マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

私の2007年の映画ー今年の劇場鑑賞の映画を振り返って

2007-12-31 17:47:12 | Weblog
いよいよ、2007年も終わりに近づいてきました。

今日は朝からお節作りで、やっと終わったところです。
今年も映画のお陰で、とても楽しい毎日でした。
感謝をこめて、振り返ってみたいと思います。

今年劇場に見に行った映画(試写会も含む、重複してみたものは含まない)

12月27日「ロンリーハート」が見納め、全部で76本でした。

ナンバー1は「パイレーツオブカリビアンワールドエンド」

2位「パンズラビリンス」


3位「ヘアスプレー」

4位グループに、「ドリームガールズ」「ボーンアルティメイタム」「今宵フィッツジェラルド劇場で」「デスプルーフinグラインドハウス」「プラネットテラーinグラインドハウス」

5位グループは「不都合な真実」「それでも僕はやっていない」「マリー・アントワネット」「世界最速のインディアン」「ボビー」「パリ・ジュテーム」「サン・ジャックへの道」「それでも生きる子供たちへ」「キサラギ」「ダイハード4.0」「ボルベール」「ミス・ポター」「題名のない子守唄」「エディット・ピアフ愛の賛歌」「ダーウィン・アワード」

こうして振り返ってみると、いい映画ばかりです。
私にとってのヒットは3割以上の好成績。
満足な一年でした。

今年のブログには、たくさんの方が閲覧してくださり、トラックバックをしてくださり、さらにコメントもたくさんいただきました。
本当にありがとうございました。
来年も、楽しいブログになるよう精進致しますので、よろしくお願い致します。

皆様、よいお年をお迎えください。
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ルーキー

2007-12-29 16:29:17 | 映画ーTV
ールーキーー
1990年 アメリカ クリント・イーストウッド監督 クリント・イーストウッド 
チャーリー・シーン ラウル・ジュリア ソニア・ブラガ ララ・フリン・ボイル

【解説】
LAのベテラン刑事、ニック(クリント・イーストウッド)は高級車ばかりを狙い窃盗を続ける組織の壊滅に燃えていた。そんな中、彼の下に一人の新人警官デヴィッド(チャーリー・シーン)が相棒として付けられるが……。すでに'88年で終結した「ダーティハリー」シリーズに変わって、ワーナーで製作された刑事アクション。時折挟まれるイーストウッド風ユーモアと、ド派手なアクションのバランスが絶妙。(allcinema ONLINE)

【感想】
テレビで放映していたのを録画して見ました。
「ルーキー」というから、てっきり野球がテーマかと思ったら、刑事物で、相棒がルーキーというわけでした。

典型的な刑事物なんだけど、脚本や演出がすごくおしゃれで面白かった。
ニック(クリント・イーストウッド)が葉巻をくわえたら、「火はないのか?」って言うってわかっているのに、最後まで繰り返すしつこさが、とても気に入りました。
他にも、何度も出て来るシチュエーションが面白かったり、カーチェイスも素晴らしく、殺伐とした犯罪捜査の作品なのに、すごく楽しめました。
イーストウッドって、こんなに面白い人だったのですね。

ニックとデヴィッド(チャーリー・シーン)のコンビ、最高でした。
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しゃべれどもしゃべれども

2007-12-29 16:09:03 | 映画ーDVD
ーしゃべれどもしゃべれどもー
2007年 日本 平山秀幸=監督 国分太一(今昔亭三つ葉(外山達也))香里奈(十河五月)森永悠希(村林優)松重豊(湯河原太一)八千草薫(外山春子)伊東四朗(今昔亭小三文)占部房子(実川郁子)外波山文明(末広亭の師匠)建蔵(今昔亭六文)日向とめ吉(今昔亭三角)

