マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

題名のない子守唄

2007-09-29 19:20:43 | 映画ー劇場鑑賞
ー題名のない子守唄ー
2006年 イタリア ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本 エンニオ・モリコーネ音楽 クセニア・ラパポルト 、ミケーレ・プラチド 、クラウディア・ジェリーニ 、ピエラ・デッリ・エスポスティ 、アレッサンドロ・ヘイベル 、クララ・ドッセーナ 、アンヘラ・モリーナ 、マルゲリータ・ブイ 、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ

【解説】
『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレの監督最新作。北イタリアの港町を舞台に、忌まわしい過去を抱える美しきヒロイン、イレーナの愛と謎に満ちた物語を描く。イタリアのアカデミー賞ともいうべきダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多12部門にノミネートした話題作。ミステリアスなヒロインを、ロシアの実力派女優クセニャ・ラポポルトが演じている。すべての謎が明らかになり、感動がこみ上げるラストまで目が離せない。

【あらすじ】
北イタリアのトリエステに長距離バスでやって来たイレーナ(クセニャ・ラポポルト)は、貴金属商を営むアダケル家のメイドになる。家事を完ぺきにこなす彼女は、アダケル夫人(クラウディア・ジェリーニ)から瞬く間に信頼を得るようになる。また、4歳になるアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)とも心を通わせ合うようになるが……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
すごく、面白い映画です。
映画の冒頭、監督からのメッセージで「結末は秘密に」とクギを刺されているので、何もお話しできないです。

とにかく、映画が始まってからずっと、謎だらけ。
だけど、ミステリーのような犯人探しとかではありません。
サスペンスタッチではあるけど、サスペンスではありません。
社会派なのかな、と思って見ていたけど、問題提起をしたいわけでもありませんでした。

ウクライナからの出稼ぎで、売春する女性。
裏社会の暴力。
子供の養子問題。
幼児虐待とも思える映像、など、問題視できる素材は山積みなのに、です。

この作品の本質は全然別のところにあるんだなあ。

とても複雑なんだけど、わかりやすい流れ。
しかも、感情を揺すぶられる。

さすが、巨匠ジュゼッペ・トルナトーレの作品だなあ、と感心するほかありません。

主演のクセニャ・ラポポルトは、確かな演技力と美貌で、観客を魅了します。



また、子役のクララ・ドッセーナがすごくかわいいのに、鬼気迫る演技力。
びっくりします。

見るしかない、作品ですよ、これは。
コメント (8)
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酔いどれ詩人になる前に

2007-09-29 19:15:55 | 映画ー劇場鑑賞
ー酔いどれ詩人になる前にー
2005年 アメリカ/ノルウェー マット・ディロン 、リリ・テイラー 、マリサ・トメイ 、フィッシャー・スティーヴンス 、ディディエ・フラマン 、エイドリアン・シェリー 、カレン・ヤング

【解説】
世界中でカルト的人気を誇るアメリカ文学界の異端児、チャールズ・ブコウスキーの本人の“作家修行時代”を映画化。飲んだくれでいい加減、仕事も長続きしない自称“作家”のさえない日常を、ドライな笑いを交えて描く。監督は、『キッチン・ストーリー』で一躍脚光を浴びたノルウェーの俊英ベント・ハーメル。ブコウスキーの分身ともいえる主人公を、『クラッシュ』でオスカー候補になったマット・ディロンが好演している。

【あらすじ】
売れない詩や小説を出版社に送り続ける自称“詩人”のヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は、その場しのぎの仕事で食いつないでいた。ある日、バーで知り合った女ジャン(リリ・テイラー)と暮らし始めるが、酒とセックスばかりのさえない毎日。何をしても続かず、原稿依頼もこない中、彼女にも捨てられてしまう。 (シネマトゥデイ)

