はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

傘寿を迎えて1

2015-10-10 20:02:11 | はがき随筆
 私は昭和10年、寺の長男として生まれ、先月5日で傘寿を迎えた。終戦のときは国民学校4年生であった。戦中の思い出は敵機襲来の恐怖意外にあまりないが、戦後続いた耐乏生活だけは忘れられない。社会全体が窮乏し、我が家でも田畑を耕し、牛豚を飼い、農家同様の仕事をして生活を支え、5人の子どもの学資も出してくれた。両親の姿が今も脳裏に浮かぶ。
 戦後70年。生活事情や社会の様相は変貌して、夢幻のごとしである。起伏に満ちた人生を80年も生きてきた。いくつか病気もしたが、今も寺の現役として門との方々とつながっている。
  志布志市 一木法明 2015/10/10 毎日新聞鹿児島版掲載



おかあさんコーラス

2015-10-10 19:20:43 | アカショウビンのつぶやき




鹿児島県お母さんコーラス合唱祭、終わりました。

県下53団体が参加。参加人員は一体何人になるんでしょう…。
それぞれの持ち味を生かして、さまざまなジャンルの歌を歌い上げました。

信愛コーラスは、
16世紀のマドリガル「すみれ」を原語で、他に
星野富弘さんの曲
「秋のあじさい」「たんぽぽ」を歌いました。

素晴らしい合唱曲です。
あれこれ反省点もありますが、まあ良しししましょう…。

楽しく歌えたことが最高♪♪。




桜島は珍しく噴煙一つ見えず穏やか。



陸の孤島、鹿屋市からは錦江湾を渡らないとなりません。
今日のフェリー、第二桜島丸は新しく就航したのでしょうか、快適な環境でした。

by アカショウビン

ウサギさん

2015-10-10 19:10:48 | アカショウビンのつぶやき



隣の姪っ子のペット、ウサギのココアちゃん。
生後5ヶ月ですが、今日はリードを付けて「うさんぽ」デビュー。

ホーランドロップイヤーの腕白ウサギです。
先代ウサギのモモちゃんは、弱虫でうさんぽデビューでは、怖くてフリーズ。

ところがココアは大喜びでウサギ跳びです。
そろそろ頭の冠毛もきれいに生えてきました。

by アカショウビン


毎日ペンクラブ鹿児島の大隅地区例会

2015-10-10 18:50:28 | 毎日ペンクラブ鹿児島






毎日ペンクラブ鹿児島の大隅地区例会でした。
鹿児島市から毎日新聞鹿児島支局・西貴晴支局長をお迎えし、参加者6名で合評会をもちました。

西支局長は今年、鹿児島に着任されたばかり、お互いに自己紹介をもって、和やかな会を始めました。

それぞれ持ち寄った作品に感想を述べ合い、最後に支局長の講評を頂きました。
的確な支局長の指摘には「なるほど…」と全員納得。とても良い勉強会でした。

お世話役の咲子さんは、席を三角形にセッティングしてくださり、新鮮な雰囲気で楽しい勉強会でした。

by アカショウビン

兄妹

2015-10-10 18:42:56 | はがき随筆
 西の空にあかね色が差そうとしています。私は団地の歩道に立っていました。三叉路の方からかばんを背負った中学生の少年と4.5歳くらいの女の子が手をつないでこちらに歩いてきます。2人は兄妹でしょう。
 妹は兄ちゃんを見上げながら話しかけています。兄ちゃんはゆっくりと歩きながら、にこにこと受け答えしています。2人は話しながら私の前を通り過ぎていきました。
 中学生男子、何かと難しい年ごろです。2人は私に温かいものを残してくれました。
 見送りながら2人と家族に祝福あれと念じることでした。
  鹿児島市 野崎正昭 2015/10/9毎日新聞鹿児島版掲載