【解説】
1997年度“「本の雑誌」ベスト10”の第1位に輝いた佐藤多佳子の長編小説を映画化。情緒あふれる東京の下町を舞台に、1人の落語家のもとに集った口下手な美女、同級生に馴染めない関西弁の少年、毒舌の元野球選手らの人間模様が描かれる。監督は『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞を受賞した平山秀幸。主人公の落語家をTOKIOの国分太一が演じる。温かい涙がこぼれるハートウォーミングでさわやかなストーリーが堪能できる。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
思うように腕が上がらず、壁にぶち当たって悩む二つ目の落語家・今昔亭三つ葉(国分太一)。そんな彼の教室に、無愛想で口下手な美女・十河五月(香里奈)、大阪から引っ越してきたものの、勝ち気なためにクラスに馴染めない小学生・村林優(森永悠希)、毒舌でいかつい面相の元野球選手・湯河原太一(松重豊)が通い始める。(シネマトゥデイ)

【感想】
地味だけど、いい映画でした。
これはかなりポイント高いです。

一番は猛虎亭優こと村林優(森永悠希)君。
この子の落語の腕前、びっくりするし、笑い転げるし。
すごい小学生です。
もっともっと彼の話が聞きたかった。
演目が大好きな枝雀さんの「まんじゅう怖い」。

2番目は国分太一のがんばり。
いやあ、あそこまで長い噺をするのは並大抵の努力ではなかったと思います。
主人公三つ葉の、落語への真摯な姿勢がよく表れていました。

脇を固める松重豊、八千草薫、伊東四朗が、ぶれることない演技で、作品を引き締めていました。

東京の下町情緒もよかったです。

大学生の頃、東京へ遊びに行って、寄席にも立ち寄りました。
江戸落語の粋、上品さ、上方にない魅力がありました。

落語、いいなあ。

毎年、小さな落語会を企画しているんですが、この会に落語好きの小学生が毎年来てくれます。
こういう小さなファンと一緒に、ささやかだけど、落語を応援していきたいと思っています。
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ロンリーハート

2007-12-28 10:49:27 | 映画ー劇場鑑賞
ーロンリーハートー
2006年 アメリカ/ドイツ トッド・ロビンソン監督・脚本 ジョン・トラヴォルタ(エルマー・C・ロビンソン)ジェームズ・ガンドルフィーニ(チャールズ・ヒルダーブランド)ジャレッド・レトー(レイモンド・フェルナンデス)サルマ・ハエック(マーサ・ベック)スコット・カーン(ライリー)アリス・クリーグ(ジャネット・ロング)ローラ・ダーン(レネ・フォーディー)

【解説】
1940年代のアメリカで20人以上の女性を殺害した、凶悪カップルを追う刑事の奔走を描くクライム・サスペンス。当時のアメリカを震撼(しんかん)させた“ロンリーハート”事件をモチーフに、脚本家としても有名なトッド・ロビンソン監督が映画化した。事件を執拗に捜査するエルマー・C・ロビンソン刑事に、『ヘアスプレー』のジョン・トラヴォルタ。ロビンソン刑事の実際の孫にあたる監督によるリアルな取材源と刑事の視点から再構成したドラマは必見。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
1951年3月8日。ニューヨークのシンシン刑務所で、アメリカを震撼(しんかん)させた凶悪な殺人犯、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レト)とその恋人マーサ・ベック(サルマ・ハエック)の死刑が執行されようとしていた。しかし、彼らを逮捕した張本人であるエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラヴォルタ)は、浮かない顔で執行を見つめていた。(シネマトゥデイ)

【感想】
監督のおじいさんが、実際のこの事件を担当した刑事だったようで、そのおじいさんに捧げられていました。
私はこの映画、気に入りました。

「ロンリーハート」寂しい女という意味があるようですが、今なら出会い系サイトでしょうが、いつの時代も人のなすことは同じ、1940年代には新聞にこういうコーナーがあったのですね。

そこで、カモを物色する詐欺師のレイ(ジャレッド・レト)。
犯罪者としては小者だった彼が、マーサ(サルマ・ハエック)と知り合ったことで、さらなる深みにはまって行きます。

レイも異常者だけど、マーサはもっと異常。
セックスのことしか考えられないし、嫉妬心猜疑心の塊。
二人は殺人を犯すことで興奮し、それを愛だと思い込み、さらに次々と人を殺して行く。
マーサもレイも完全に間違っているけど、結局、彼らは生きている間に愛とは何か、わからないのだろうね。