【感想】
チナスキー(マット・ディロン)とジャン(リリ・テイラー)の関係に、とても心が引かれました。
たぶん二人は同類ー似た者同士なのでしょう。

「酔いどれ詩人になる前に」ってすごくロマンティックな題がついているけど、本当のところは、全編酔いどれているだけです。
原題は「FACTOTUM」調べてみたら、何でも屋だそうです。

そう、この映画に描かれているチナスキーは、仕事で氷を届けにいったバーで飲みだしてしまうほどのダメ男です。
これでは、仕事はすぐにクビになるし、長続きするはずもありません。
映画の原題通り、日銭になる仕事なら何でもやったでしょうね。
しかも、全部酒代と競馬に消えてしまう。

ただ、彼がただの酔っぱらいと違っていたのは、諦めずに小説や詩を書き続けたことです。
決して卑屈にならず、反骨の精神を失わず。

酔いどれて、あえて社会の底辺から這い上がろうとしなかったからこそ、真実が見え、人の心に届く言葉が書けたのかもしれないなあ。
彼の魂はそれほどまでに、純粋で荒れ狂っていたのでしょう。

終始だらしなく酔っぱらい、どうしようもない男を、魅力的に表現し続けたマット・ディロン、素晴らしかった。
この人「クラッシュ」で、すごい演技力と思ったけど、さらに磨きをかけていますね。

しかもいい体躯!!

リリ・テーラーも肉体では負けていませんでした。
筋肉質な肉体。
女優さんは鍛えていますね。

全体的に起伏も少なく、ドラマティックな展開もないのに、引きつける魅力のある不思議な映画でした。
チナスキー=ブコウスキーは、古き良き時代の放浪詩人だと思いました。

いまも、酔いどれ詩人はどこかで生息しているのでしょうか?
コメント (4)
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普通じゃない

2007-09-26 09:14:52 | 映画ーDVD
ー普通じゃないー
1997年 アメリカ ダニー・ボイル監督 ユアン・マクレガー 、キャメロン・ディアス 、ホリー・ハンター 、デルロイ・リンドー 、イアン・ホルム 、モーリー・チェイキン 、ダン・ヘダヤ 、トニー・シャルーブ 、スタンリー・トゥッチ 、イアン・マクニース

【解説】
「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が、ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアスを迎えて描くロマンティック・コメディ。心優しい誘拐犯とタフな社長令嬢とのアンバランスな恋の行方を、オフビートな笑いに包んで描く。共演にホリー・ハンター。人気小説家になる事を夢見ながら、巨大企業の清掃人として働くロバート。突然クビになった事に抗議に向かった彼は、そこにたまたま居合わせた社長令嬢を誘拐するハメになてしまう...。

【感想】
ダニー・ボイル監督、ユアン・マクレガーコンビ「シャロウ・グレイブ」「トレインスポッティング」の第3弾。

でも、前者2作に比べたら、まとまりにかけていました。

ドタバタコメディーみたいなんだけど、途中でミュージカルも挿入されるし、ホラーみたいなシーンもあるし、天使が出てくるからファンタジーの要素もあって、ラストはアニメーションも入ってくるし。
思いっきり、やりたい要素を全部やったという感じで、肝心の内容は残念ながら、薄っぺらくなってしまったようですね。

見所は、ユアンの歌と踊り。
かなり素敵です。
キャメロン・ディァスのナイスバディ。
ホリー・ハンターのはじけっぷり。
イアン・ホルムの悪役ぶり。

ご贔屓の俳優さんがいたら、面白いと思います。
コメント (6)
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タラデガ・ナイト オーバルの狼

2007-09-26 09:13:26 | 映画ーDVD
ータラデガ・ナイト オーバルの狼ー
2006年 アメリカ アダム・マッケイ監督 ウィル・フェレル 、ジョン・C・ライリー 、サシャ・バロン・コーエン 、ゲイリー・コール 、マイケル・クラーク・ダンカン 、レスリー・ビブ 、ジェーン・リンチ 、エイミー・アダムス 、アンディ・リクター 、モリー・シャノン 、グレッグ・ジャーマン 、デヴィッド・コークナー 、イアン・ロバーツ 、ジェイク・ジョンソン 、エルヴィス・コステロ 、モス・デフ

