西の空にあかね色が差そうとしています。私は団地の歩道に立っていました。三叉路の方からかばんを背負った中学生の少年と4.5歳くらいの女の子が手をつないでこちらに歩いてきます。2人は兄妹でしょう。
妹は兄ちゃんを見上げながら話しかけています。兄ちゃんはゆっくりと歩きながら、にこにこと受け答えしています。2人は話しながら私の前を通り過ぎていきました。
中学生男子、何かと難しい年ごろです。2人は私に温かいものを残してくれました。
見送りながら2人と家族に祝福あれと念じることでした。
鹿児島市 野崎正昭 2015/10/9毎日新聞鹿児島版掲載
妹は兄ちゃんを見上げながら話しかけています。兄ちゃんはゆっくりと歩きながら、にこにこと受け答えしています。2人は話しながら私の前を通り過ぎていきました。
中学生男子、何かと難しい年ごろです。2人は私に温かいものを残してくれました。
見送りながら2人と家族に祝福あれと念じることでした。
鹿児島市 野崎正昭 2015/10/9毎日新聞鹿児島版掲載
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