マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

マイアミ・バイス

2006-09-21 10:08:08 | 映画ー劇場鑑賞
2006年 アメリカ マイケル・マン監督 コリン・ファレル 、ジェイミー・フォックス 、コン・リー 、ナオミ・ハリス 、エリザベス・ロドリゲス

【解説】
80年代に人気を博した伝説の同名TVシリーズを、オリジナルのエグゼクティブ・プロデューサーでもあるマイケル・マンがリメイクしたアクションムービー。国際犯罪が頻発する危険都市マイアミを舞台に、マイアミ警察の特捜刑事コンビ、ソニー・クロケットとリカルド・タブスが活躍する。主演は『アレキサンダー』のコリン・ファレルと『Ray/レイ』のジェイミー・フォックス。実力派2人のクールな刑事ぶりと、マイケル・マンならではの迫力の銃撃戦が見どころ。

【あらすじ】
合衆国司法機関の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏洩(ろうえい)する事態が発生。それを受け、マイアミ警察特捜課(バイス)の刑事コンビ、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)は南米に飛び現地の犯罪組織と接触し、情報が漏れた原因を見つけ出す任務を任された。

【感想】
「コラテラル」のマイケル・マン監督の新作です。
結論から言うと、アクション映画として可もなく不可もなしという感じでした。

期待していたのは、コリン・ファレルのちょいワル振りと、ジェイミー・フォックスの2枚目半の役所。
二人のイキはぴったりで、いいコンビとは思いましたが、それ以上の魅力がなかった。

リコの恋人にナオミ・ハリス、ソニーが恋する組織の女にコン・リー。
でも、お色気シーンもすごく抑えてあったし、特にコン・リーとの濡れ場のシーンで、「取り分17パーセントに何パーセント上増しするか」、みたいなシビアな会話を入れて、それでこの恋は「真剣だ」「本物だ」といっても、なかなか納得できませんでした。
見た目が全くの東洋人であるコン・リーがキューバやハバナを拠点としている点も、ちょっと違和感がありました。

売り物の夜の銃撃戦は、さすがに迫力満点。
面白かった!!
それに、夜のシーン、すごく映像がクリアできれいで、それには圧倒されました。
監督はすごく自信があったのでしようね。

トータルで「普通のアクション映画」になってしまうのですが、そう言われても作った人は、うれしくないでしょうね。