【解説】
人気コメディ・スター、ウィル・フェレル主演の全米大ヒット・コメディ。アメリカの人気カーレース“NASCAR”で英雄と呼ばれた男の転落と復活への道のりを熱くそしておバカに綴る。共演に「シカゴ」のジョン・C・ライリーと「ボラット」のサシャ・バロン・コーエン。監督は「俺たちニュースキャスター」のアダム・マッケイ。NASCARにデビューするや瞬く間に頂点に登り詰め、国民的ヒーローとなったリッキー・ボビー。しかし、F1から転向してきたフランス人ドライバー、ジャン・ジラールの出現が、彼の人生を一変させてしまう。(yahoo映画)

【感想】
ウィル・フェレルの映画もだいぶ見てきましたが、「俺たちニュースキャスター」のようにもすごく面白かったものもあるけど、こういうドタバタはやはり苦手です。

レースシーンはなかなか面白いと思いますが、もともとカーレースに興味がないので、それ以上の感激は期待できないし。

ウィルとジョン・C・ライリーの会話も、ギャグの連発で面白いんだろうけど、会話のシーンで退屈してしまう。

初めて見たサシャ・バロン・コーエン。
変な人ですね。
今後に期待です。

というわけで、日本未公開もやむなしかな、と思いました。
コメント (4)
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オフサイド・ガールズ

2007-09-21 20:36:13 | 映画ー劇場鑑賞
ーオフサイド・ガールズー
2003年 イラン ジャファル・パナヒ監督 シマ・モバラク・シャヒ 、サファル・サマンダール 、シャイヤステ・イラニ 、イダ・サデギ 、ゴルナズ・ファルマニ 、マフナズ・ザビヒ 、ナザニン・セディクジャザデ

【解説】
女性が男性のスポーツを公共の場で観戦することが禁じられたイランを舞台に、サッカーのイラン代表がワールドカップに出場できるか否かが決まる大事な試合を見に行こうとする少女たちの奮闘を描いたハートフル・ドラマ。監督は『チャドルと生きる』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた名匠ジャファル・パナヒ。イランの女性問題というシリアスな題材を盛り込みながら、ユーモア満載の心温まるドラマに仕上がっている。

【あらすじ】
首都テヘランのスタジアムで、ドイツ・ワールドカップ出場をかけたイラン対バーレーンのサッカーの試合が行われることに。国中の男たちが熱狂する中、スタジアムに向かう1台のバスの片隅に、ひとりの少女が男装した状態でひっそりと座っていた。少女は何とかスタジアムに到着するが、入場ゲートで兵士に捕まってしまい……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
大阪梅田のOS名画座が、今日で閉館されるというので、ポイントを使ってみました。

イランでは女性がサッカー場へ入ることが禁止されている、というテロップから映画は始まります。

何で?

逮捕された女性が、捕まえた兵士に聞きます。
「日本人の女性は入っていたよ。私たちはなぜダメなの?」
「汚い言葉が飛び交っているからだよ。日本人にはわからないじゃないか」
「言葉が問題なの?聞かないようにするわ」
「それだけじゃないよ。んー男と女が一緒に座ることがいけない」
「映画館は一緒に座れるよ」
「ウソだ」
「本当よ。私は行ったもの」
「男の格好をして?」
「違うよ。普通のかっこうして」
「んー、父親とか兄弟と行ったんだろ?」
「違うよ。なんで映画館は良くて、サッカー場はだめなの?父親や兄弟と来ればいいの?」
「君の父親や兄弟であっても、他人にとってはただの男だ」
まったく、わけのわからない会話です。

ここに出てくる兵士たちは、優しいとはいえないけど、節度をもって女性に対していました。
連行するときも、腕をつかんだり乱暴なことはしませんでした。
トイレに行きたいと言い出した女性を、男性トイレですごくかばってあげていました。
「落書き読むなよ」とか、恥じている部分もありました。
つまり、サッカー場に出入りさせないのは、男の優しさからなのでしょうか?