一方で、何の理由も思い当たらないまま妻に自殺されてしまった刑事、ロビンソン(ジョン・トラヴォルタ)もまた、地獄を見ていた。
彼をなんとか支えているのは、ともに置き去りにされた一人息子。
でも、二人とも悲しみが大きすぎて、心が閉ざされたまま。

レイとマーサが関わったある自殺事件の捜査が発端で、ロビンソンは二人を執拗に追いかけ、逮捕に至るのですが、それは、彼と彼の息子の再生への道でもあったのです。

父と息子がしんみりと母の死について語り合うシーン、泣いてしまいました。

そこがこの映画のいいところだとと思いました。
この作品で語られるのは、レイとマーサの非情さ、殺伐とした殺人事件で、あげくには二人は死刑になる暗い内容だけど、ロビンソンの再生物語にしたことで、一筋の光が差しました。

 素顔のジャレット・レト

またまた、ジャレット・レト!
これもすごいよ。
実際の犯人がそうだったらしいけど、自分の毛を抜いてハゲを演じています。
登場のときのメイクがチャップリンみたいだったので、これから無声のコメディが始まるのかと思ったくらいでした。

サルマ・ハエックがすごくきれい!
ますますグラマラスです。
彼女だから、最悪の女マーサにも、見るべきものを見出せたんだと思いました。
本物のマーサは100キロ以上ある大女だったとか。

注意!トラボルタに「エドナ」を見てはダメですよ。
この作品はあくまでシリアス、どちらかというと笑いはない、暗い映画だということをお忘れなく!!
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ONCE ダブリンの街角で

2007-12-27 11:18:21 | 映画ー劇場鑑賞
ーONCE ダブリンの街角でー
2006年 アイルランド ジョン・カーニー監督 グレン・ハンサード(男)マルケタ・イルグロヴァ(女)ヒュー・ウォルシュ(ティミー ドラマー)ゲリー・ヘンドリック(リード ギタリスト)アラスター・フォーリー(ベーシスト)ゲオフ・ミノゲ(エイモン)ビル・ホドネット(男の父親)ダヌシュ・クトレストヴァ(女の母親)ダレン・ヒーリー(ヘロイン中毒者)マル・ワイト(ビル)マルチェラ・プランケット(昔の彼女)ニーアル・クリアリー(ボブ)

【解説】
アメリカでわずか2館の公開から口コミで動員数を増やし、最終的には140館での上映となった話題のラブストーリー。ダブリンの街角で出会ったストリート・ミュージシャンと音楽の才能を持つチェコ移民の女性が、音楽を通して惹(ひ)かれ合っていく様を描く。アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。男女のドラマを音楽に乗せて展開させる、ロマンチックな作品に仕上がっている。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
ダブリンの街角で毎日のようにギターをかき鳴らす男(グレン・ハンサードは、ある日、チェコ移民の女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。ひょんなことから彼女にピアノの才能があることを知った男は、自分が書いた曲を彼女と一緒に演奏してみることに。すると、そのセッションは想像以上の素晴らしいものとなり……。(シネマトゥデイ)

【感想】
この映画、セリフがわからなくても、歌があれば世界中に通じる映画だと思いました。

それほどまでに、歌が中心の映画でした。
ダブリンといえば、アラン・パーカー監督の「ザ・コミットメンツ」という私のお気に入り映画がありますが、それを彷彿とさせる映画でもありました。

ダブリンの街角で歌う「男」と、「 ISSUE」を売るチェコ移民の「女」の出会い。
二人は音楽を通じて、お互いを理解しようとしていきます。

見終わって気づく、二人はお互いを名前で呼び合っていなかったんだわ。

ストリートミュージシャンの男は、恋人と別れたばかり。
でも、女と出会って、もう一度音楽でやってみようと決心する。

女は、夫と別れて、幼い子供と母親を連れてダブリンにやってきた。
なれない土地での新しい生活。
でも、彼女は逞しい。
街角で雑誌や花を売り、お屋敷で掃除婦をしながら家族を養っている。
ただひとつの楽しみは、楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。

