katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどりとアクアリウムバスの準備

2017-03-15 02:58:11 | イベント
今日は本来はみどり教室だったんだけれど、アクアリウムバスの準備をする予定で開けていたらしく、それなら・・・と手伝った貰う事にしたのね。
そんなこんなでまずはキーホルダーの皮ひも付けから・・・今回、最初はキーホルダーの色をペンキで・・・なんて案も出たが、大家さんとの話で、

今回は難しいな・・・と見送る事にしたが、その話を聞いてかぐやが皮ひもに色が付いている出物を発見って話になり、今回の運びになったのね。
そんなこんなで目先の変わった感じになったとは思うんだけれど・・・・。こればっかりは当日のお客さんの反応次第かな・・・。

その後はいつものような準備をして、足りないものを買いに行き、いくらなんでもタイルを1枚も張らないで帰るって言うのもね・・・と思って、サンプル作りをして貰ったのね。ちなみにみどりはハリネズミで、俺はウミウシ。


そうね、こんな一見簡単そうなものなんだけれど、そこに難しさがあるのね。そもそもこう言う簡単そうなものは、油断しやすいのね・・・。勿論、それは初心者の人は特にね。だから、やった時に結果が思わしく無いと、ダメージを受けるのね。簡単な気持ちから、いきなり難しいに変わるのだから。

ただみどりは弟子なんで、そう簡単では無い・・・って気持ちを持ってやろうとはしていたのね。そこまでは合っていたのね。しかも何故なら・・・って、きちんと資料を確認もしていたから。ただ、多分何か起こるだろうな・・・と確認すると、まず耳と針の区別が付かない色を選択していたのね。

それとハリネズミって生き物なのに、外側の丸みに合わせてツルンと張っていたのね・・・・まず形は三角ぽく、ギザギザって輪郭にしないと・・・。
でも下地がギザギザじゃ無かったから・・・と言うので、ギザギザに入れるのは難しいかな?と昔のハリネズミの下地と比較したかったのね。

昔の形の方は若干ギザギザにしてあるのね。いずれにせよ、これが1点、次の是正は耳の色かぶり。確かに耳の色は茶色っぽいのを使いたくなるのだけれど、ピンクなんて言うのもあったりするが、手をピンクにしたんで、そこもかぶる感じもしたのね・・・だから灰色なんてもんを選択したんだけれど。

要するにぺきぺきの色数の少なさで作ろうとした時に、WBCの監督でもやっている気分で、手持ちの選手の把握が必要なのね。誰を何処に使うか?その時に切り札として代打とか、ストッパーみたいにいかに最後に残すのね・・・大事なものは。

例えば、みどりが目は黒、手はピンク、鼻は茶、そしてほっぺは黄土の薄いの・・・みたいに中身を決めたとするでしょ?そこは何もかぶる事が無いのでそのままで良いとする。じゃかぶらないのは?って考えると、白と黒は何にでも合うルールで言えば、白の選択は簡単に浮かぶのね。

しかも初心者の人が上手く入れられなかったとしても、。白い目地でカバ―出来る。じゃ中身に問題は無くなる。つまり問題は作る前から外側なのね。
その時にハリネズミは針が特徴と言う事に気が付けば、針は尖がっている・・・ギザギザって言うのが思い浮かべばデフォルメが出来る。

ただそのギザギザは三角なんて形になったりすると、耳の形にかぶる・・・だからこそ色をはっきり違うように見せないと何者なのか?判らなくなる。
それと出来れば前髪みたいな場所を扇に切れると、より可愛くなると思うんだけれど・・・。

いずれにせよ、最後の最後にちょっとモザイク教室ぽくなったのね。こう言うサンプルって簡単そうなんだけれど、大作を褒められれば褒められるほど、難しいものでね・・・上手い人って認識の元作るのだから、プレッシャーを背負うものなのね。これも良い勉強になるのね。

きっとこの理屈を知って教える側になれば、当日はみんな色違いなんかで作ろうとして来るだろうから、もっと難易度が上がるだろうし、でもそう言う事で成り立つんだな・・・って理屈が判れば、って事は・・・みたいな〇:〇=〇:〇みたいな数学のように考えられれば、割と簡単に解決する。

何も知らない偶然よりもね。いずれにせよ、簡単そうだ・・・って感じると難しかったりするし、デフォルメって言うのは、いかに特徴を大袈裟にするか?みたいな話で、コロッケさんの物真似のように、特徴を捉えていかにそれに見えるか?が技術なのね。

それが大作なら、忠実に似せる・・・それが小物ではいかに数少なく似せるか?・・・テクニックが全然違うのね。いずれにせよ、みどりには少ない時間だったが良い勉強になったと思うのね。

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