今年も服部緑地野外音楽堂で、祝春一番コンサートが行われ、私は3日、5日、6日の3日間行きました。
5日は一日中雨が降り、寒かったので、3時ごろ引き上げましたが、夫は最後まで頑張りました。
こういうコアなファンに支えられて、このイベントが続いているのですね。
3日、5日はお客さんがたくさん入り、大盛況でした。
去年辺りから撮影禁止がきつくなって、なかなかステージは撮れませんが、写真は、大トリの三宅伸治バンドの演奏で、多いに盛り上がる人たちです。
楽しかったですねー。
また、来年。
今年も服部緑地野外音楽堂で、祝春一番コンサートが行われ、私は3日、5日、6日の3日間行きました。
5日は一日中雨が降り、寒かったので、3時ごろ引き上げましたが、夫は最後まで頑張りました。
こういうコアなファンに支えられて、このイベントが続いているのですね。
3日、5日はお客さんがたくさん入り、大盛況でした。
去年辺りから撮影禁止がきつくなって、なかなかステージは撮れませんが、写真は、大トリの三宅伸治バンドの演奏で、多いに盛り上がる人たちです。
楽しかったですねー。
また、来年。
5月だというのに、寒い一日。
神社の境内でかがり火を焚いて行われたこのコンサート。
芯から冷えたけど、お客さんは最後まで喜んでみていましたよ。
まず、御霊神社山門。
裏ではアヤメがきれいに咲いていました。
ステージ。
チラシ
フォークの達人・金森幸介とフォークの巨匠・加川良。笑!!!
往年の深夜放送「チャチャヤング」のDJを、亡くなった岩井宏さんと3人でされていました。
それが元で、私は良さんファンに。
高校生でした。きゃあ!!
その二人が、初の共演ですって。
これは、見逃せないでしょう?
まずは良さんから。
そして、幸介さんの後、二人で演奏してくれました。
いつになく、楽しそうですねえ!!
この雰囲気は客席にも伝わり、アンコールに「伝導」を歌ってくれました。
寒い中聞いたかいがありました!!
良さん、幸介さん、ありがとう!!
ー祝春一番2012ーその2
【3日目】
この日も裏方であまり見られませんでしたが。
この人は外せないでしょう。
友部正人
カオリーニョ藤原さんは、オープニングの桜川唯丸一座にも出演されていましたが、がらりと雰囲気を変えて。
三宅伸治BAND!!
友部正人もゲスト出演して、ジャンプする。
ラストは木村充揮。
今回はジャズっぽく。
アンコールは「ケセラ」。
また、泣いてしまいました。
【最終日】
今日も頑張るぞ、と並びにいったら、雨。
しかも、だんだん強くなってきました。
空を見上げていたら、どこからともなくギターを持ったパンダが現れました。
待ってるみんなを乗せて、コール&レスポンスまでやってくれて楽しみました。
オープニングは夕凪の「春一番」から。
リクオがすごくよかったのに、写真がありません。
このディスクを買って、リクオさんにサインしてもらいました!!
家で聞いても、むっちゃ、かっこいいです。
豊田勇造BAND。
いつもメッセージ性の強い歌を歌ってくれる勇造さん。
この日も友達がたくさんステージに上がってコーラスを付けていました。
特に、出演者でもあった大久保正人さんの尺八。
素晴らしかったです。
大久保さんは、「姫神せんせいしょん」にギターリストとして参加されていた人で、大槌町在住の和楽器奏者。
東北地方を襲った3年の大震災で自宅は全壊、持っていた楽器もすべて津波に流されたそうです。
ところが、和太鼓が自宅1階部分から奇跡的にみつかり、それが新聞記事となりました。
その記事を読んだ山口県の94歳の女性から「父の尺八をもらって」と言われ、今は、復興を願って尺八を吹いて活動をしておられるそうです。
そういうお話を関テレのアナウンサーのヤマヒロさんから聞きながら演奏に聞き入ったせいか、心が澄むような気持ちがしました。
大久保正人。
がらりと変わって、清水芸人。
こちらもどんどん芸のグレードがアップしていました。
伴奏は長田TACO和承。
絵になりますねえ。
これは新結成(?)「おはじき」。
新谷キヨシ、サキタハジメ、押尾コーターロー。
渋谷毅オーケストラ。
いつもすごい演奏です。
ゲストに金子マリ。
5th element will
マリさんの祈りのようなバラード。
泣いている人もいました。
森園勝敏さんの容態はどうなのでしょうか?心配です。
ラストは「ハンバートハンバート」。
ステキなデュエットを聞かせてくれました。
スティールギターはTACOちゃん。
私はこんな角度で見ていました。
いい感じでしょ?
