kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

GAFAMは強し

2021-07-15 06:57:10 | 日記
大谷選手の球宴は終わりました。最近のスポーツ絡みのマスメディア報道
ではメジャーリーグで活躍する大谷選手のことばかりです。それだけ国民
の間でも彼の活躍に関心があり視聴率も取れることから民放だけでなくNHK
までもがニュースとして伝えるのでしょう。ホームラン競争をNHKが地上
波で生放送するくらいですから。

その影響もあり東京オリンピックで活躍が期待できる日本人選手の報道は
びっくりするくらい少ないように感じます。本当に10日後に東京オリンピ
ックが開催されるのかというくらい国内での盛り上がりはないようです。

いざ開幕したら日本選手の大活躍でラグビーワールドカップのように日本
中が熱狂するのでしょうか。コロナが無かったら東京オリンピックはきっ
と大きな盛り上がりだったでしょう。

先週大きな調整が入った東京市場は米株高もあり6月末の水準まで戻しまし
た。結果的に9日に今年の2番底を確認した形です。どこまで戻せるか見通
しは中々難しいところですが2週間後に本格化する決算発表での個別プレイ
が始まることだけは確かなようです。

先週の急落で積極的に動いたのは信用取引を主体とした個人投資家だった
ようです。9日時点の信用買い残高は1655億円増加して3兆6000億円台に乗
せてきました。今週前半の反発で早くも利益確定に動いた投資家もいたで
しょうが、2万9000円に近づけば戻り売り圧力はかなりありそうです。

アップルの直近の時価総額は2兆4300億ドル(日本円換算で267兆円)だそ
うです。アップルだけでなくGAFAMと呼ぼれる大手テック企業はこのとこ
ろいずれも高値を更新しています。再び市場のリード役になっています。
東京市場の時価総額は730兆円です。GAFAMの合計は1000兆円を今月越え
たそうです。

米国市場ではアフターコロナ銘柄である空運やレジャー産業などがワクチ
ン接種の広がりで水準訂正した後、頭打ちになりました。代わって7月相場
を引っ張っているのがGAFAMです。決算発表が近づく中で好業績期待が強
い大手テック銘柄に資金が集まってきました。春先の株高では揉み合ってい
ることで休養十分なことも背景にはありそうです。

一部には大手テック銘柄へのマネーの集中に警鐘を鳴らす市場関係者もい
るようですが、それだけ成長期待の強い証拠なのかもしれません。今や海
外投資は当たり前の時代になりました。何も成長期待の乏しい日本株にこ
だわることなくGAFAMなど成長期待が高い銘柄に投資する方が賢明なのか
もしれません。

勿論日本株の中でも有望銘柄が無いわけではありませんが、小粒な銘柄が
多いことや既に米株市場にバリエーションが切り上がってしまった銘柄も
多く投資するにはリスクとリターンをよく吟味する必要がありそうです。
コメント
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