ピアノとギターをあわせてみると、そこには新しい世界が広がった。

男は女を口説くけど、女は距離を保つ。
女は未だ夫と別れていなかった。

女は寂しさを抱えていた。
男は新しい生活に誘うが、女には荷物が多過ぎる。

クライマックスはレコーディング。
それまで音の悪いテープレコーダーで、とても個人的だったものでしかなかった歌が、スタジオレコーディングで新しく生まれ変わる。
この作品で唯一ではないかな、「ティミー」って名前で呼ばれるドラマーの笑顔がすごくかわいい。

男と女の距離感が切ない。
友情やパートナーシップや恋愛の中で、二人の関係は揺れています。

結局、二人は別の道を歩まなければならないんだけど、歌を通じて築いた信頼関係は、男と女を越えたんじゃないかなあ。
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エイリアンVSヴァネッサ・パラディ

2007-12-27 11:15:08 | 映画ーDVD
ーエイリアンVSヴァネッサ・パラディー
2004年 フランス/ドイツ/イギリス
ディディエ・ポワロー 、ティエリー・ポワロー監督 ヴァネッサ・パラディ(コンチャ)ジェイソン・フレミング(ジェームス)ブノワ・ポールヴールド(アラン)ジャン=ピエール・マリエール(ボスコ)ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ(マット)

【解説】
フランスの歌姫ヴァネッサ・パラディが5年ぶりにスクリーン復帰を果たしたSFアクション。監督はミュージック・ビデオ界から生まれたフランス期待の新生ディディエ・ポワローとティエリー・ポワロー兄弟。突如として現れたエイリアンが、人間たちを襲う恐怖を残忍な映像で描き出し、ハリウッドに引けを取らない本格的なエイリアン映画を完成させた。また、ヴァネッサがセクシーでキュートな歌声を披露し、ラブストーリーとしても楽しめる独創的な作品。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
田舎町の歌手コンチャ(ヴァネッサ・パラディ)は、町にやってきたスタントマンのジェームズ(ジェイソン・フレミング)と出会い、恋に落ちる。一方、コンチャのプロデューサー(ブノワ・ポールヴールド)に何者かが襲いかかり……。(シネマトゥデイ)

【感想】
ヴァネッサファンとB級マニアのための映画。
歌よし、踊りよし、ヴァネッサの魅力炸裂。
お母さんになっても、衰えないプロポーションです。

美女と野獣ならぬ、美女とエイリアン!!
ヴァネッサファンって全世界に何人いるの?と思いますが、ジョニーのファンなら押さえておこうという、私のような人もいるかもしれないので。

私も、タランテイーノ作品とか、ロドリゲス作品とか、好きな方ですが、ここまでやるとはー!!
そんな映画です。

ホラー要素有り、SF要素有り、アクション有り、退屈有り、なんでもありなんだけど、ラストの不条理はいらなかったんでは?
「猿の惑星」かと思ってしまいました。
ちょっと真面目にB級を追求し過ぎたのかも。

ジェイソン・フレミングって「フロム・ヘル」の馭者の人じゃない?
ま、そんなところで喜んでも仕方がない映画ですが。

原題は「ATOMIK CIRCUS」。
こっちの方が映画の内容はよくわかります。
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幸せのちから

2007-12-25 10:45:26 | 映画ーDVD
ー幸せのちからー
2006年 アメリカ ガブリエレ・ムッチーノ監督 ウィル・スミス(クリス・ガードナー)ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(クリストファー)タンディ・ニュートン(リンダ)ブライアン・ホウ(トゥイッスル)

【解説】
ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作。『メン・イン・ブラック』のウィル・スミスが人生の最も困難な時期を愛する息子とともに切り抜けた主人公を熱演。彼の実の息子が息子役を演じているのも見逃せない。監督はイタリア映画界の俊英ガブリエレ・ムッチーノ。単なるサクセスストーリーではなく、父子愛のドラマとして描き上げた監督の手腕に注目だ。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリス(ウィル・スミス)は、大儲けを見込んで買い取った機器を思うように売ることができず、家賃や税金を払えない状態に陥ってしまう。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)にも去られた彼は、証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとするが……。(シネマトゥデイ)

【感想】
ウィル・スミスは、現実の家庭でも、いいパパなんだろうなあ、というのがすべての感想でした。
実の息子、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス君、かわいい!!

