幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

言い訳の多いスポーツ

2013-01-21 01:53:55 | テニス
 フェイスブックの友達になっている同世代の人がフルマラソンを3時間20分台で走ったという記事を投稿していました。50代の一般サラリーマンがそのタイムというのはかなり早いと思いますし、自慢したくなるのもわかります。それとともにタイムで実力を示すことができるスポーツはわかりやすくて良いなぁとも思いました。

 テニスは実力が測りにくい上に、客観的にもその実力を示しにくい競技です。サービスのスピードくらいなら数字で示すこともできますが、それはテニスのほんの一要素であって、サービスが速ければ強いというわけでもありません。どちらが強いかというのは直接対決すればわかりますが、それとて一発勝負ではいろいろな要素が入り組んできてわかりにくいもの。まして一緒にコートに立てない者同士の実力を比べることはとても困難ですから、客観的な実力の指標というのは無理だと思います。

 その上、自分でも実力がどれほど向上したのかなかなか把握できません。例えばできなかったプレーができるようになった、というのは実力が上がったということですが、それがコーチの球出しならできるようになったというのでは、まだ本当の実力ではありません。それを実際の試合で使えて初めて自分の実力です。しかも、10回に1回や2回成功しただけならそれは「まぐれ」であって、少なくとも10回中7~8回はできてようやく「できるようになった」と言えると思います。

 さらにテニスの難しさはそうした「技くらべ」でもないこと。どんなに技術が高くても試合に勝てなければ意味がありません。結局、今まで勝てなかった相手に勝てるようになる、というのが一番実力向上を実感できるわけで、逆に言えばどれほど技術が向上したと思っても、試合に勝てないうちはやはり実力は大してついていないと考えた方が良いです。

 もっとも、タイムのような数字で示せないからこそ、自分の中でいくらでも言い訳も妄想もできるのがテニスの長所。加齢とともに如実に数字が落ちていったらやる気を失ってしまいそうですが、テニスなら試合をしなければ弱くなったとは認めなくても良いし、たとえ試合で負けても相手あってのことですから言い訳の材料はいくらでもあります。コートコンディション、自然条件、ペアの調子、周りの環境など、思うようにならないことはたくさんあります。一番お互いに傷つかないのは「今日は相手が良かった、相手の日だった」と考えること。長く続けるなら、そういう便利な言い訳もたくさん引き出しに入れておかないとね。


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大横綱大鵬

2013-01-20 01:52:17 | 大相撲
 「大鵬が死んだ」と聞いて、ちょっとショックを受けました。まだ72才。先にライバルである柏戸が亡くなっていますが、大鵬まで亡くなったとなると、いよいよひとつの時代が終わったなぁという感がします。

 大鵬が象徴していた「時代」というのは、まさに昭和の大相撲全盛期。そして高度成長期。日本が未来を信じ、前に向かってひたすら突き進んでいた時代です。かつて「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉があったように、大鵬は子どもが憧れる輝けるあの時代の象徴でした。

 僕も子どもの頃はご多分に漏れず大鵬と長島茂雄が大好きでした。幼稚園から小学校低学年の頃です。強い巨人と強い大鵬は幼心に重なって見えました。ヒーローというのはまさに長島であり大鵬でした。巨人と大鵬は永遠に勝ち続けるのだと信じていました。

 それが僕の中で変化が起きたのは小学校3年の頃です。当時巨人はV9時代の全盛期でしたが、大鵬はすでに晩年。北の富士と玉の海が横綱に昇進し、大鵬に代わる新しい土俵の主役になろうとしていました。僕の贔屓は郷土の誇り、愛知県出身の横綱玉の海に変わっていました。あの頃の大鵬、玉の海、そして北の富士の激闘は今でも強く記憶に残っています。

