katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みんなで作るピンポンパ-ルの俺の分

2013-03-14 06:33:24 | モザイク作家
今日は珍しく、角嶋の親父さんのとこの職人さんが、ずっとアトリエで作業・・・
色々と落ち着かない状況で・・・ただそうは言ってもひとまずはここまで出来て・・・

その後、さくら分の浜錦の下絵を描き直すものの、さくららしさ・・・って部分が
足りない気がして・・・・ん・・・・だから保留。

そんな中、かんすけがやって来た・・・・


はっきり見せると、小物の作品は完成した時に魅力が半減するので、引いた画像で。
ただ何しろ良く出来ている。ウロコは終えて来た。そこで今日からヒレ。

この仕上がりなら何の問題も無し。実に完成が楽しみなのね。
そんな中、前回来た時の話の娘さんと一緒に作った作品。



こっちについては色々とあるって言えばある。何故ならかんすけが娘さんを楽しませながら、作ってくれないと、つまんないぃぃって言われたら、次が無くなっちゃうから・・・

要するにこの先、次の機会・・・そんな話に繋がるから・・・そこで、多少一緒に
作る作品に関してのちょっとしたアイデアと、その作品を見て貰う人はお母さんとし、

いかにお父さんと2人で作った作品をお母さんに、・・・・えっ?2人で作ったの?
じゃあ今度はあれ作って・・・・とか、もっと欲しいね・・・って言われる作品を目指す

そんなイメ-ジで作ろう・・・って言うのはどうかな?ってね。それが、モザイクをした事の無いお母さんに、良いじゃん・・・だけで終わられてしまったのなら、

何処まで続くか判らないんじゃないかな?・・・・って。ただね、インチキに褒めても
子供だって判っちゃうのね。どんな作品にも良い所はある。がしかし、

そんなものを見つけられるなんてのは、つわものであって、本当の批評なんてのは、
経験者にしか判らない。だから、雰囲気の良い作品を目指す・・・ここが大事なのね。

どうしたら雰囲気なんてもんが出せるか?それが、何を目指すか?って話なのね。
例えばこの作品は可愛いにする・・・とする。じゃ何が可愛い形か?色か?なんてね・・・

それを順番に・・・外側から1列づつ代わりばんこに提案して行く・・・
大事なのは相手が本当に可愛いって思うか?であって、こんなのは?こんなのは?の

やり取りが一緒に作る・・・って意味で、言われた通りにやるのでは、設計屋さんの
設計通りに施工しただけ・・・それでは一緒感は薄い・・・。

勿論、最初からはそんなに出来るはずも無いけれど、要するに自信が付いたり、
楽しいと感じてくれると、しばらく続くのね。ただ当然、最初の頃よりも慣れて来る。

そうなると、当然グレ-ドにも大きさにも慣れて来る。つまり慣れた分だけ結果も
慣れて来る・・・・出来たぁぁぁでは満足しなくなる。

そこが分岐点。かんすけが息子とサッカ-をしていた・・・それは自分がサッカ-を
若い頃からやっていたので、ある程度まで教える事、一緒にやる事が出来た。

でも、本気でサッカ-を始めた瞬間、段々とかんすけは付いて行けなくなったはず。
でもそこまで一緒に出来たとも言えよう。

ならば、今のかんすけは?あの時のサッカ-よりもモザイクは経験値が浅い。
教えるって点では、サッカ-よりも見劣りする。そこでだ、かんすけには、わくわくさん

のように楽しくモザイクを教えて、またやってみたい・・・って言われる教え方や、
友達とかに見せたくなる作品の仕上がりになるような結果を、お父さんとして

せがれとのサッカ-とまでは行かないまでも、何とか少しでも長く楽しんで貰いたいのね
・・・・娘さんと一緒にね。そうなるには・・・?ってアイデアが、俺の役目・・・

それには、最初かんすけがせがれをリ-ドしていた教える側として・・・とするのなら、
いくらかお父さんのプライドを守りつつ、こんなのは?と提案したりされたりしつつ、

進められたら・・・と思うのね。それにはいくらかかんすけが提案に答えられる人に
なって貰わないとならないから、受け答えの出来る練習も必要なのね・・・。

ついつい親だと、お互い遠慮無し・・・そんな事もあるかも知れないし、親だからこそ
良い結果のみを望んでしまうかも知れないけれど、最初の頃は怪我をしないように・・・

体も心も・・・なるべくね。ただ、今のかんすけにはそれすら老婆心かもね・・・・
昔とは別人である。何十年も付き合っていて、こんなにモザイクの話を本気でするのは

ここ数ヶ月の事である。きっと何かが変わって来るはずである・・・・
そんな意味でも、みんなで作るピンポンパ-ルは楽しみなのである。

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