押尾コータローさんが客席でかぶり付きで見ていましたよ。
今年も無事、春一が終わりました。
みんな笑顔で帰って行きます。
よかったね。
また、来年ね。
ー祝春一番2012ーその1
アベちゃんが逝って2年目、今年も「祝春一番」の季節となりました。
福岡風太は今年もやってくれました。
5月3日、いつものように服部緑地野外ステージで「祝春一番」の開幕です。
今年は4日と5日、2日間ケータリング係で裏方をしました。
8時半集合で、体操と記念撮影に入れてもらいました。
3日と6日はちゃんと客席で聞きましたが、会期を通して、変な天候でした。
暑すぎないことは良かったけど、通り雨や寒暖の差に、毎日悩まされました。
野外コンサートというのは、いろんなことがあるもんです。
主催者の福岡風太はウコンを飲んで頑張っていました。
【1日目】
オープニングはアチャコフレンズ。
今年は震災1年たって、その復興と原発の問題がテーマとして取り上げられることが多かったと思います。
近所のフレイムハウスのライブでもお目にかかった「歌屋BOOTEE」。
加川良。
今回はブルーハーツの「青空」を歌ってくれたよ!
でも、なんだか出番が短いなあ。
「LOW-LOWS」で会場は大盛り上がり。
雨が降っても、帰るお客さんは少なかった。
今日のラストは大塚まさじ。
最後は出演者が全員出てきて「プカプカ」。
今年も撮影規制が厳しいので、ブログの写真はあちこちからもらっています。
みんな苦労しています。(ちょっとグチる)
【2日目】
まかないだったので、あんまり見れていませんが。
有山じゅんじwithラスティック・バンズ。
そろいのアロハを楽屋で見たときはちょっとびっくりしましたが、演奏は抜群。
スティールドラムがたくさん並んで、陽気な音楽を聞かせてくれました。
有山さんもおしゃれなアロハで登場。
有山ハッピーサウンドでした。
中川イサトさんはエレキギターを持って伊藤銀次たちとバンドで。
心にゃロックの血が騒ぐー!のでしょうね。
曽我部恵一バンド。
このコンサートでは、若手!!
スタンダップコメディアン、ナオユキ。
去年よりさらにパワーアップしていました。
客席は爆笑の渦。
飲み屋ネタばかり。
たくさん飲み屋さんに授業料を払っているのでしょう。
風太さんのこだわり、「平成武蔵野たんぽぽ団」。
1970年代の始めに高田渡を中心に結成されたバンドの再結成風。
昨年11月27日高田渡の故郷、岐阜県北方町で行われた「第2回高田渡メモリアルコンサート」で結成されたバンドですが、風太さんの熱いリクエストで、この日も演奏を聞かせてくれました。
風太も加わってのコーラス。
左が佐久間順平、右が大塚まさじ。
ひときわ格好良かったいとうたかお。
もうすぐ彼が主演の映画、「MY HOUSE」が全国で公開されます。
原作は坂口恭平、監督は堤幸彦、キャストはいとうたかお、石田えり、板尾創路。
5月26日全国公開です。
楽しみ!!
大阪ミナミの某所。
金子マリのライブを聞きつけ、行ってきました。
ママのひろこさん。
店内は、ほんと狭い。
何人はいるのかと心配になりますが、楽器のセッティングはばっちり。
まずは、5th element will から松本照夫、大西真、石井為人のユニット。
休憩、そして北京一さんのパントマイムやおしゃべりで会場を盛り上げた後、
金子マリ登場。
なんとサプライズゲスト、有山じゅんじ!!