捕まった女の子たちは、ただ、サッカーが見たいだけです。
「犯罪じゃないよ」と女の子たちは言います。
私もそう思った、逮捕なんかしないで、追い返せば済むのじゃないか?
彼女たちは、男装したり、果ては軍服を着たり、すごい努力です。
実際、うまく紛れ込んだ女性もいるでしょう?
外国の女性はオーケーだし。
歴史に裏付けられた正統な理由があるのでしょうが、この映画を見る限りは納得できないですよね。

こんなじゃ、イランは当分ワールドカップ開催国にはなれませんねえ。
国民をあげて、サッカーが大好きなのに、残念ですよね。

ドキュメンタリータッチだけど、私はとても面白く感じました。
ちっとも退屈しなかった。
それは、サッカー場に入れなかった女の子たち、という視点がぶれなかったからだと思います。
兵士たちのつらい状況も、ひとりひとりの優しさも、いいスパイスになっていました。
ラストのエピソードもしんみりしました。

すごくユーモアがあるし、山椒は小粒で…みたいな皮肉もあるし、いい映画でした。

イランの女性たち、めげずに頑張ってください。
いつか、あなたたちにも人権という大きなプレゼントが来ると信じています。
コメント (1)
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ミス・ポター

2007-09-19 19:03:01 | 映画ー劇場鑑賞
ーミス・ポターー
2006年 イギリス/アメリカ クリス・ヌーナン監督 レニー・ゼルウィガー 、ユアン・マクレガー 、エミリー・ワトソン 、ビル・パターソン 、バーバラ・フリン 、マッティエロック・ギブス 、ロイド・オーウェン 、アントン・レッサー 、デヴィッド・バンバー

【解説】
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。運命の出会いを果たした編集者と二人三脚で世界的名作を生み出すポターの逸話を2人の恋愛を絡めて描く。監督は『ベイブ』のクリス・ヌーナン。ポターに『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガー。彼女の初恋の相手となる編集者ノーマンをユアン・マクレガーが演じる。劇中で実現したポターとピーターラビットの劇的な共演が感動的。

【あらすじ】
1902年、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、上流階級の女性ポター(レニー・ゼルウィガー)は“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。やがて編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)と恋に落ちるが、身分違いの恋には思わぬ運命が待っていた。 (シネマトゥデイ)

【感想】
ビーター・ラビットはもちろんおなじみです。
童話はもちろん、お皿の絵やぬいぐるみ、子供服など、たくさんのグッズが世界中で売られています。
でも、この生みの親、ビアトリクス・ポターさんについてはまったく知りませんでした。

この作品にもあるように、まだまだ貴族の女性は自分と同じ身分の人と結婚するのが当たり前と考えられていた時代に、自我に目覚め、自分の世界観を童話に表した人です。
しかも、安定した著作権料や両親の財産で、自分が幼い時に触発された湖水地方に住居を構え、周辺の農家を、美しい景色を残す目的で買い続けた人でもあります。
自然が破壊され、乱開発で自然が悲鳴を上げている現在であれば、彼女の行動はとても理解できるけれど、生前は自然保護のために土地を買い続け、亡くなるとナショナルトラスト運動のために国に遺すなんて、なんと、先見の明のある人なのでしょう。

たぶん、彼女は驚くべき天才科学者で、その叡智でもって、人々の欲望の果てを見通していたに違いありません。
そのうえ、偉大なアーティストで、全世界の子供たちのために、自然保護の大切さを、ピーターラビットをはじめとする愛すべきキャラクターが活躍する童話に託して遺したのでしょう。