 引退直前の晩年であっても、大鵬はやはり大きな壁でした。衰えを隠せないながらも、若い横綱の前に立ちふさがる大鵬の強さというのは本当に印象的でした。大鵬は新進気鋭の貴ノ花に負けて引退を決意しますが、いかにも次世代に大相撲を託しての引退という感じで、最後まで大横綱の風格に満ちていました。

 大相撲の歴史に残る大横綱と言えば、双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍、白鵬といったところだと思いますが、その中でもやはり実力と風格を兼備していた大鵬が双葉山と並んで別格という気がします。謹んでご冥福をお祈りします。


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二兎を追うもの

2013-01-19 00:47:52 | 音楽
 全豪オープンのクルム伊達公子がシングルス、ダブルスともに3回戦に進出しました。単複両方出ているので毎日試合をやっています。42才が両方出るなんて、そんな「二兎」を追うみたいなことをしないで、ちゃんと休んで回復を図ればいいのにと思わないでもないですが、それが伊達にとっての「チャレンジ」なんでしょう。

 僕も伊達と全くスケールは違いますが「二兎」を追っています。それもテニスではなく音楽で。3月に控える発表会では、サックスで『未来予想図II』を、ピアノでは『カントリーロード』を演奏します。下手くそな初心者のくせに両方やろうなんて、それこそ伊達の比ではない「チャレンジ」だと思っています。

 特に問題はピアノです。サックスはさすがにキャリアも3年半になるし発表会も何回も経験してきたので少しは場慣れもしてきました。しかしピアノはまだ習い始めて1年余り。しかも今回が初めての発表会。間違いなく緊張するし、そもそも発表会までにちゃんと曲が仕上がるのかさえ予想がつきません。

 今のところ右手はほぼ大丈夫なところまできたのですが、左手が全然おぼつかない状態です。とても両手を合わせて弾くのは「ムリムリムリムリ」という感じ。とりあえず今月中には両手で弾く段階まで持っていきたいと思っていますが、自分自身に自信が持てないのでどうなることやら。

 連弾なので一緒に弾くピアノのMちゃん先生は「大丈夫です」と言ってくれていますが、その一方で「いざとなれば右手(メロディ)だけ弾けば良いですよ」なんて、まるでできないことを前提にしたようなことも言います。もちろん僕は完璧に両手で弾きこなすことを目指していますけどね。

 とにかくこれは「チャレンジ」なんですから、しっかり練習を重ねて成功を目指します。まあ失敗してもオヤジの下手なピアノなんて誰も気にしていないから大丈夫、と自分に言い聞かせながら。


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新しいガラケー

2013-01-18 00:37:10 | ネット・PC
 会社の携帯の電源が入らなくなりました。突然電源が消えて、つけてもまた消えてを繰り返しているうちに、とうとう一切電源が入らなくなりました。なにせ数年使っている古いガラケーです。そろそろヤバイから新しいのに換えて欲しいという話をしていた矢先のこと。個人の携帯はありますが、会社携帯とは電話帳が違うので使えないと仕事するのにかなり苦労します。

 急いで会社の総務に言って新しい携帯に交換してもらいました。大急ぎだったので機種の研究もなにもありません。これまでがドコモだったので、そのままドコモの指定された機種がデスクに届いただけ。経費削減のためにスマホはダメということで、手元に来たのはまたガラケーです。ただし型落ちではなく、この冬の最新機種だったのが幸いでしたが。

 とりあえずドコモショップに行って壊れた古い機種から電話帳を移行してもらおうとしたら「電源が入らないとできません」と言われてしまいました。「な~に~!やっちまったなぁ!」です。データの中で一番大事なのは電話帳です。バックアップをとっていないので、この電話帳が消えてしまうとどうしたらいいのか、途方に暮れてしまいます。

 ドコモショップの人がバッテリーを変えて試してみましょう、もしそれで電源が入れば何とかできますから、と言うのでお願いしました。なにせ古い機種なので、適合するバッテリーも充電されていない古いものがひとつあっただけのようです。バッテリーが充電されるのを待つことしばし。なんと、電源が入りました。「おおっ!」ショップの人たちまで喜んでいます。