一緒に演奏するはずの森園勝敏さんが急病で倒れられたそうです。
マリさんは心配で心がいっぱいという感じでしたが、祈りを込めて歌ってくれました。
いやあ、よかった。大感激。
お客さんも大満足。
楽しかった。
マリちゃん、ありがとう。
ひろこさん、ありがとうございました。
ー画廊喫茶フレイムオープニングパーティ フレイムハウス復活祭ー
我が家のリビングルームのような、カフェバー・フレイムハウスが、新しいお店をオープンしました。
と言っても、フレイムハウスの隣の二階、フレイムハウス発祥の店で、今回の復活となったのでした。
フレイムハウスブログを参照してください。
8月の末から、知る人ぞ知るという感じで始まっていたのですが、全容が現れたのは、この日が初めてでした。
マスターは画家でもある柿坂万作さん。
画廊喫茶の名の通り、彼の模写作品が並んでいます。
このお店、私は前のお店に入ったことがなかったのですが、私の生家の2階に雰囲気が似ているんです。
懐かしいわあ。
オープニングライブは「復活チェリーズ」から始まりました。
「復活チームヤッコマンズ」、フレイムのウクレレ教室講師の中山隆志と松井朝敬のギターデュオ、後半は「ウイズミー」、「たらすな」のあと、歌屋ブーティーとツインズのコラボでした。
ヤッコマンライブ
中山隆志と松井朝敬のギターデュオ
バイオリンとのコラボ
歌屋ブーティーとツインズのコラボ
ウイズミー
客席にはありやまじゅんじさんが!!
お客さんとステージが一体となった温かいライブになりました。
一度お開きとなってから、ふたたびツインズと歌屋ブーティがステージに立ち、素晴らしいブルースを聞かせてくれました。
ご機嫌な夜は、エンドレスのブルースで更けて行きました。
ー「大塚まさじライブ&兵庫県朝来のうまい地酒、竹泉を楽しむ会」
~唄もお酒もええもんはええ~ ー
大塚まさじさんのライブに行ってきました。
ライブは午後3時から始まりました。
明日の晩は中秋の名月と言うのに、暑い日でしたが、会場となった酒蔵なかやまは、店内を暗くしてとてもクーラーが効いて快適でした。
大塚さんの歌にお客さんも大喜び。
1部も2部もラストの曲はコーラスになりました。
いつもよりはしゃいだ感じでした。
後半は、聞き酒会。
いったん会場を出て、セッティングをし直してからふたたび店内に入れていただきました。
兵庫県朝来町の蔵本「竹泉」から若い杜氏さんがお酒の説明をしてくださって、全部で8種類のお酒を聞き酒させていただきました。
仕込み水も持って来てくださって、これがまた美味しかった!!