あとは、ホームレス体験もある貧しい生活から成功したビジネスマンのお話、と一言で終わってしまうような物語。
自分にも起こりうるかも、とはとても思えないわ。

まず、なんでこんな優秀な人間が、社会の底辺にいるのか?という疑問。
人生を賭けたセールスも失敗。
これは、先を見過ぎたのか、現実を知らなかったのかわからないけど、ちょっと危険すぎる投資ですよね。
しかも、窮地に陥ってから売れ出すし。
一度壊れて修理した機械も…。

次に、大企業が無給で人を働かせていいの?と言う疑問。
仕事の内容は電話でアポを取って自社の投資商品を買ってもらうという物。
電話攻勢、、迷惑だし。
得するのは会社だけじゃない?
その中で優秀な人を選別するなんて、あまりにご都合主義ですよね。

一番、割りを食ったのは奥さんのリンダ(タンディ・ニュートン)でしょう。
頭のいい彼と結婚できて幸せ、と思っていたら、見込み違い。
愛する息子とも引き裂かれてしまう。
いつの時代も、どこの世界も、金の切れ目が縁の切れ目ですね。

彼はたぶん、夢を追う男で、どん底になってから力を発揮するタイプ。
周りの人間は、振り回されそうだなあ。

これは実話で、彼はもともと有能な人間だし、成功したからいいようなものの、採用されなかったら、地獄だったでしょうね。
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チャプター27

2007-12-22 12:05:17 | 映画ー劇場鑑賞
ーチャプター27ー
2007年 カナダ/アメリカ J・P・シェファー監督・脚本 ジャレッド・レトー(マーク・デイヴィッド・チャップマン)リンジー・ローハン(ジュード)ジュダ・フリードランダー(ポール)

【解説】
1980年12月8日に起きた、元ビートルズのジョン・レノン殺害事件の真相を追った衝撃作。殺害犯マーク・デイヴィッド・チャップマン本人に取材した「ジョン・レノンを殺した男」を基に、彼が凶行に及ぶまでの3日間の経緯を描く。本作のために体重を30キロも増やした主演のジャレッド・レトーが迫真の演技を披露。共演は、人気ティーン・アイドルのリンジー・ローハン。初監督作ながら、緊迫感あふれるドラマに仕上げたJ・P・シェーファー監督の手腕が光る。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
1980年12月6日、ニューヨークを訪れたマーク・デイヴィッド・チャップマン(ジャレッド・レトー)は、ジョン・レノンが住むダコタハウスに向かう。レノンのファンであり、「ライ麦畑でつかまえて」を愛読する彼の目的は、レノンを殺害すること。ニューヨークに来てから3日目の朝、チャップマンは「今日が実行の日だ」と確信する。(シネマトゥデイ)

【感想】
1980年12月8日、ジョン・レノンはいわれなき凶弾に倒れました。
そのニュースは全世界をかけめぐり、人々は悲嘆にくれました。
27年前のことです。

 惨劇の舞台となったダコタハウス

その憎き殺人者チャップマンはいかなる人物であったか。
カメラは、ジョンが撃たれる前の3日間のチャップマンの行動追い、まるでドキュメンタリーのような映画でした。

主要な登場人物はたった3人、主人公のチャプマン(ジャレッド・レト)と、ダコタハウスでは有名なレノンファンのジュード(リンジー・ローハン)、パパラッチのポール(ジュド・フリードランダー)。

 チャップマンとジュード

この作品は30キロも体重を増やして挑戦したというジャレッド・レトの役者魂を抜きには語れないでしょう。
監督の野心的な挑戦も真摯な思いも、彼の演技なしでは成功しなかったでしょう。
それほどまでに、チャップマンになりきり、彼にわずかに残された人間性のかけらを表現していました。

