1988年アメリカ ポール・ボカート監督 ハーヴェイ・ファイアスタイン原作・脚本 ハーヴェイ・ファイアスタイン 、マシュー・ブロデリック 、アン・バンクロフト 、ブライアン・カーウィン 、カレン・ヤング
【解説】
オフ・オフからスタートし遂にブロードウェイ本道を制覇、トニー賞の戯曲賞、男優賞を受賞した傑作舞台の映画化で、作者のファイアスティン自身が脚色・主演を兼ねた。女装趣味でひと昔前のタイプのゲイながら、素晴らしい芸人である優しい人間性を持つ男を主人公に据えた、可笑しくて哀しいコメディ・ドラマ。
【あらすじ】
ナイト・クラブで働くゲイのアーノルド(ハーヴェイ・ファイアスタイン)。自分に正直に生きようとするが、その都度ゲイに対する周囲の差別や無理解が障害として立ちはだかってしまう……。(以上yahoo映画)
【感想】
トリロジーと言うから3つのお話かと思ったら、3部構成の物語でした。
第1部はエドとの恋の話。でも、エドは女性の愛人を作って、破局。
ものすごい顔、ものすごい声のハーヴェイ・ファイアスタインに驚いてしまいました。
第2部はアランとの恋の話。結婚して養子ももらって、普通の生活を夢見た矢先…。
アラン役のマシューが美しい。すごく純粋。
エドを誘惑するところはいただけないけど、彼も孤独の中からやっと愛を見つけだした青年でした。
第3部はママとの確執が表面化してしまう。
ここが、いいのよね。
アン・バンクロフトがうまいなあ。
激しい気性だけど、愛情に溢れていました。
このママにして、この子ありだわ。
よく似てるし。
激しいやり取りの中に、何度も相手を思いやる言葉が出てきて、泣かされました。
落胆して肩を落とす仕草なんか、芸術ね。
去年亡くなったんでしたね。残念です。
ニューヨーク在住の友達がゲイの息子を持った母親は幸せだと言っていました。
すごく母親思いなんだそうてす。
この間見た幸せのポートレートでは、ダイアン・キートンの母親が「私の息子は全部ゲイになるようにと願った」と言っていました。
実際に3人いる息子の一人はゲイで、恋人を連れてクリスマス休暇に帰ってきていたし、次の年には養子の赤ちゃんも連れていました。
もちろん二人とも芸人ではなさそうだったし。
たった、20年ほどの間で、ゲイの地位はこれほどまでに上がったのでしょうか。
日本でもカミングアウトする人が増えたとはいえ、まだまだ好奇の目で見られていますね。
私自身も偏見を持っているのかどうかさえ、わかりません。
だから、細かい心理はわからないけど、親子の話として見ると、とてもハートのあるいい映画でした。
【解説】
オフ・オフからスタートし遂にブロードウェイ本道を制覇、トニー賞の戯曲賞、男優賞を受賞した傑作舞台の映画化で、作者のファイアスティン自身が脚色・主演を兼ねた。女装趣味でひと昔前のタイプのゲイながら、素晴らしい芸人である優しい人間性を持つ男を主人公に据えた、可笑しくて哀しいコメディ・ドラマ。
【あらすじ】
ナイト・クラブで働くゲイのアーノルド(ハーヴェイ・ファイアスタイン)。自分に正直に生きようとするが、その都度ゲイに対する周囲の差別や無理解が障害として立ちはだかってしまう……。(以上yahoo映画)
【感想】
トリロジーと言うから3つのお話かと思ったら、3部構成の物語でした。
第1部はエドとの恋の話。でも、エドは女性の愛人を作って、破局。
ものすごい顔、ものすごい声のハーヴェイ・ファイアスタインに驚いてしまいました。
第2部はアランとの恋の話。結婚して養子ももらって、普通の生活を夢見た矢先…。
アラン役のマシューが美しい。すごく純粋。
エドを誘惑するところはいただけないけど、彼も孤独の中からやっと愛を見つけだした青年でした。
第3部はママとの確執が表面化してしまう。
ここが、いいのよね。
アン・バンクロフトがうまいなあ。
激しい気性だけど、愛情に溢れていました。
このママにして、この子ありだわ。
よく似てるし。
激しいやり取りの中に、何度も相手を思いやる言葉が出てきて、泣かされました。
落胆して肩を落とす仕草なんか、芸術ね。
去年亡くなったんでしたね。残念です。
ニューヨーク在住の友達がゲイの息子を持った母親は幸せだと言っていました。
すごく母親思いなんだそうてす。
この間見た幸せのポートレートでは、ダイアン・キートンの母親が「私の息子は全部ゲイになるようにと願った」と言っていました。
実際に3人いる息子の一人はゲイで、恋人を連れてクリスマス休暇に帰ってきていたし、次の年には養子の赤ちゃんも連れていました。
もちろん二人とも芸人ではなさそうだったし。
たった、20年ほどの間で、ゲイの地位はこれほどまでに上がったのでしょうか。
日本でもカミングアウトする人が増えたとはいえ、まだまだ好奇の目で見られていますね。
私自身も偏見を持っているのかどうかさえ、わかりません。
だから、細かい心理はわからないけど、親子の話として見ると、とてもハートのあるいい映画でした。