マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

京都の懐石料理「菊乃井」

2010-07-06 10:24:55 | グルメ
ー菊乃井ー
大学の先輩たちに誘っていただいて、京都に遊びに行きました。

ミシュラン3つ星の料亭「菊乃井」です。

この日は、すごい雨が降っていたので、玄関から写真は撮れませんでしたが、「菊乃井」本店は八坂神社や高台寺の近くにあります。

京都では、7月1日から京都三大まつり(葵祭・時代祭)のひとつ祇園祭が始まっているそうです。
この祭りは、八坂神社のお祭りで、日本三大祭り(大阪の天神祭・東京の山王祭)の一つとも数えられているそうです。
祇園祭は山鉾巡航が行われる7月16日の数日前から宵々々山、宵々山、宵山というふうに盛り上がって行きますが、実際には7月31日まで続いているそうです。

この祭は平安時代に流行った疫病を鎮めるために始まったお祭りで、千年を越える歴史があります。

八坂神社のすぐそばにある菊乃井は、祇園祭をテーマに取り入れた季節感豊かなお料理が次々と出てきました。

八寸には茅の輪が飾られ、笹の葉があしらわれています。
それに「蘇民将来子孫也」と書かれた短冊が添えられてありました。



仲居さんが手短に説明して下さいます。
蘇民将来とはー
近畿地方を中心に伝わる説話で、武塔神(北海の神で南の地方に嫁を探しにきた神。須佐之男命と同一視されている)が、旅の途中で、貧しい身なりで宿を乞うた時、裕福な弟の巨旦将来は断り、兄の蘇民将来は貧しいながらももてなした。
武塔神は、巨旦将来の妻になっていた蘇民将来の娘に茅の輪を付けさせ、それを目印にして、蘇民将来の娘以外の巨旦将来の一族を滅ぼした。
その故事から、茅の輪を付けていれば、疫病を避けられると信じられているそうです。

そして、金のコーティングをしたかわらけには、八坂神社からのお下がりのお神酒が注がれました。
この時に使った箸は竹製で、お店で作って冷凍してあるそうです。
写真がなくて残念。



向付の器は、瓜をくりぬいたものです。
まるで、野趣味溢れる生け花のようでした。
添えられているポン酢のジュレ、説明を聞く前に食べてしまった方もいましたが、白身の刺身を包んでいただくと、口の中で酸味が広がって、蒸し暑さを忘れるさわやかなお味でした。

ウニ豆腐、好物の鮎の塩焼きなど、写真撮る前に食べてしまいまったものが、いっぱいあります。
ご紹介できずに残念です。



これは、摩訶不思議なお料理でした。
中猪口「トマトの擂り流し」
トマトのスープ(?煮込み?)の上には生湯葉がかかっています。
透明に見えているのがじゅんさい。
とても私の拙い語彙力では説明できません。
感動の一品でした。
(この夜眠りにつくときにも、甦ってくるほどでした)



これは、デザートではありません。
トウモロコシのアイスクリームと、下にあるのは野菜のテリーヌ。
テリーヌといっても、いろんな種類の野菜が層になっていて、ゼリーで寄せてあるものです。
これも、驚きの一品。
美味しい。

食事はハモの乗った炊き込みご飯。



デザートは、黒蜜のかかったくずきりにアイスクリームが乗ったもの。

完食致しました。
お腹いっぱいです。

京料理は、最高です。
目で見て、味わって、季節を愛でていただきます。
料理人のセンスと技術と伝統が伝わってきます。
そして、私にとっては驚きが贅沢なごちそうです。
もちろん、お料理にあった日本酒をぐびぐび。
今回は、「但馬杜氏 三谷藤夫」というお酒をいただきました。



この夜のお料理には、もう二度と出会うことはないのでしょうね。
一期一会ですね。
日本人に生まれた幸せに感謝。
ごちそうさまでした。

お花見

2009-04-06 19:32:39 | グルメ
今年は、例年より長く桜を楽しめるようで、天気予報で見頃は来週月曜日までと言っていました。
私の住んでいる大阪都心部でも、サクラを楽しめる場所があります。



たとえば、↑横堀川のほとりの公園は、穴場中の穴場です。
先日、近所の居酒屋「北浜いしころ」とカフェバー「フレイムハウス」の合同お花見に参加させていただきました。
でも、残念。



いしころのとしさんが気合いを入れて作ってくださったお弁当に感動して、「乾杯!!」と言ったとたんに、雨!!
あわてて、かたづけて、あとは「いしころ」さんのお店で宴会の続きをさせていただきました。
いつもながら、美味しいお弁当で、心まで暖かくなりました。
チハルちゃん手作りのクイズもあって、本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

そして今日、いつも初詣に行く御霊神社。
きれいですね。
通りがかって、思わず、パチリ!!


エルポニエンテ オラ

2008-12-12 16:32:32 | グルメ
我が家は秋はイベントが多いのですが、結婚記念日もそのひとつ。
検診を受けた帰りに、今年も健康でいられたのを感謝しつつ、レストランへ出かけました。

エルポニエンテ オラ
今年、9月に「ほたるまち」にオープンしたお店です。

「エルポニエンテ ゴソ」は北浜にあって、スペイン風の居酒屋です。
混んで来たら、みんな立って飲んでいます。
すごく人気のお店です。

土佐堀にある「エルポニエンテ」は、友達とランチをしに時々行きます。
家庭的なお店です。

で、先日、odona(淀屋橋)に新しいお店ができたと聞いてランチを食べにいったら、「オラ」の2000円のお食事券をいただいたのです。
なんという太っ腹!!