日本酒の倍のお水を飲みながらだと、決して悪酔いしないそうです。
お料理も、近所のお店から取り寄せてくださって、とても美味しかったです。
5月に加川良さんの会をされたそうで、社長さんが高校時代に好きだった音楽、憧れの人だと言うことでした。
大塚さんとお話をされている中山社長、とても嬉しそうでした。
ライブがなくても、いろんなイベントをされているようなので、日本酒好きは注目のお店です。
酒蔵なかやま
大阪市北区本庄東 2-15-2
06-6371-0145
この日は14番目の月。
「月のまつり」を主催している大塚さんにぴったりの夜でした。
ー西岡恭蔵メモリアル「ぞうのあしあと」Vol.6
東日本大震災復興支援チャリティーフォークコンサートー
伊豆市生きいきプラザ内特設会場(修善寺)
祝春一番コンサートで、陶芸家の天野雅夫さんにチラシをいただいて、伊豆半島には行ったことがなかったので、出かけることにしました。
夫の仕事が昼まであったので、12時40分の新幹線に乗ったら、16時過ぎには会場に到着しました。
真っ先にお会いしたのが、3月にお世話になったKさんのご主人。
Kさんもご家族でいらしていました。
会場に入ったら、天野さんに挨拶して、受付を済ませました。
そうしたら、ローズもいる、ローリンもいる、びっくりしました。
あちらも、「よっぽどヒマなん?」と思ったことでしょう。
その他にも、たくさん知り合いがいましたよ。
東京から来た人や、名古屋から来た人や、大阪から来た人も。
みなさん、声をかけてくださってありがとうございました。
舞台の背景には去年亡くなったイラストレーター沢田としきさんのりっぱな看板が立てかけられていました。
天野さんのご挨拶
16時半から地元の「風の音」というオカリナグループからスタート。
会場はガラス張りで、明るい外の景色も楽しめました。
最初の登場はながいようさん。
休憩の後、加川良さん。
「良ちゃーん」と黄色い声も飛びます。
最後は大塚まさじさん。
西岡恭蔵さんとのエピソードを交えながら。
この日舞台監督を務めた田川律さんと、二人で作った歌「うた」を歌う。
アンコールの「男らしいってわかるかい」
「プカプカ」
打ち上げでは、こんなスリーショットも。
遠出すると、そこでしか見られないお楽しみがあるので、やめられません。
今回は、ディランセカンドの再現でしょう。
良かったわー。
同好の仲間と出会うと、とても懐かしい感じがします。
また、いつかどこかでお会いしましょうね。
<5月4日>
朝早くから、すごい人出。
1時間前には野外音楽堂を取り囲むように、長蛇の列ができていました。
小椋ホズさんが、いとうたかおさんと長田(タコ)和承を従えてのオープニング。
珍しいアフリカの楽器、弦楽器のようなハープのような大きな楽器を演奏していました。
オープニングにふさわしい、爽やかな音色でした。
この日は、いとうたかおさんを始め、有山じゅんじさん、石田長生さん、豊田勇造さん、藤井裕さん、ヤスムロコウイチさんといった個性派ぞろい。
有山さんのステージには清水興さんと石田長生
石田長生のステージには有山じゅんじ
笑福亭福笑
笑福亭福笑さんの落語、山中一平さん一座の河内音頭、坂田明Unitの前衛的なジャズ、小川美潮・スプラゥトゥラプスなど、バラエティ豊かな出演者でした。
木村充輝さんはジャズのバンドで登場。
「木村さんとジャズをくっつけたのもあべちゃんやろね」と誰かがつぶやいていました。
ほら、こんなところにもあべちゃんが…
特筆すべきは、リトルキヨシとミニマム!genki!と加川良さんの競演。
genkiくんは良さんの一人息子さんです。
1昨年も出演していましたが、私は見れなかったので楽しみにしていました。
良さんは、ピンクのTシャツに真っ白なシャツを着て登場。
あまりのかっこよさに、曲がよくわからなかった。汗!
バンドとしても面白く、被災地にボランティアで物資を届けに行った話など、ピュアな気持ちが伝わってきました。
これからも、頑張って欲しい!!
なんか、親戚のおばちゃん気分になってしまいました。
関係ないのにねー。
<5月5日>
いよいよ最終日。
北海道から室蘭さんも駆けつけて、今日は主に加川良さんの応援だなあ。
芝生席で、良さんファンの皆さんと宴会。
差し入れのキムチ、美味しかったよ!
ワインやビールで何度も乾杯!!
これも春一の楽しみの一つです。
加川良さんといとうたかおさん
三宅伸治バンド、かっこ良かった!!
