな中、問い合わせにもっと向上したい・・・って話だったので、余計に意識していたのね。さてそんな訳で、出来れば過去の作品を画像で良いから確認したいし、仮にもし今、同じ作品を作ったとして、何をどう是正したら向上したように見えるか?の検証もしたいのね。

その時に大抵はデザイン重視になっていて、感じとしては塗り絵のような感覚の仕上がりになるのね。つまりデザインとして下絵の段階で色鉛筆か何かで塗って絵として成立させたとすると、この仕上がり感に満足出来る完成度なのね。つまりその塗った感覚でタイルを切れば良いだけになる。

って事は、便利なのは割るってスタイル。何しろ適当に割ったクラッシュのみで輪郭通りに当てはめれば、塗り絵のような感じに埋めていくだけになる。それは言葉通りに、・・・だけ。ただ普通にそう言う仕上がりのモザイクは何処にでもあって、何処も悪くは無いのね。

でももしそれよりも上手く見えるモザイクにしたい・・・となると、普通じゃ無いって話なんで、そうなると文字で言えば、繊細さだと思うのね。簡単に言えば、普通にモザイクの仕上がりよりも絵画として絵にした方が、より繊細に見えてしまうのね。つまり見劣りするって事なのね。

そこをいかに見劣りしないように見せるか?が課題なのね。そもそも絵の上手い人は、下絵としての鉛筆や木炭などでデッサンした時に、もうその時点で色を付けずに本物のように見えたりする。つまり色に頼らずに見事な仕上がりになる。ここで色に頼らないとなると形である事は立証される。

更に言えば道具としての鉛筆や木炭を斜めにしたり、強弱を付けたり、それらを使って、角度や長さを測ったりして・・・更に消しゴムやパン、練り消しなどで消す技術なんて言うものを屈指して巧みに仕上げるのね。じゃモザイクは?って聞かれたら、何て答える?恐らく下絵に沿って入れるだけ・・・

これでは比較にならなくて当然なのね。そこでいかに繊細に見せるか?となると、読んで字のごとく、繊維の繊に細かいを更に足すのだから、どれだけ比喩として人間業とは思えない程・・・・とか、これタイルを切ってるの?って言われる位じゃないと、絵画の域には届かないと思うのね。

ただ最初は確かにその通りでそこに届くように、いかに髪の毛のような細さを意識したり、それをなびくように見せられるか?のように、まず細かさ、細さを意識してきちんと同じように切れるか?となり、そこに段々と・・・細く、太くと急激にでは無く、大きさを滑らかに変えていく。

これは最初は真っ直ぐって感じで、段々と変化させるから、変化球を覚えて、それを綺麗にコースに投げ分けるみたいに、人のやる事って言うのは、何でも通ずるものだったりするのね。そこに更に巧みに・・・となれば、配球となり、いかに相手の裏をかくか?みたいな話になると、まるで何々のように。

みたいに比喩を使ったりするのね。まるで直球のように・・・って変化球は裏をかけるし、まるで生きているかのような絵とか、写真見たい・・・とか、そんな事がテクニックだったりするんだけれど、ここまでなら匠なんだろうね。更にその匠やら、巧みと言った技術を超越すると、術使いになる

それが、美術芸術と言った分野になるんだろうね。まっ、ここでは自分も目指している段階なんで、ですやら、・・・だって言い切らず、と思うやら、だろうね・・・と使った方が良いかな・・・と謙虚な姿勢で臨んで置くが、恐らくそうだろう。

そしてこんな事を前提に、相席のオードリーの作品を見て、どう感じるか?となった時、こんな事が出来るようになるのかぁ・・・と感じたら、こんなの作りたい・・・と思えば、その大変さを味わう事になるし、人は好みがあるから、ここにはかぐやもキウイもさくらの作品があるから、その中に

好みがあれば、目標として、こんなの作りたい・・・みたいな事になれば、その人が通って来たような悩みを同じように味わう事になるが、見るのとやるのでは、その差は大きく違っていて、やればやる程に大変さが判ったりして、よりその内容を理解出来たりするもので。

そう言う点では、アトリエの中の作品の面々は個性的でモザイク好きには楽しいものになるだろうし、ちょっと他では見られないものでもあったりして、しかも全員アマチュアである事・・・そして全員が女の人だったりして・・・自分も出来るかな?と思わせる匂いすらあるのね。

まっ、ただのアマチュアでは無いけれどね・・・どの人も。そんな中、色々と説明した後に、ハロウィン下地を選択されてスタートになったが、形を意識して・・・輪郭をきちんと守って・・・脇を締めて、ニッパーの握り方、手首の角度・・・って恐らく聞いた事無い事だらけだと思うんだけど。

ただ、何しろ向上心があると言って、ぺきぺきを選んで、最初からやるつもりで・・・と言われたら、それは遠慮なく教えられる。そんな中、いつもと違う意識を持って臨むと、これを体験でやるんですか?本当に終わるんですか?って質問に、オードリーが、はい・・・って。

要するに切って入れる感覚なら1時間以内でも終わるのね。けれどこれだけしっかり輪郭を綺麗に合わせれば、当然質を上げた分、時間は掛かる訳で。ただ終わった後の達成感は、体験の出来たぁぁ・・・とは違い、経験者の達成感。そんな目で終わった後にオードリーの作品を見たら、来た時に見た

ものと同じであっても、違うものに見える位に凄いものに見えただろうね。そう見て貰えたオードリーは・・・


いよいよ黒でバックに入ったのね。ここからは終わる・・・って気持ちになるし、難しい事では無く、時間が解決するような事。ここだけなら時間は掛かるが、自宅でパーツを切れば時間は大きく短縮出来るのね。後は本人次第。

そうね・・・いきなり唐突だけれど最近、ご新規さんが増えて、以前から来ている人達の刺激になっていると思うのね。勿論、俺も。

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