 電話帳だけではなく、メールや写真などのデータも無事に新しい携帯に移行できました。どうやら壊れていたのは本体ではなくバッテリーだったようですが、今さら新しい携帯を返すわけにもいかないし、そもそももう寿命が近い機種なので、このまま新しい携帯を使うことにします。

 さて、2013年の新しいガラケーSH-03E。スマホの新機種についてはあれこれと論じられていますが、ガラケーのことなど誰も興味がないのか、どこにも評判が書いてありません。たださすがに進化はしています。特にCPUが高性能になっていて、とにかくサクサクと快適に動くこと。これは気持ちが良いです。電話とメールだけならスマホよりも使いやすいし、軽くて薄くて小さいのでかさばらないのも良いですし。

 他の機能では、赤外線通信はよく使うのでこれはあって良いけど、おさいふケータイ機能とかiコンシェルとかは使わないので要らないし、カメラとワンセグはあってもいいけど滅多に使わないのでなくても良いんだけど。それよりも極力軽くしてバッテリーがとにかく長時間持つようにして欲しいなぁ。まあスマホに比べれば何倍も持ちますけどね。どうせスマホと2台持ちなので、電話とメールに特化してくれても全然構わないんだけどなぁと思っています。

 それにしてもガラケー、思ったよりも良いです。なにせドコモショップで見てみたら、最新機種なのに0円でしたから。コスパ抜群です。


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娘がバイト代で奢ってくれた

2013-01-17 01:33:56 | 日記
 娘が12月から始めた紳士服専門店でのバイト。店長が嫌いだとか足が痛いとか、いろいろ文句は言っていますが、それでも初めてのバイトは頑張って続けています。

 その12月分のバイト代が先日振り込まれました。27000円。まだ日数が短いのでこれくらいですが、これまで小遣い月5000円で過ごしてきた身としては「大金」でしょう。と言っても使い道はすでに決まっているようで余るわけではないみたいなのに、初バイト代で僕と妻にご馳走してくれました。

 いつも良く行く我が家から徒歩20秒の焼鳥屋。美味しいのですが、場所柄を考えるとちょっとお高い。家族3人で行くといつも8000円くらい。息子がついてきたら確実に1万円オーバーする店ですが、そこで奢ってくれると言うのです。

 娘の奢りとなると、こちらも気前よく注文するわけにはいきません。いつも「皮8本、もも6本、うずら玉子4本、つくね4本…」なんて調子でガンガン頼むのですが、ちょっと遠慮気味。ビールも1杯にとどめます。まあそれでも一応締めの「とりきしめん」まで頼んで、お会計は6400円。いつもよりは安く済みました。娘が財布から偉そうにお金を出して払ってくれたので、ナイナイのように「ごちになります!」とお礼を言いました。

 それにしても子どもが金を稼いできて奢ってくれるというのは良いですねぇ。子どもの成長を喜ぶ、という真っ当な感想もありますが、子どもが稼いできたら生活が楽だぞぉ、オヤジは働かなくてもいいぞぉ、とよこしまな考えがどうしても浮かんでしまいます。息子が石川遼だったら、娘が芦田愛菜だったら、どれほど親は左うちわなことでしょうか。

 そう言ったら、娘に「親がビル・ゲイツだったらね」と言われてしまいました。そりゃそうだ。


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最年長勝利と日本全勝のW快挙

2013-01-16 01:06:43 | テニス
 連日全豪オープンの話題ばかりでテニスファン以外には申し訳ないですが、これだけ選手が頑張っているだけに、少しでも多くの人がテニスに興味を持ってもらいたい気持ちが強いので、今日もまたまた全豪の話です。

 昨日書いたように日本人選手が好調です。一昨日書いたように今大会は日本選手がそこそこドローに恵まれました。男子はみな格下が相手。女子はランキング的には相手が上ながら十分に勝てる可能性がある相手。伊達こそ12位のペトロワと強敵ですが、彼女はランキングでは測れない別格の選手。だから全員に勝利の可能性があると思っていましたが、本当にその通りになってしまいました。

