マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

キンキーブーツ

2006-09-29 10:13:16 | 映画ー劇場鑑賞
2005年 アメリカ/イギリス ジュリアン・ジャロルド監督 ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ=ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット

【解説】
サンダンス映画祭で絶賛され、本国イギリスで社会現象を巻き起こしたハートフルドラマ。ドラッグクイーン用のブーツを作ることになった靴工場の経営者と、自分らしさを模索するドラッグクイーンの友情物語が展開する。靴工場の経営者を「スター・ウォーズ」シリーズのジョエル・エドガートン、ドラッグクイーンを『堕天使のパスポート』のキウェテル・イジョフォーが好演。笑って泣けて、最後には心が温まるストーリー展開が感動的。

【あらすじ】
父親の突然の死により、倒産寸前の靴工場を相続した優柔不断な青年チャーリー(ジョエル・エドガートン)。工場の起死回生に頭を悩ませる彼は、偶然出会ったドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)からインスピレーションを得て、ドラッグクイーン用のセクシーなブーツを新商品として開発しようと思いつく。(yahoo映画)

【感想】
この作品、「カレンダーガール」を思い出しました。
ダサイ田舎の靴工場の息子が、キンキー(変態の)ブーツを作ることを決心し、一人のドラッグクイーンに協力を頼み、ミラノのショーへ出品しようとする、実話に基づいたお話です。
とはいえ、なかなかドララマチックな作品に仕上がっていました。
笑って泣ける、ハートウォーミングな映画です。
ショーや、音楽もとてもよくて、特に最後のファッションショーはすごく楽しい。
ダウンタウンがやった「芸者ガール」みたいな人もいて、大迫力でした。

ラストも工場の人たちを招いたショーで終わるのですが、ショーガールはライトを浴びてきらびやかだけど、本当のスターは光の当たらないところで黙々と働いている名もなき人たちなんだ、というメッセージを感じました。

ドラッグクイーンDrag Queenのドラァグは引きずるという意味なんですってね。
ただ単に異性服装愛者を表すのではなく、同性愛者だけでもなく、そのパフォーマンスや派手な身なりをしている人たちのことだそうです。
彼らが好む引きずるようなドレスから来たようです。


主演のジョエル・エドガートン、「スターウオーズ」シリーズに出ている?
調べたら、ルークを預かるオーウェンおじさんなんですって。トリビア~
また、「キングアーサー」にも…!アーサーの円卓騎士の一人、アーサー王の息子役らしい。
え、「ケリー・ザ・ギャング」にも!?
全然覚えていませんが、なかなか味のあるお顔。
この映画がきっかけで大ブレークするかも!!