ーハリー・ポッターと死の秘宝 PART1ーHARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I
2010年 イギリス/アメリカ
デヴィッド・イェーツ監督 J・K・ローリング原作 ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)ヘレナ・ボナム=カーター(べラトリックス・レストレンジ)ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド)トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ)レイフ・ファインズ(ヴォルデモート)ブレンダン・グリーソン(アラスター・“マッド-アイ”・ムーディ)リチャード・グリフィス(バーノン・ダーズリー)ジョン・ハート(オリバンダー老人)ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ)ヘレン・マックロリー(ナルシッサ・マルフォイ)ビル・ナイ(ルーファス・スクリムジョール)ミランダ・リチャードソン(リータ・スキーター)アラン・リックマン(セブルス・スネイプ)マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル)ティモシー・スポール(ピーター・ペティグリュー)イメルダ・スタウントン(ドローレス・アンブリッジ)デヴィッド・シューリス(リーマス・ルーピン)ジュリー・ウォルターズ(ウィーズリー夫人)ボニー・ライト(ジニー・ウィーズリー)
【解説】
J・K・ローリングが手掛けた世界的ベストセラー・ファンタジー小説の映画化シリーズ第7弾にして最終章。前・後編2部作となる第7章では、宿敵ヴォルデモート卿の復活により世界中に闇が立ち込める中、17歳になったハリーが最後の冒険に向けて動き出す。監督は、シリーズ第5作と第6作に続き、デヴィッド・イェーツが担当。ダニエル・ラドクリフをはじめ、おなじみのキャストが登場する。前・後編にわたり展開するハリーとヴォルデモート卿との最後の戦いは、必見だ。
【あらすじ】
17歳に成長し、ホグワーツ魔法魔術学校の最終学年7年生となったハリー(ダニエル・ラドクリフ)。親友のロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共に、宿敵ヴォルデモート卿の魂が宿った分霊箱捜しの旅に出るが、すぐには見つからず、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。(シネマトゥデイ)
【感想】
いよいよ始まりました。
ハリー・ポッターの最終章。
去年、原作が届いた時の感動が甦ります。
といっても、ストーリーは覚えていても、ディーテイルは忘れているので、忘れたまま見に行くのがこつです。
あいまいな記憶の方が映画は楽しめます。
公開されたばかりなので、あまり多くは書けません。
今回は、長年親しんだ登場人物たちが、命の危険にさらされ、さらに命を落とす者が出るという過酷な物語です。
友情だけを頼りに、旅に出るハリーとハーマイオニーとロン。
ヴォルでモードの復活を阻止するために、ヴォルでモードの魂を入れて隠されている分霊箱を探し出し、破壊しなければならないのです。
保護者のように頼っていたダンブルドアを亡くし、3人だけで…。
7つある分霊箱のうち、一つはハリーがそうとは知らない頃に「秘密の部屋」で破壊したとム・リドルの日記です。
もう一つは指輪に隠されていたものをダンブルドアがすでに破壊しました。
3つ目は、前回「謎のプリンス」の章で、ハリーとダンブルドアが手に入れたロケットですが、すでにRABという謎の人物が盗んだあとでした。
これで、手がかりはほとんどありません。
たとえ見つけたとしても、破壊する方法は見当もつきません。
それでも、愛する人を守るため、3人は旅立ちました。
青春の孤独なさすらい。
この描写が延々と続くのですが、退屈はしません。
3人の苦しみがせつせつと胸に響きます。
でも、絆はますます強くなるようです。
ここまでの、長い道のりを思うと、最後の試練はあまりにも過酷ですが、3人がたくましく成長した姿にも感動します。
こんなふうに、俳優とキャラクターがともに成長する姿を見られる作品は、とても珍しいのではないかなあ。
3人だけではなく、ジニーや双子の兄弟、ネビルやルーナ、ドラコさえもとても親しい感じがします。
パート2がとても楽しみに思える終わり方でした。
また、本を読み始めました。
ドビーが活躍します。
こんなシーンもあります。