ークレイジー・ハートーCRAZY HEART
2009年 アメリカ
スコット・クーパー監督 ジェフ・ブリッジス(バッド・ブレイク)マギー・ギレンホール(ジーン・クラドック)ロバート・デュヴァル(ウェイン)ライアン・ビンガム(トニー)コリン・ファレル(トミー・スウィート)ポール・ハーマン(ジャック)
【解説】
ジェフ・ブリッジスが破滅的な人生を送るシンガーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した感動のヒューマンドラマ。かつて一世を風靡(ふうび)した伝説のシンガーソングライターの愛と再生を描く。監督は、本作がデビュー作となるスコット・クーパー。主人公と惹(ひ)かれ合うシングルマザーを『ダークナイト』のマギー・ギレンホールが演じる。俳優人生の集大成ともいえるジェフの熱演と、物語を彩るアメリカンミュージックに注目だ。
【あらすじ】
シンガーソングライターとして一世を風靡(ふうび)したものの、57歳になってすっかり落ちぶれたバッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)。自分の弟子だったトミー(コリン・ファレル)がアメリカのトップ歌手として人気を博す一方、孤独な酒浸り生活を送るバッドは、シングルマザーの記者ジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。(シネマトゥデイ)
【感想】
この作品で、ジェフ・ブリッジスは始めてのオスカー(主演男優賞)を手にしています。
遅すぎる感じがしますが。
この作品、ストーリーはありがちで、平凡です。
☆ネタバレ
この作品の主人公バッド(ジェフ・ブリッジス)は、57歳。
かつては、ヒット曲もあり、カントリー・ミュージック界では一目置かれる存在だが、今は、一人でバンを運転して、いわゆるどさ回りをしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f2/81fba7b437043782cfb14b51cf7ab663.jpg)
バッド・ブレイク
ライブハウスならいい方で、酒場やボウリング場ということもある。
酒を飲んで歌い、朝目が覚めたら見知らぬ女性が隣で眠っているということも少なくない。
酔いどれでおせじにもかっこいいとはいえない親父です。
そんなある日、ローカル紙の記者をしているジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。
ジーンは、シングルマザー。
4歳の息子と暮らしていた。
親子ほども年の差のある二人だが、お互いに惹かれ合う。
荒んだバッドの心にも光が射し始め、弟子でいまは人気者の歌手トミー(コリン・ファレル)の配慮もあって、大きなステージに経立ち、成果もあげられた。
なにもかも順調に行くように思えた矢先、アルコールのせいで、大失敗をして、ジーンから愛想づかしをされてしまった。
親友のウェイン(ロバート・デュヴァル)の力を借りて、アルコール中毒から脱しても、もう、ジーンの心は戻って来なかった。
でも、失恋にも負けず、バッドは自分の人生を再び取り戻した。
それがさわやかなラストシーンにつながって、とてもいい映画だと思いました。
この平凡な物語に陰影を付けて、人の思いの深さを表現できたのは、役者さんたちの力量だと思いました。
アルコール中毒から脱して、ジーンのもとを訪れるバットの目は、それまでと違って、とても知性にあふれた光が宿っていました。
これが、演技ってすごいなあ。
ジェフも、マギーも、コリンもよかった。
コリン・ファレルって、乱暴であまり頭の良くないやんちゃな人というイメージだったけど、この作品では、師匠を陰ながら尊敬し、慕ういい弟子の姿でした。
ジェフもコリンも自分で歌っているようですね。
役者さんて、すごいなあ。
オススメです。
2009年 アメリカ
スコット・クーパー監督 ジェフ・ブリッジス(バッド・ブレイク)マギー・ギレンホール(ジーン・クラドック)ロバート・デュヴァル(ウェイン)ライアン・ビンガム(トニー)コリン・ファレル(トミー・スウィート)ポール・ハーマン(ジャック)
【解説】
ジェフ・ブリッジスが破滅的な人生を送るシンガーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した感動のヒューマンドラマ。かつて一世を風靡(ふうび)した伝説のシンガーソングライターの愛と再生を描く。監督は、本作がデビュー作となるスコット・クーパー。主人公と惹(ひ)かれ合うシングルマザーを『ダークナイト』のマギー・ギレンホールが演じる。俳優人生の集大成ともいえるジェフの熱演と、物語を彩るアメリカンミュージックに注目だ。
【あらすじ】
シンガーソングライターとして一世を風靡(ふうび)したものの、57歳になってすっかり落ちぶれたバッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)。自分の弟子だったトミー(コリン・ファレル)がアメリカのトップ歌手として人気を博す一方、孤独な酒浸り生活を送るバッドは、シングルマザーの記者ジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。(シネマトゥデイ)
【感想】
この作品で、ジェフ・ブリッジスは始めてのオスカー(主演男優賞)を手にしています。
遅すぎる感じがしますが。
この作品、ストーリーはありがちで、平凡です。
☆ネタバレ
この作品の主人公バッド(ジェフ・ブリッジス)は、57歳。
かつては、ヒット曲もあり、カントリー・ミュージック界では一目置かれる存在だが、今は、一人でバンを運転して、いわゆるどさ回りをしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f2/81fba7b437043782cfb14b51cf7ab663.jpg)
バッド・ブレイク
ライブハウスならいい方で、酒場やボウリング場ということもある。
酒を飲んで歌い、朝目が覚めたら見知らぬ女性が隣で眠っているということも少なくない。
酔いどれでおせじにもかっこいいとはいえない親父です。
そんなある日、ローカル紙の記者をしているジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。
ジーンは、シングルマザー。
4歳の息子と暮らしていた。
親子ほども年の差のある二人だが、お互いに惹かれ合う。
荒んだバッドの心にも光が射し始め、弟子でいまは人気者の歌手トミー(コリン・ファレル)の配慮もあって、大きなステージに経立ち、成果もあげられた。
なにもかも順調に行くように思えた矢先、アルコールのせいで、大失敗をして、ジーンから愛想づかしをされてしまった。
親友のウェイン(ロバート・デュヴァル)の力を借りて、アルコール中毒から脱しても、もう、ジーンの心は戻って来なかった。
でも、失恋にも負けず、バッドは自分の人生を再び取り戻した。
それがさわやかなラストシーンにつながって、とてもいい映画だと思いました。
この平凡な物語に陰影を付けて、人の思いの深さを表現できたのは、役者さんたちの力量だと思いました。
アルコール中毒から脱して、ジーンのもとを訪れるバットの目は、それまでと違って、とても知性にあふれた光が宿っていました。
これが、演技ってすごいなあ。
ジェフも、マギーも、コリンもよかった。
コリン・ファレルって、乱暴であまり頭の良くないやんちゃな人というイメージだったけど、この作品では、師匠を陰ながら尊敬し、慕ういい弟子の姿でした。
ジェフもコリンも自分で歌っているようですね。
役者さんて、すごいなあ。
オススメです。