ーアリス・イン・ワンダーランド/時間の旅ーALICE THROUGH THE LOOKING GLASS
2016年 アメリカ 113分
監督=ジェームズ・ボビン キャスト=ジョニー・デップ (マッドハッター) アン・ハサウェイ (白の女王(ミラーナ)) ミア・ワシコウスカ (アリス) リス・エヴァンス (ザニック) ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王(イラスベス)) サシャ・バロン・コーエン(タイム) アラン・リックマン(アブソレム) スティーブン・フライ(チェシャ猫) マイケル・シーン(白ウサギ) ティモシー・スポール(ベイヤード) マット・ルーカス(トウィードルダム/トウィードルディー)
【解説】
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにした前作の続編で、アリスが時間の旅に出るファンタジーアドベンチャー。帰らぬ家族をひたすら待っているマッドハッターを助けるべく、アリスが時をさかのぼり奮闘する姿を活写。前作の監督ティム・バートンが製作を務め、『ザ・マペッツ』シリーズなどのジェームズ・ボビンがメガホンを取る。ミア・ワシコウスカやジョニー・デップなど前作のキャストが続投し、時間を司るタイムを、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じる。アリスをはじめチェシャ猫など人気キャラクターによる新しい物語に期待。
【あらすじ】
ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族の帰りを待っていたのだ。ワンダーランドに着いたアリスは、白の女王(アン・ハサウェイ)たちから頼まれ、マッドハッターの家族をよみがえらせるべく、過去を変えようとする。時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間をさかのぼったアリスだったが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
「鏡の国のアリス」をモチーフにしているようですが、内容は前回同様全く違います。
前回の続編。
登場人物が同じなので説明部分が省かれて、ストーリーの進み方がスビーディーで、面白かったですよ。
私は前作よりもかなり面白かったです。
アリス、前作の終わりに貿易船で世界の海に出て行くと啖呵を切っていて、私はそれは無理だろうと呆れていましたが、本当に彼女、貿易船の船長になっていました。
これはすごい!!
アリスの勇ましい船長姿
しかし、陸に上がってみると、船を売らないと屋敷をとられる事態に。
母にも説得され、船を売る決心をしたところに、不思議の国から蝶になったアブソレム(アラン・リックマン)が来て、マッドハッター(ジョニー・デップ)が危篤だとの知らせた。
アリスは鏡を通って、再び不思議の国へと導かれていった。
ハッターが苦しんでいるのはジャバウォーキーの日に亡くなった家族のこと。
家族はきっと生きているので探して欲しいと言う。
不思議の国の時を司るタイム
アリスは時を司るタイムの屋敷に忍び込み、時を操るクロノスフィアを手に入れてジャバウォーキーの日に戻ると、ハッターの家族は死んではおらず、赤の女王に囚われていることがわかった。
赤の女王
赤の女王と白の女王の確執の原因もわかり、最後にはアリスの活躍でめでしめでたしとなります。
白の女王(左)
タイムパラドックスのお話で、このアリスの冒険物語は家族みんなで楽しめると思います。
アラン・リックマンの最後の作品になってしまったようです。
惜しい俳優さんが、また一人いなくなりましたね。
残念です。
「ハリー・ポッターシリーズ」見直したくなりました。
ジョニー・デップのマッドハッター、一段と強力な出で立ちでした。
マッドハッター
ジョニーといえば、アンバーとの離婚のめどが立ったとのニュース。
よかったですね。
これ以上泥沼になっても、誰も得をしないものね。
さあ問題が解決して、心機一転のジョニーのこれからに期待しましょう。