今年は忌野清志郎さんの追悼ライブも武道館で行われていたようですが、伸ちゃんも天国の清志郎さんに熱い心を送っていました。
5th erement willプラス有山じゅんじ
この日は、アベちゃん色が濃いプログラムになっていました。
ラストは「牛ふたり」。
AZUMIとあべちゃんのユニット名です。
私もCD買ってしまいました。
あべちゃんて、ほんまに歌が好きやったんやね。
5年くらい前から、とうとう自分で歌い出して、最初は「マジクッアニマルズ」というハードなロックバンド。
最後は、アコースティックギターで「牛ふたり」。
バラードも歌ったのね。
自分で詩も曲も書いて、すごいなあ。
あべちゃんの歌を聞いていると、ほんとに彼はシャイなロマンチストだと思う。
ハートがあります。
ぶっきらぼうな言葉のなかから優しさが溢れて、すごくいいよ。
と思いながら聞いていましたが、だんだん体は冷えて来るし、AZUMIはどんどんヒートアップして歌い続けるし、いつ終わるんかいなあと心配になるほどでした。
あべちゃんの供養にはなったでしょうね。
最後のプレイヤーの名前は「福岡風太 阿部のぼる」となっていました。
ジーンとしました。
帰りがけにステージで帰りを促す案内をしていた風太さんに「おめでとう」と声をかけたら「何がめでたいねん」と言われました。
「だって、40周年無事に終わったやん」と言ったら、「まあな」って意外に素直な返事。
でも、「また赤字や」と言うから、「30日と今日は少なかったけど、あとはたくさん入っていたやん」と言ったら、「(入場料)3500円でこんなにたくさんのミュージシャンやで、こんなんあかんあかん」と言うから、「出演者、ギャラないやん」と言っておきました。
少ないギャラでいい音楽を聴かせてくださったミュージシャンの皆様、本当にありがとうございました。
私、ちょっと真面目なことを言いますが、この春一って、スポンサーもつけずに、福岡風太と阿部登の、わがまま勝手なコンサートに見えます。
入場料も安いけど、スタッフもボランティア、ミュージシャンもおそらくギャラが薄いと思います。
30日と5日は、客席はほとんど関係者ばかりかも、と思わせるくらいでした。
多くの人が関係者のワッペンや名札を付けていたから。
宮里ひろしさんの恒例の「へろへろ」では、関係者がどっとステージに上がったら、客席はガラガラになったもの。(それは言い過ぎかな?)
宮里ヒロシのステージ「へろへろ」
たくさんのミュージシャンが出ても、有名無名に関わらず持ち時間は25分ギャラも同じときいています。
私のような春一ファンには、そこがすごい魅力なんだけど、こんなコンサート、この二人にしかできないと思うわ。
私は毎年のように春一に来て、お気に入りのミュージシャンや歌に出会い、人生を豊かにしてもらいました。
いわば、私にとって音楽の先導者のような存在ね、アベちゃんは。
ここからのこの1年は、お気に入りの音楽を日本中追いかけて暮らすのが理想でした。
ほんと、20歳の頃に喫茶「ディラン」でアベちゃんに出会って、40近く彼に導かれてここまで来たんだなあ。涙!!
アベちゃん、ほんまにありがとう。
その阿部登がいなくなったんだから、痛手は相当のものでしょう。
でも、福岡風太の命がある限り、春一は続くと思います。
ほんの少しでしたが、まかないを経験して、スタッフの苦労もよくわかりました。
私は、来年も客席で聞いている方がいいけど、なんかあったら手伝うので、よろしくお願いします。
福岡風太さん、お疲れさまでした。
ありがとう。
また、来年ね。
<5月1日>
あいにくの雨模様。
でもお客さんの出足は上々。
オープニングは誰がカバヤねんR&R SHOW。
ダンシング義隆はいませんでしたが、女性ヴォーカルのアモーレ猪熊さんが素晴らしい歌声を披露してくれて、雨なんかぶっ飛ばしそうな、楽しいステージでした。
おくむらひでまろ(元憂歌団のマネージャー)プロデュースのブルースタイム。
ちょっと時間が長かったかな?
アチャコ&フレンズ
おなじみですが、いつもと変わらない強烈なメッセージですが、今回こそ、いろんなところに届くんじゃないでしょうか?
