ーパコと魔法の絵本ー
2008年 日本
監督=中島哲也 役所広司(大貫(ガマ王子))アヤカ・ウィルソン(パコ)妻夫木聡(室町(ザリガニ魔人))土屋アンナ(タマ子(メダカちゃん))阿部サダヲ(堀米(ヤゴ))加瀬亮(浩一(アメンボ家来))小池栄子(雅美(沼エビの魔女))劇団ひとり(滝田(サカナ))山内圭哉(龍門寺(ミズスマシ君))國村隼(木之元(ガマ姫))上川隆也(浅野(タニシ))貫地谷しほり 彦摩呂 後藤ひろひと 林家ペー 林家パー子 ゆうたろう 松本さゆき デヴィ・スカルノ クリスチャン・ラッセン 木村カエラ
【解説】
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、伝説的な舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」を映画化。変わり者ばかりが集まる病院を舞台に、1日しか記憶が持たない少女のために、大人たちが思い出を残そうと奮闘する姿をファンタジックに描く。役所広司、妻夫木聡、土屋アンナなど豪華キャストが出演。クライマックスで役者たちを3DのフルCGキャラクターに変身させ、彼らの生の演技と連動させていく大胆な演出に注目。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
昔々、大人の俳優に脱皮できなかった元有名子役や、消防車にひかれたまぬけな消防士など、患者だけでなく医者や看護師も変わり者ばかりが集まる病院があった。中でも一代で自分の会社を築いた超ワガママ老人の大貫(役所広司)は、一番の嫌われ者。ある日大貫は、1日しか記憶を保てない少女パコ(アヤカ・ウィルソン)に出会う。(シネマトゥデイ)
【感想】
最初からハイテンション、ちょっとはしゃぎすぎの感じもするのですが、まずは中島哲也ワールドに乗っかってみましょう。
だんだん、心地よく、面白くなっていきますよ。
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で、その作風を確立させた感じですね、中島監督。
この作品は、ティム・バートン風と思ったのは、私だけでしょうか?
「シザーハンズ」のオープニングを思い出しました。
中谷美紀さんが日本アカデミー賞の主演女優賞を獲ったときのスピーチで、中島監督の厳しさを披露していましたが、この映画もかなり過酷だったことが想像できます。
役所広司さんの大貫はすぐにわかりました。
でも、上川隆也の院長先生にはびっくり。
スカートはく人とは思わなかったもの。
土屋アンナのナースは想像できるけど、小池栄子もがんばっていました。
一番わからなかったのは、妻夫木聡の室町。
エンドタイトルまでわからなかった。
大貫とパコ
パコ(アヤカ・ウィルソン)がすごくかわいい。
この子のためなら、なんでもやってあげたくなる気持ちがわかります。
無垢な魂に出会い、年老いて、生きていることを呪っているような大貫が、人間性を取り戻すストーリー。
他の入院患者も個性的だけど、心に響くエピソードをちりばめて、ギャグや見せかけの華々しさに引っ張られることなく、いい作品に仕上がっていたと思いました。
お薦めです。
2008年 日本
監督=中島哲也 役所広司(大貫(ガマ王子))アヤカ・ウィルソン(パコ)妻夫木聡(室町(ザリガニ魔人))土屋アンナ(タマ子(メダカちゃん))阿部サダヲ(堀米(ヤゴ))加瀬亮(浩一(アメンボ家来))小池栄子(雅美(沼エビの魔女))劇団ひとり(滝田(サカナ))山内圭哉(龍門寺(ミズスマシ君))國村隼(木之元(ガマ姫))上川隆也(浅野(タニシ))貫地谷しほり 彦摩呂 後藤ひろひと 林家ペー 林家パー子 ゆうたろう 松本さゆき デヴィ・スカルノ クリスチャン・ラッセン 木村カエラ
【解説】
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、伝説的な舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」を映画化。変わり者ばかりが集まる病院を舞台に、1日しか記憶が持たない少女のために、大人たちが思い出を残そうと奮闘する姿をファンタジックに描く。役所広司、妻夫木聡、土屋アンナなど豪華キャストが出演。クライマックスで役者たちを3DのフルCGキャラクターに変身させ、彼らの生の演技と連動させていく大胆な演出に注目。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
昔々、大人の俳優に脱皮できなかった元有名子役や、消防車にひかれたまぬけな消防士など、患者だけでなく医者や看護師も変わり者ばかりが集まる病院があった。中でも一代で自分の会社を築いた超ワガママ老人の大貫(役所広司)は、一番の嫌われ者。ある日大貫は、1日しか記憶を保てない少女パコ(アヤカ・ウィルソン)に出会う。(シネマトゥデイ)
【感想】
最初からハイテンション、ちょっとはしゃぎすぎの感じもするのですが、まずは中島哲也ワールドに乗っかってみましょう。
だんだん、心地よく、面白くなっていきますよ。
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で、その作風を確立させた感じですね、中島監督。
この作品は、ティム・バートン風と思ったのは、私だけでしょうか?
「シザーハンズ」のオープニングを思い出しました。
中谷美紀さんが日本アカデミー賞の主演女優賞を獲ったときのスピーチで、中島監督の厳しさを披露していましたが、この映画もかなり過酷だったことが想像できます。
役所広司さんの大貫はすぐにわかりました。
でも、上川隆也の院長先生にはびっくり。
スカートはく人とは思わなかったもの。
土屋アンナのナースは想像できるけど、小池栄子もがんばっていました。
一番わからなかったのは、妻夫木聡の室町。
エンドタイトルまでわからなかった。
大貫とパコ
パコ(アヤカ・ウィルソン)がすごくかわいい。
この子のためなら、なんでもやってあげたくなる気持ちがわかります。
無垢な魂に出会い、年老いて、生きていることを呪っているような大貫が、人間性を取り戻すストーリー。
他の入院患者も個性的だけど、心に響くエピソードをちりばめて、ギャグや見せかけの華々しさに引っ張られることなく、いい作品に仕上がっていたと思いました。
お薦めです。