さて、この作品、レニー・ゼルウィガー の名演技抜きでは語れない作品ですが、ユアン・マクレガー 、エミリー・ワトソンも、とても情愛深く演じています。
レニーはアメリカ人なのに、「ブリジット・ジョーンズ」といい、イギリス人がはまるみたいですね。

私は特に、ユアンのイギリス紳士ぶりが素敵だと思いました。
いままでのユアンの映画では一番じゃないでしょうか。
ビアトリクスをみつめる優しいまなざしに、すっかり恋して見ていました。

裕福な家のしっかりしたお兄さんの下で、みんなに愛された末っ子、母の秘蔵っ子のいい面をうまく表現していました。
その育ちの良さから、ビアトリクスの才能を手放しで誉め、彼女を心から愛していることがひしひしと伝わってきました。

人と人とが本当に理解しあう喜び。
オールドミスの姉ミリー(エミリー・ワトソン)との友情も嫌みなく描かれていました。

はっと胸を打つ美しい農村の風景、ビアトリクスの生み出したキャラクターたちが生き生きと動き出すアニメーション、素晴らしい俳優たち。
とても、良質な作品でした。

何度も涙を流しながら、ビアトリクスの人生を思いを馳せました。
彼女は自分の信念を貫いて、77年の幸せな一生を送ったに違いありません。
エンドロールに流れる歌を聞きながら、そう思いました。
ケイティ・メルアの「ダンスを教えて」。
二人の恋を歌った歌でした。
コメント (18)
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HERO

2007-09-19 18:57:00 | 映画ー劇場鑑賞
ーHEROー
2007年 日本 鈴木雅之監督 木村拓哉 、松たか子 、大塚寧々 、阿部寛 、勝村政信 、小日向文世 、八嶋智人 、角野卓造 、児玉清 、松本幸四郎[9代目] 、森田一義 、中井貴一 、綾瀬はるか 、国仲涼子 、香川照之 、岸部一徳 、山中聡 、石橋蓮司 、ペク・ドビン 、眞島秀和 、波岡一喜 、長野里美 、イ・ビョンホン 、伊藤正之 、正名僕蔵 、田中要次 、古田新太 、MEGUMI 、奥貫薫 、鈴木砂羽

【解説】
2001年にフジテレビ系列で放送され、同局歴代ナンバーワン大ヒットドラマとなった「HERO」の劇場版。初の映画版では、ある傷害致死事件をめぐる巨大な陰謀劇に、主人公の検事・久利生公平が立ち向かっていく。久利生役の木村拓哉、彼の事務官役の松たか子らレギュラーメンバーが再集結するほか、松本幸四郎、森田一義(タモリ)、イ・ビョンホンなど超豪華キャストが参戦。全シリーズを踏まえた映画オリジナルの展開に注目。

【あらすじ】
東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。 (シネマトゥデイ)

【感想】
月9ドラマと言われていた2001年の頃、私も毎週見ていました。
これが、私が毎週テレビドラマを見ていた最後の作品かもしれません。
結構、楽しみにしていたんです。
で、今回迷いながらも劇場に足を運んだと言うわけです。

 

このドラマを全然知らない人が見て、このシチュエーションがわかったか不安です。
そして、特別編を見ていない私は、山口の事件も石垣島のいきさつも、ワールドサッカーのこともわからなかったので、置いてきぼりにされたような寂しさを味わいました。
中井貴一さんのシーンでは、知っている人は泣けたんでしょうね。

でもまあとにかく、城西支部のいつもの皆さんはお変わりなく、際立てたキャラをさらに際立てて、パワーアップしていました。
それで、なかなか居心地のいい時間を過ごすことができました。

ただ内容は、テレビの2時間ドラマでやれば十分なことだと思いました。
これは、「踊る!大捜査線」でも感じたことでした。
映画ならではの豪華キャストがうまく配置され、ストーリーがすっきり運んでいくように工夫されていました。
ストーリー運びもスピーディで、長かったけど、退屈はしませんでした。