大塚まさじと長田タコ和承
大塚まさじさんの後に押尾コータローが登場し、演奏はもちろん圧巻でした。
「僕が高校生の頃、クラブの終わりに歌っていた歌」と言って、大塚さんの「茶色い帽子」を口ずさんでくださって、とてもうれしかったです。
ハンバートハンバート(佐野遊穂、佐藤良成)
山下洋輔さんのトリオ。
洋輔さんのピアノはますます過激で、素敵ですねえ。
若い仲間にも全然引けを取りません。
そして、あべちゃんがマネージャー業を始めた最初の人ということで、おしゃべりもしてくださいました。
ハンバートハンバートはラストにも登場し、ジャズの大御所山下洋輔のピアノで、アベちゃんの曲を熱唱。
遊穂ちゃんは大御所との競演にも、堂々とした歌いっぷりで、その澄んだ高音は私の胸にすーっと納まりました。
<5月3日>
私はこの日朝から、娘の代わりにまかないをお手伝いしました。
天王寺野音の頃に、手作りクッキーを売ったことはあったのですが、裏方は初体験です。
おにぎりを握ったり、洗い物をしたりしていたんだけど、まかないのチーフ田川律さんが出演すると言うので、客席から見ていました。
松田ari幸一と村上律
田川律とそのバンド
田川さんが大塚さん抜きで「歌」を歌うのを初めて見たけど、よかった!!
ご自身の作品だものね。
当たり前よねー。
その間に娘が到着して、私はまた観客に戻りました。
つまり、あんまり役に立たなくて、お騒がせしただけでした。
まかないスタッフの皆さん、ごめんなさい。
アベちゃんの奥さんのNIMAさんが坂田明さんのサックス伴奏で、ダンスを披露してくれました。
客席に飛び出して、軽やかに踊りました。
かつて、アベちゃんが会場の隅々までぐるぐる回っていたことを思い出しました。
アベちゃんの精霊が、あちこちにいてNIMAを見守っているようでした。
「アベちゃんが一番愛した人ーNIMAさん」という風太さんの紹介も悲しかったです。
サニーデイサービス
はじめにきよし
「サニーデイサービス」や「はじめにきよし」など、メジャーな出演者のお陰か、観客の数はすごいものでした。
撮影禁止が厳しくて、ここに載せた写真は、知り合いからいただいたものが多いです。
松田ari幸一、村上律、中川イサト、中川五郎、友部正人という常連組も、今年はさらに力が入っているように思いました。
友部正人さんはこの日のトリでしたが、東京ローカルホンクと競演して、ロックだったし、飛びながら踊りながらのステージでした。
友部正人と東京ローカル・ホンク
さらにすごかったのは、中川五郎さん。
最近はライブ活動に力を入れていらっしゃるということで、サブステージだったけど、ベースに文ちゃん(岡崎善文)をいれて、太鼓とアコーディオンでアコースティックなんだけど、なかなか激しいステージでした。
ギターをハウリングさせて、ギターを壊して投げ捨てるのかと思いましたね。
(そこは、大人やから、そんなことはなかったとげどね)
伝えたいメッセージがたくさんあるのでしょうね。
中川五郎のホームページを見たら、そのライブの数、行動範囲の広さに驚きますよ。
私も心を動かされて、6月11日丹波篠山の一会庵の『歌と蕎麦と酒の特別な夜 Vol.17 中川五郎コンサート』に行くことにしました。
歌への情熱、60歳過ぎても衰え知らずです!
今、ピークが来ているのかも!!
ものすごい熱いステージでした。
ペーソス
この日一番面白かったこと!!
ペーソスが舞台に上がったとたん、後ろの席の男性が「あっ!!」と小さな声で叫びました。
なにがあったか、と振り返ると、彼は申し訳なさそうにはにかんで、「薬飲むのを忘れていた、糖尿病」と言いました。
ペーソスで思い出すなんて、彼も春一の達人とお見受けしました!!
最終日の話なんだけど、私はこの5日間ずっと最前列にいたのですが、その男性もずっと2列目におられて、とうとう最終日お話ししました!!
19歳のときに加川良さんにであって以来のファンだとか。
6月3日の大阪御堂会館での「笑福亭福笑(ゲスト・加川良)」にも行かれると言うことで、再会を願ってお別れしました。
ラストはマイクなしで友部正人と東京ローカル・ホンク