 昨日、添田豪の相手のサビルは18才の今大会出場選手で最年少。地元オーストラリア期待の星であり、昨年のウィンブルドンジュニアと全豪ジュニアを制しています。添田にしてみれば10才年下のワイルドカードとの対戦はやりにくい相手だったと思います。1セット目はその硬さが出てタイブレークで落としましたが、その後は立ち直って順当に勝ち切りました。

 日本女子のエース森田あゆみの相手は54位のタチシビリ。72位の森田からしてみれば格上ということになりますが、このくらいのランキング差は大した問題ではありません。森田の強打が炸裂すればトップ50の選手だって撃破できます。実際、前哨戦のシドニーではハンチュコワに勝っています。好調を維持している森田があっさりストレートで勝利しました。

 そして昨日のハイライトは何と言ってもクルム伊達公子。12位を相手に100位の伊達が6-2、6-0のストレート勝ち。まるでランキングが逆なのではないかと思うようなスコアです。伊達のライジングショットは天才的なものですが、それを支えているのはフィジカル。昨年は故障続きで真価を発揮できませんでしたが、今年は体調も万全、体が切れているということでしたから期待してはいましたが、まさかここまでの圧勝は予想をしていませんでした。

 42歳での勝利は、往年の名選手バージニア・ウェードを抜いて、全豪女子シングルスではオープン化以降の最年長記録となりました。伊達は未だに体調を整えて臨めばトップ10の選手とも互角に戦えると思います。今大会も疲れが溜まるとダメでしょうが、それまでは他のシード選手にしてみれば怖い存在だと思います。準々決勝まで勝ち上がれればセレナ・ウィリアムズと対戦です。そこまでいったら本当に凄いです。まあ今でも十分に凄いですけど。


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日本選手3戦全勝

2013-01-15 00:35:12 | テニス
 全豪オープンテニスで早速日本勢がやってくれました。初日に登場した錦織圭、伊藤竜馬、土居美咲の3選手が揃って勝利して2回戦に駒を進めたのです。日本人が3戦全勝なんて1970年代後半にテニスを見はじめて以来記憶にありません。特に男子は本当にレベルアップしてきたなぁと感慨ひとしおです。松岡修造引退以来、実に実に長い暗黒時代をようやくくぐり抜けてきた実感が沸きました。

 錦織は手堅いテニスでした。どんな選手でもグランドスラムの初戦は硬くなるものですが、元来スロースターター気味で、しかも膝に不安を抱えている錦織が硬くなるのも無理はありません。第1セットはなかなかブレイクができずにタイブレになって、リードしながら逆転で奪われてしまいました。ただ内容はそれほど悪くはなかったので、硬さが取れて思いっきり振り抜けるようになれば大丈夫だろうと思っていた通りに、2セット目からは強さを発揮。あっさりと3セットを連取しての逆転勝利でした。

 伊藤竜馬は死闘でした。最初に2セットリードしながら3セット目に痙攣を起こしてしまい、回復を信じて第4セットを捨てました。そして勝負をかけたファイナルセットで見事に復活。3時間29分のフルセットを戦い抜きました。最後は気持ちで勝ったと思います。グランドスラムで1つ勝つかどうかというのは大きな差があります。素晴らしい勝利でした。

 土居美咲の試合は見ていませんでしたが、一昨年のウィンブルドン以来のグランドスラム勝利。土居も森田に続く日本人2番手のところまでランキングを上げてきただけに、そろそろブレイクを期待したいところです。2回戦はシャラポワ。負けてもともとの相手だけに思いきって彼女の得意のフォアハンドを炸裂させて欲しいところです。

 これから登場する残る日本の3選手にも勢いをつけるような全勝。こうなったら6人全員初戦突破という快挙を期待しています。伊達がちょっと大変ですが、可能性は十分にあると思います。