木村拓哉は「武士の一分」のときよりは、ずっとのびのびやってるみたいで、久利生=キムタクがぴったりでした。
でも、服や髪があまりに自由で、ちょっと違和感がありました。
その割りには、破天荒なキャラクターではないし、法廷シーンの見せ場の演説も、ちょっとぎこちなかったなあ。

「それでもボクはやってない」の法廷シーンとは違って、できるだけエンタテインメントとして表現しようという意図はわかったけど、日本の裁判はそういうふうにできていないから、難しかったようですね。

今回は「仲間」がキーワードでした。
でも、実際の検事さんはもっと忙しくて、あんなふうには動けないと思います。
いがみ合っているようで仲良し、べたべたしないけど、まとまるときはまとまるー現代人の理想の姿でしょうか?

今回一番可笑しかったのは、古田新太の放火犯でした。
私は、この人が最後の切り札になるって、登場したときからイチオシでした。
コメント (12)
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2番目のキス

2007-09-18 15:27:44 | 映画ーTV
ー2番目のキスー
原題=FEVER PITCH
2005年 ファレリー兄弟監督 ドリュー・バリモア 、ジミー・ファロン 、ジャック・ケーラー 、アイオン・スカイ 、ジェイソン・スペヴァック 、スコット・H・セヴェランス 、ケイディー・ストリックランド 、スティーヴン・キング

【解説】
英国の人気作家、ニック・ホーンビィのベストセラー・エッセイ「ぼくのプレミア・ライフ」を基にしたラブ・コメディ。誰もが避けて通れない恋の駆け引きを魅力たっぷりに描く。気立てのいいヒロインを演じるのは、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのドリュー・バリモア。『TAXI NY』のジミー・ファロンが野球となると人が変わる恋人役を熱演している。人はどこまで相手を受け入れられるのかが試される究極の一本。

【あらすじ】
数学教師のベン(ジミー・ファロン)は、リンジー(ドリュー・バリモア)の会社に生徒を連れて社会見学に行ったとき彼女に一目惚れする。ビジネスエリートの彼女と一介の教師の彼はまるで住む世界が違ったがつき合い始める。すべてはうまく行くように思えたのだが、ベンがボストン・レッドソックスの熱狂的なファンだったことから問題が生じて……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
「FEVER PITCH」という原題は、熱狂という意味なんですね。
もちろん、こっちの題名のほうがいいですよね。
ドリュー・バリモアのの作品だから、「キス」を付けたのでしょうが…。

あいかわらず、ドリューはかわいいなあ。
それに、野心に燃えたキャリアウーマンという設定からもはみだしていない。
いつもいい恋を見せてくれます。

今回のドリューのお相手は熱狂的なレッドソックスファンのベン(ジミー・ファロン)。
彼も言ってるけど、ファンになるのは理屈じゃないのよね。
いつりのまにか、なってしまっているものです。

年間予約シートを持っている彼、野球大好きな私だったら、うらやましい気がするけど、あ、もし、代々のヤンキースファンだったら、違う映画になっていたでしょうね。
ロミオとジュリエットみたいな悲恋に。

この映画のテーマは、愛する人のために、自分の熱狂的なものをどれだけ犠牲にできるかー。
恋の駆け引き、面白かったです。

結果はほとんど予想できたのに、やっぱり泣かされました。

「マツイ、打った!」なんてアナウンスも聞こえてきて、うれしくなりました。
松坂のお陰で、あのいびつな形をしたフェンウェィパークもよく知っている気になります。
昨日も、レッドソックス対ヤンキーズの試合を見ていたところです。
メジャーも身近になって、ますます楽しめました。