ハワイで妻と生活していたチャップマンは、このときが2度目のダコダハウス来訪だったようです。
最初は失敗しているから、この来訪には重い決心があったようです。
そして、ニューヨークに来てから3日目、今日が決行の日と知るのです。

私は、あの夜ジョンに何が起こったか知っているのに、ポールと別れたチャップマンが、素直にホテルに帰ってくれるように祈らずにいられませんでした。
チャップマンのなかの悪魔と天使が壮絶な闘いを繰り広げていました。
あそこで思いとどまってくれていれば…。

ジョンからサインをもらって大喜びするチャツプマン。
それも、彼の真実でしょう。
さらに、愛するジョンを自分の物にしようとしたのでしょうか?

人の心の闇の深さー。

 このLPに、このあとジョンにサインしてもらえた。

捕まった時に彼が持っていた物、「ダブルファンタジー」のレコード(それにはジョンのサインがあった)と、サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」の本。
タイトルの「チャプター27」はこの小説からきているようですね。

この本、10代の頃読んで感動したけど、これが狂気に結びつくなんて考えられません。
村上春樹の新訳で、もう一度読んでみようかなあ。

2001年に勾留期間が切れたそうですが、チャップマンはまだ精神病院に留まっているそうです。
まだ、彼は「ライ麦畑でつかまえて」の世界と「聖書」の世界を行き来しているそうです。



この人、息子のショーンにも会っているんですね。
せめてもの、救いはショーンに手をかけなかったことでしょうか?
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ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

2007-12-22 12:00:06 | 映画ー劇場鑑賞
ーナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記ー
ジョン・タートルトーブ監督 ニコラス・ケイジ(ベン・ゲイツ)ジョン・ヴォイト(パトリック・ゲイツ)ハーヴェイ・カイテル(セダスキー)エド・ハリス(ウィルキンソン)ダイアン・クルーガー(アビゲイル・チェイス博士)ジャスティン・バーサ(ライリー・プール)ブルース・グリーンウッド(大統領)ヘレン・ミレン(エミリー・アップルトン博士)

【解説】
テンプル騎士団が残した宝の謎を描いたアクション・アドベンチャーの第2弾。今作で歴史学者にして冒険家、ベン・ゲイツの飽くなき冒険心を駆り立たせるのは、リンカーン大統領暗殺事件の背後に隠された歴代大統領のみが知るタブー。ニコラス・ケイジら前作の主要キャストとともに、ヘレン・ミレンやエド・ハリスなど豪華な顔ぶれが参加する。歴史が重要な鍵を握るアドベンチャーは、大人も子どもも心を躍らされる仕上がりになっている。(シネマトゥデイ)

【感想】
アメリカの大統領リンカーン暗殺事件は、いまだに謎に包まれているが、その犯人の日記から消えていたとされる一部が発見された。そこには、暗殺犯の属する秘密結社の一員にゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先が名を連ねていたという衝撃の記録が記されていた。歴史に隠された真実を求め、ゲイツたちは自由の女神から、パリ、ロンドンと世界を舞台に冒険を繰り広げていく。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
珍しく初日に見に行ってきました。
初日の金曜日の夜、あらー、当シネコンで一番いい劇場なのに、がらがら。
ま、今日は忘年会で、みなさんお忙しいんでしょうね。

前作、はっきりいってあまり面白くなかったので、今回は止めておこうとも思ったのですが、あまりに予告編が面白そうなので、見ることにしたのです。

とにかく、ブラッカイマー制作映画だけあって、飽きさせない。
謎がどんどん出てくるけど、だれかがさっさと解いてくれるし、とにかく進め進めとラストまで。

観客に考えさせない。
で、見終わった後、あれ?どうだったっけ?と思うけど、ま、面白かったからいいか!という映画でした。

南北戦争頃のアメリカから始まって、ニューヨーク、パリ、ロンドンはバッキンガム宮殿、アメリカに戻ってホワイトハウス、議会図書館、最後はラシュモア山にあるか、伝説の黄金都市!!

