マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

2006-09-08 13:33:29 | 映画ーDVD
2005年 アメリカ/イギリス ニック・パーク 、スティーヴ・ボックス監督 ピーター・サリス 、レイフ・ファインズ 、ヘレナ・ボナム=カーター 、ピーター・ケイ 、ニコラス・スミス

【解説】
世界中に熱狂的なファンを持つ人気クレイ・アニメ『ウォレスとグルミット』シリーズ待望の初長編作。おとぼけ発明家ウォレスと名犬グルミットが、畑の野菜を荒らすウサギ退治に挑む。監督はシリーズの生みの親で、アカデミー賞3度受賞の巨匠ニック・パークと、本作が初の長編映画となるスティーヴ・ボックス。1コマづつ撮影する緻密な手作業のため、企画開発から完成まで約5年を費やした。粘土独特の手作り感と表情豊かなキャラクターは必見。

【あらすじ】
年に一度のお祭“巨大野菜コンテスト”を目前に、畑を荒らすウサギが大発生。発明家ウォレスと相棒グルミットは野菜を守るべく奔走していたが、ある夜今までにないほど畑が荒らされてしまう。町では巨大ウサギの仕業であるとのうわさが流れ……。

【感想】
この作品は2006年度のアカデミー賞長編アニメ部門に選ばれました。
ジョニーとティム・バートンの「コープス・ブライド」を押しのけて…。
たくさんのシリーズが出ているのに、日本ではまだあまり知られていないようですね。
クレイアニメーションといって、粘度で作った人形を動かして作ったという凝った作品です。
背景も隅々まで神経がいき渡っていて、スタッフのこだわりが感じられます。

グルミットはものをいわないけど、その表情ですべてを語って、めちゃかわいい。
目は口ほどにものを言う、とても細やかな表情をします。
しかも、とってもお利口。
今回も、危機に陥ったウォレスをしっかりサポート。頼もしい相棒です。
原題は「ウサギ男の呪い」。
物語は、たくさんのパロディを織り込んで進んでいきます。
キャラクターがしっかりしているので、安心して笑って見ていられました。
うさぎのブタ鼻笑えます。

悪役のヴィクターがレイフ・ファインズだったなんて、びっくり。
ヘレナの方は、「コープス~」と同じだったからチェックできていたんですが。
でも、エミリーとトッティントンは全然違う声。
やはり、女優さんはたいしたものです。
日本語は萩本欽一でしたが、やっぱり字幕の方が面白いと思いました。