「ほたるまち」ってどこ?って聞かれます。
私も知らなかったけど、リーガロイヤルや国際会議場の、堂島川をはさんで、福島側の対岸にありました。
中之島新線の「中の島駅」と「渡辺橋駅」の中間でした。

 外観

ここは、コースだけのお店です。

まず、前菜。ヨーグルトを固めたものに、オリーブオイルと岩塩でいただきます。
 

次は、えびとタピオカをソースで和えたもの。


キュウリとアボガドの冷製スープ
 これが一番楽しくて美味しかった!!

まぐろ 

はた  
香港では丸ごと上げてありましたが、こんなに繊細な料理になって出てきました。
あと、アサリのお料理もあったけど、写真を失敗しました。
とにかく、魚介のお料理だけでもお腹はいっぱいです。

イカスミのリゾット
 ゴソの「イカスミのパエジャ」に似ているけど、こちらはリゾットです。

結婚記念日だと言ったら、チョコレートでお皿にお祝いの文字を書いてくださいました。
スペイン語で「結婚記念日おめでとう」と書いてあるそうです。


とても、いい記念日になりました。

ほろ酔い気分で外に出ると、ほたるまちの空には、こうこうと輝く満月が…



大川のお花見

2007-04-03 10:54:29 | グルメ

大川へ、ご近所でお花見、行ってきました。

家を出たら思ったより寒く、雨もぽつぽつ降っていて、どうなることかと思ったけど、なんとか持ちました。
近所のお店、「フレイムハウス」というカフェバーと居酒屋「いしころ」の合同の催しに、お許しをいただいて私たち夫婦も参加させていただきました。

わたしたちは「フレイムハウス」のお店で待ち合わせて、和服姿も美しいお嬢さんたちと「いしころ」へ向かいました。
5分とかからないんですが。

「いしころ」前では、イケメンたちが待っていてくれて、「えーっ、今日って合コンだったの? わたしたちは場違いじゃないの?」ととても不安になりました。

「いしころ」さんたちは車に食べ物、飲み物をたくさん積んで出発。
私たちは徒歩でのんびり歩いて行きました。

現地では、「フレイムハウス」のさとちゃんとあきちゃんが場所取りしていてくれました。
 大川の河原で、桜は7分咲きくらい。
いい感じでした。
川にはたくさんの船が行き交って、ディキシーランドジャズバンドを乗せた船もあり、盛り上がっていました。
私たちの場所の近くにはアンデスの民族衣装着た人たちが、生演奏していました。

 お弁当は「いしころ」のチーフがほとんど一人で作ってくれたものでした。
これが、めちゃめちゃ美味しかった。
鯛飯、たき合わせ。てんぷら、酢の物、申し分なしでした。

 こんな感じでお花見を楽しみました。

「いしころ」さん、「フレイムハウス」さん、ありがとうございました。
お邪魔虫でしたが、また呼んでくださいね。

夫の誕生日

2006-10-30 15:33:36 | グルメ
夫の誕生日の次の日に、映画をみたあと、よし田本店へ食事に行きました。

夫のお誕生日だと言ったら、大将がとっておきのお酒をきき酒させてくれました。
ひとつは黒糖焼酎「竜宮」の古酒。
もうひとつは米焼酎「帰山」を1年間バーボンの樽に寝かしたもの。

竜宮の方は封を切ってくださいました。
これは上等なブランデーみたい。
甘くて、全然刺激がない!!

「帰山」は上等なバーボンみたい。
私はこっちがお気に入り。
二杯目をおねだりしたら、「見なかったことにします」と言いながら、氷を入れてくださいました。
優しいなあ。

ついでに、これに合う肴ということで「カレイの子の煮もの」、ほんと、絶品。

魚卵好きにはたまりません。

大将、ありがとう。
来月は私の誕生日、またよろしくお願いしますね。

京料理 桜田

2006-06-17 16:56:09 | グルメ
京都市下京区烏丸仏光寺入一筋下ル匂天神町 
TEL 075-371-2552 
毎週火曜日定休

京都でのランチはここが最高!と思っています。
一緒に行った友達も気に入ってくれたようです。

まず、玄関の清潔さ。
驚きのあるお料理の内容。
京料理は目で見て楽しみ、それを全部いただけるのが喜び。
しかも、リーズナブル。
小さいお店だけど、すみずみまで気持ちが行き届いています。
すばらしい。


金沢 松の寿司

2006-06-09 09:47:39 | グルメ
929-1125 石川県かほく市宇野気チ91-10 076-283-1826

金沢在住の甥のお薦めで行ってきました。
いやあ、行って良かった。

特上を頼んだら、でてくるでてくる、全14かん。
しかも、ネタがでかい。おいしい。
二人で1人前で十分でした。
平日のお昼、ちょっと時間がずれていたけど、お客さんはいっぱい。
金沢市内から外れたところにあるのに。
女性のグループが目立ちました。
みなさん、しあわせそうな顔で食べていました。
金沢に行くことがあったら、外せないお店です。