今回の悪役はエド・ハリス。
エド・ハリスとダイアン・クルーガーといえば、「敬愛するベートーベン」のコンビだけど、忘れていましたね。
エド・ハリスの見た目が全然違うもの。

ジョン・ヴォイドとヘレン・ミレン、主人公の両親、元夫婦という役どころですが、これは安心してみていられる面白ろさでした。

それにしてもライリー(ジャスティン・バーサ)のハッキングすごすぎ。
セキュリティも何もあったもんじゃないね。
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マリア

2007-12-21 11:50:11 | 映画ー劇場鑑賞
ーマリアー
2006年 アメリカ
キャサリン・ハードウィック監督 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(マリア)オスカー・アイザック(ヨセフ)ヒアム・アッバス(アンナ(マリアの母))ショーン・トーブ(ヨアキム(マリアの父)キアラン・ハインズ(ヘロデ王)ショーレ・アグダシュルー(エリサベト)スタンリー・タウンゼント(ザカリヤ)アレクサンダー・シディグ(天使ガブリエル)ナディム・サワラ(メルキオール)エリック・エブアニー(バルタザール)ステファン・カリファ(ガスパール)

【解説】
イエス・キリスト誕生の裏に秘められた、母マリアとその夫ヨセフの愛の物語を映画化。監督は『ロード・オブ・ドッグタウン』のキャサリン・ハードウィック。ヨセフとの婚約中に身ごもってしまい、村人たちからさげずまれるマリアを『クジラの島の少女』のケイシャ・キャッスル=ヒューズが演じる。『砂と霧の家』のショーレ・アグダシュルーらも出演。神学、歴史、政治など、あらゆる専門家の協力を得て忠実に描かれた作品世界に注目。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
ヘロデ大王(キアラン・ハインズ)の圧政に苦しむナザレで、家族とともにつましい暮らしを送るマリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)。愛してもいないヨセフ(オスカー・イサーク)との婚約話が整ったことを両親から知らされた彼女は、心を落ち着けるために逃げ込んだ林で、天使ガブリエルから「あなたは神の子を身ごもる」と告げられる。(シネマトゥデイ)

【感想】
私が通っていた幼稚園では、毎年のクリスマス会でキリスト降誕劇を園児が行うのが通例で、私も年長組の時に受胎告知する天使を演じました。
マリア様は幼なじみのとしちゃん、ああ、懐かしい。

 「きよしこの夜」そのままのシーン
そして、馬屋に集まってくる羊飼いや三賢人たちの様子は「きよしこの夜」の歌詞そのままで、とても美しかったです。

この映画は、日本でもおなじみのキリスト降誕の物語を、宗教色を薄くして、淡々と描いていて、とても好感が持てました。

また、重大な決心をして、それを全うしようとするマリアと、それを支える誠実な夫ヨセフの物語でもありました。

 長い旅をするマリアとヨセフ

ナザレからエルサレムを経て運命のベツレヘムへ、そしてふたりはさらにエジプトへと旅を続けて行きます。
この長い過酷な旅を通して、若い二人は揺るぎない夫婦に成長して行くのでした。

わずかな食べ物を分け合って、しかもヨセフは自分の分をマリアを乗せるロバに分け与えます。
寝た振りをしながら見守るマリア。

また、疲れ果てて眠りこけるヨセフの足をそっと洗い、「あなたの立派な父親」とお腹の子に語りかけるマリア。

辛い旅を乗り越えながら、二人の絆が深まっていきます。

特に、ヨセフの誠実な人柄には、とても感動しました。

三賢人はとてもユーモラスに描かれてありましたが、賢人たる由縁も披露していました。

キリストを無事産み終えて、集まった羊飼いたちに「みなさんへの贈り物です」というマリアの顔は誇らしげでした。

いままで語り継がれてきただけのことはあると思いました。

毎年クリスマスになると見たい映画が増えました。

ただ、受胎告知のシーンは地味だったなあ。
大天使ミカエルもダヴィンチの「受胎告知」の絵のような大きな羽根は付けていなかったし。
あのシーンに思い入れがある私としては、少し残念でした。
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