マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

冷血

2006-09-22 23:57:43 | 映画ーTV
1967年 アメリカ リチャード・ブルックス監督 ロバート・ブレイク 、スコット・ウィルソン 、ジョン・フォーサイス 、ポール・スチュワート 、ジェフ・コーリイ

【解説】
カンサスで、ある一家四人が惨殺されるという事件が起こった。警察の調査の結果、二人の若者が犯人として捕らえられる。ストーリーは二人の若者の育った環境を語り、やがて犯行に至った動機が明らかになる……。殺される側の恐怖と、ラストで死刑になる犯人たちの恐怖が、観るものを圧倒する、同名ノンフィクションの映画化作品。

【感想】
この映画、たぶん高校生の頃に見に行きました。当時は封切館と2番館があって、2番館は安い上に2本立てでした。この日も、「異邦人」がお目当てで、「冷血」の方はやっていたから見た、と言う程度でした。
でも、一家皆殺しのシーンが怖くて、怖くて。いままでトラウマになっていました。
「カポーティー」が話題になったおかげで、TVでオンエアーしていたので録画しました。

見終わってみると、あのシーンもそれほどの残酷シーンではありませんでした。なぜ、彼らが一家皆殺しにしてしまったのか、確かにカポーティーが興味を持っても不思議はない、不可解なものでした。
でも、不幸な生い立ちや、貧しさが残酷な殺人の言い訳はなりません。

ああ、見て良かった。ひとつトラウマから逃れられました。
あと、ふたつあるんです。
ひとつは「フィクサー」拷問シーンが怖かった。
もうひとつは「ソルジャー・ブルー」。インディアンの皆殺しシーンがショックでした。
今見たら、ほんと、たいしたことないかもしれません。
やはり、当時は若く、感受性も豊かだったんだわ。

「カポーティー」ますます楽しみになりました。

ベルベットレイン

2006-09-22 18:56:19 | 映画ーDVD

2004年 香港 ウォン・ジンポー監督 アンディ・ラウ 、ジャッキー・チュン 、ショーン・ユー 、エディソン・チャン 、リン・ユアン

【解説】
香港四天王のアンディ・ラウとジャッキー・チュンが16年ぶりに共演したフィルム・ノワ-ル。闇世界に生きる男たちの宿命と絆を、“第二のウォン・カーワイ”の呼び声も高い新人のウォン・ジンポ-監督がスタイリッシュに描く。大先輩に負けず劣らず艶やかな演技を見せているのは、新・香港四天王と目されるショーン・ユーとエディソン・チャン。新旧2組の男たちの運命が交差する予測不可能な人間ドラマに魅了される。

【あらすじ】
大ボス(アンディ・ラウ)暗殺のうわさで香港裏社会は揺れていた。そんな夜、無鉄砲なイック(ショーン・ユー)とターボ(エディソン・チャン)は、大ボスの暗殺者を選ぶクジ引きに参加するため会場へと急ぐ。

【感想】
映画のラストに仕掛けがあります。
なるほど、これがしたかったのかと、唸ります。

この映画の魅力は、なんといっても新旧イケメンの共演。
若い二人、ショーン・ユー と

エディソン・チャン美しいねえ。
ひゃあ、と震えてしまいそう。
「インファナルアフェア」はまだ1しか見ていないけど、楽しみ。
こうなったら、頭文字[イニシャル]D THE MOVIEも見なくっちゃ。
でも、やっぱり惹かれるのはアンディ・ラウ とジャッキー・チュン。
闇の世界で生きる男の友情と絆が伝わってきて、いい感じです。

イメージで見せるアクション。
カメラアングルやカメラワークにすごいこだわりがありました。
ストーリーより、そういうもので楽しむ映画。
私は面白いと思いました。