2004年のシーズンは、この映画にあったように、ア・リーグ優勝決定戦で、ヤンキースに3連敗しながら4連勝して優勝して、ワールドシリーズでも1918年以来86年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たしたのですね。
バンビーノの呪いが解けた年!
おー、すごい。
コメント (4)
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ファム・ファタール

2007-09-18 09:17:56 | 映画ーDVD
ーファム・ファタールー
2002年 監督=ブライアン・デ・パルマ 音楽=坂本龍一 出演=レベッカ・ローミン=ステイモス 、アントニオ・バンデラス 、ピーター・コヨーテ 、エリック・エブアニー 、エドュアルド・モントート 、ティエリー・フレモン 、グレッグ・ヘンリー 、リエ・ラスムッセン 、フィオナ・カーソン

【解説】
カンヌ国際映画祭のメイン会場、ル・パレ。各国のスターが入場する華やかな雰囲気の中、水面下で不穏な動きをみせる連中がいた。彼らの狙いは、ゲストのひとり、ヴェロニカが身にまとっているダイヤで埋め尽くされた1000万ドルのビスチェ。さっそく一味のひとり、ロールがヴェロニカに近づくと、見事な連携で宝石強奪を成功させる。だが、宝石を手にしたロールは仲間を裏切り単身アメリカへ逃走する。7年後、別人となり新しい人生を歩んでいた彼女は、アメリカ大使夫人としてパリに舞い戻ることになるのだったが…。(yahoo映画)

【感想】
X-メンシリーズのミスティーク・レベッカ・ローミン=ステイモスが主演。
この作品でも、すばらしいプロポーションを惜しげなく披露しています。
しかも、素顔で。
彼女の魅力が炸裂の映画です。

こういう作品の決め手は、どんでん返しでいかに観客を納得させるかだけど、この作品は成功していると思いました。
どんでん返しそのものは、よくあることで、顰蹙ものすれすれだけど、二人の女がその後の人生を全うしたようなので、ラストに清々しさが残りました。

サスペンス好きには喜ばれる映画だと思います。

アントニオ・バンデラスがパパラッチの役。
レベッカの引き立て役に終わってしまった?
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立喰師列伝

2007-09-18 09:15:30 | 映画ーDVD
ー立喰師列伝ー
2006年 日本 押井守監督 吉祥寺怪人 、兵藤まこ 、石川光久 、川井憲次 、河森正治 、樋口真嗣 、寺田克也 、鈴木敏夫 、山寺宏一 、榊原良子 、品田冬樹 、神山健治

【解説】
イノセンス』などで世界中から注目され、常に新しい映像表現を開拓し続ける押井守監督の新感覚アニメーション。これまでの作品で繰り返し扱ってきた「立ち喰いのプロ」をモチーフに、伝説の立喰師たちの真剣勝負を実写と3DCGアニメを融合させて描く。押井監督渾身の一作に、スタジオジブリを率いる鈴木敏夫、映画音楽の巨星・川井憲次ら日本のトップクリエイターが結集。新技法「スーパーライヴメーション」を駆使した映像が異彩を放つ。

【あらすじ】
戦後間もない昭和20年、闇市にたたずむ一軒の立喰い蕎麦屋に謎の男が現れた。この男は「月見の銀二」と呼ばれる伝説の立喰師で、彼の容赦ない「ゴト」に店主は震撼する。時代は変わり、美貌の女立喰師「ケツネコロッケのお銀」や「哭きの犬丸」など多くの立喰師が、ただ一食のために己の全知と全能を賭け飲食店主に挑んでゆく。 (シネマトゥデイ)

【感想】
この作品を見て、ある人は昭和の裏史を読み取るかもしれない。
ある人はアニメの斬新な手法だと感じるかもしれない。
押井マニアは、ツボかもしれない。
でも私には拷問だった~!
身体性をはぎとられてぺらぺらになった人間。
映像的にはきれいだったりもするけど、やはり私には意図を読み取る能力がありませんでした。
コメント
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