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全豪オープン展望

2013-01-14 01:40:05 | テニス
 いよいよ今年最初のグランドスラム全豪オープンが始まります。男子はナダルが欠場のままなので、残る3強の優勝争いになることはほぼ間違いないと思いますが、期待は我らが錦織圭。今大会はかつてないほどドローに恵まれたので、優勝争いに絡む大チャンスとなるかも知れません。

 錦織はランキングは18位ながら第16シード。自分より上位の選手とは4回戦まで当たりません。しかも順当に進めばその4回戦の相手は、過去に2回も勝っている錦織にとって相性が良いフェレールです。第4シードではありますが、3強と同じブロックに入らなかったのはラッキーです。さらにフェレールに勝てれば準々決勝は第8シードのティプサレビッチ。十分にベスト4が可能なドローとなりました。

 日本の添田豪、伊藤竜馬は1回戦がそれぞれ予選勝ち上がりの選手と対戦します。錦織も含め日本の3選手は今回ドロー運が良かったと思います。このチャンスを生かして添田も伊藤もぜひ初戦突破を果たし上位選手に挑戦してもらいたいものです。

 優勝争いは第1シードのジョコビッチがドローに恵まれました。初戦のマチューを始め、ステパネク、バブリンカとそこそこの相手は待っていますが、取りこぼすとすれば準々決勝のベルディヒくらいでしょう。恐らく決勝までは体力を温存しつつ楽に勝ち上がってくると思います。

 第2シードのフェデラーは準々決勝でツォンガ、準決勝でマレーと後半かなり厳しくなります。マレーは準々決勝のデルポトロが難敵。フェデラーにしてもマレーではなくデルポトロが出てきてもきっと準決勝は厳しい戦いになることでしょう。待ち構えるジョコビッチ戦の前に疲れてしまう可能性も大です。

 女子は第3シードながら昨年後半圧倒的な強さを見せつけたセレナ・ウィリアムズがダントツの優勝候補です。彼女を止められる可能性があるのは第1シードのアザレンカよりも、第2シードのシャラポワかも知れません。アザレンカに限らずラドワンスカもクビトバも若手の選手はみなセレナと対戦すると叩きのめされてしまいます。長年セレナと鎬を削っているシャラポワの方がまだ分がある気がします。

 日本勢は森田あゆみ、土居美咲、クルム伊達公子の3人が出ますが、伊達は初戦で第12シードのペトロバと厳しいドロー。ただ最近調子を上げているようですし、ここらへんでまた世界を驚かせてくれるかも知れません。土居は2回戦でシャラポワと対戦することになるので、何としても初戦突破して挑戦ほしいところ。ドローに一番恵まれたのは森田で、セレナと当たる3回戦までは進める可能性があります。最近パッとしない日本女子もそろそろ明るい話題を期待したいと思います。


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表現と規制

2013-01-13 12:30:49 | 時事
 AKB48の河西智美の写真集の表紙が白人の男の子が後ろから河西の乳房を手で隠している構図であるために騒ぎになっています。「社会通念上、読者に不愉快な思いを抱かせ、問題があると判断した」そうで、その写真を使った講談社の「ヤングマガジン」は発売を延期、同じ講談社から発行する予定だった河西の写真集も表紙を差し替えた上で刊行するかどうか検討するそう。講談社にとっては大損害となりました。

 この写真が問題だったのはもちろん子どもに乳房を触らせていたからで、児童ポルノの範疇に入るということ。これが逆に女児が成人男性の局部を触っていたら大問題になることは誰でもわかるわけで、男の子が女性の乳房を触る分には問題がないだろうと安易に考えたカメラマン、デザイナー、編集者の認識の甘さが露呈してしまいました。

 そもそもAKB48のやり方というのは、エロを売りにしながらも言い訳ができるように「誤魔化す」のが通例。「ヘビーローテーション」のPVの下着パーティと言い、「ぷっちょ」のCMの口移しと言い、やってることはかなり際どいエロ全開、でも処女性を売りにもしているので、あくまでも成人男性との性交渉を連想させるようなことはしないで、ファンに「言い訳」が立つようにしているわけです。

 今回の写真も「手ブラ」は撮りたい、それも自分の手で隠すのではインパクトがないから後ろから誰かの手で隠すようにしよう、かと言って大人の男性に後ろから乳房を触られているのはAKB的にNG、だったら子どもなら良いんじゃない、それも日本人じゃなく白人ならキレイに見えるし、と言う打ち合わせがあってこうなったんだろうなぁと言うのが透けて見えます。

 そこには恐らく「児童ポルノになる」という発想がなかったのでしょう。素直に自分の手で隠すか、大人の男性がダメなら、いつものように他のメンバーの手で隠せば良かったのです。それでも同性愛を連想させるのでダメだなぁと思ったのでしょうが、児童ポルノは犯罪ですが同性愛は犯罪じゃないのですから、ちょっと誰かが気がつけば良かったのにと思います。

 こういう表現と規制の問題は、我々の仕事でも日常的に意識していることで、常にチェックをしていないと、つい「面白いから」「キレイだから」「カッコいいから」などの表現者の欲求だけで突っ走って痛い目に遭うことになります。今回の問題の写真は芸術的というよりは商売的な理由で男児を使った気もしなくはないですが、いずれにしても社会通念を意識しなかったゆえの失敗でしょう。

 しかしまあ転んでもタダでは起きないのがAKB商法。これだけ話題になっただけでも十分と考えているかも知れません。以前からの主力メンバーとは言え一般には認知度がイマイチだった河西も、これで一気にメジャーです。卒業することだし一躍名前(と顔とオッパイ)が認知されたのは大きいと思います。その上で結局写真集を出せば、当初の見込みよりはるかに話題性が高くて売れることでしょう。そうすれば講談社も今回の損害をカバーできるわけですし、みんな丸く収まりますからね。
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無線LANが繋がらない

2013-01-12 00:52:31 | ネット・PC
 大阪の体罰自殺事件、河西ともみの「手ブラ」写真集事件、ともに言いたいことはいろいろあるけれど、ここに書くにはちょっとまだよくわからないところもあるので、安易になんだかんだ書くのはやめておこうと思います。仲間内のお酒の席であれこれ言うならともかく、一応公開の場なので。

 で、それよりも個人的に問題なのは、一昨日から家の無線LANが繋がらなくなった件です。いきなり未接続になってしまったので、モデムとルーターの電源を落としたり、いろいろ設定を確かめてみたりしたけれど全く復活しません。有線では問題なく接続できるので、恐らく問題はモデムではなくルーターにあると思うのですが、途中で完全に面倒くさくなってしまって絶賛放置中です。

 考えてみれば2年ほど前に買ったこのルーター、ずっと調子が悪いのです。ノートPCにこそ一発で接続できたけど、Wiiには繋がらなかったし、プリンタも最初は繋がっていたのに途中から接続できなくなりました。スマホも電波が弱くてよく切れてしまうので、ずっと3Gで接続しています。

 ノートPCだけがちゃんと繋がっていたのに、それまでダメになったということで本当に役立たずになってしまいました。初期化してもう一度最初から設定をやり直せばちゃんと繋がるようになるのか、それともいっそ新しいルーターを買うべきなのか。最近は随分と安くなっているそうですから、いっそ買い直した方が良いという話もあるようですが。

 20年近く前は「おたく」と呼ばれるほどに、あれこれPCをいじっていた僕ですが、最近ではすっかり面倒くさくてダメです。知識もずっと昔のまま更新されていないので、さっぱり新しいことはわからなくなってきたし。あの頃はPC周りが熱かったというか、ネットの黎明期で面白かったですからねぇ、と時代のせいにしてみたりして。本当は年を取っただけかも知れませんが、一応認めない方向で。


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