ま、じき辞めるよ

2014-06-08 16:15:18 | 塾あれこれ
ありゃイケンじゃろ、塾長!
もたん。
すぐ辞めよろう。

・・・というのが塾へ入ったばかりの私へ、諸先生の感想。
一致していたようです。

よく休む以外は(WITH大口)ガチガチのサラリーマン
だったので、ヤクザをゆるくのばしたような当時の
塾業界では異色の採用だったようです。

言われたことはガリガリするので、先生がたには
煩わしいとも思われたようです。

当時の(特に山口塾)は教室でのパフォーマンスさえ
出来ていれば、二日酔いであろうがGパンが破れていようが
まったく自由な「やくざ」でしたね。
きっと本物のヤーさんのほうがピシっとしてた筈

そこへ通勤時間通りに背広にネクタイという勤め人風態の
野郎がキチンとやってきますから違和感100%
コントだと完璧に笑われる役柄です。

(当時の山口塾には規律なんてなかった。
 『極悪がんぼ』みたいでした。
 良く言えばデパ地下。ルールは少なく、自由に実力を
 出せばよい→これが塾成功の秘訣でした)

危うかった私は小4の可愛さに助けられ、何とか正規雇用と
なることができました。
サラリーマン時代の騙し騙されとは別世界の小学生でした。


塾内で実施したテストのデータを計算センターに送り
他塾とのデータも合わせて「成績」が戻ってくるという
仕事がありました。

とあるテストは女性先輩が監督。

そこで山口塾から送ったデータに大きな間違いがあり
諸表なども訂正すべき事態が発生しました。

女性先輩は表面だけを見事に誤魔化してしまいました。
さすがベテラン。

しかし生徒や親には不誠実極まりません。
金も取ってるし。

私「塾長には報告しておいたほうが」
先輩「ええよね、分かりゃーせん」

業界の底が見えた気がしましたね。


もちろん今ではそんなことはないでしょう。

と、祈りますがね。

マズいこと、上にきちんと報告してるかなあ?
組織の人間として最も大切なことは
「失敗の隠ぺいをしないこと」なのです。


追記
上記の女性先輩は進学塾としてはプロ中のプロ
少なくとも何年も向こうが上でした。
いや生徒から見ると最後までそうかも。

よって問題発言も他の事情があったかもしれませんが
私がガッカリしたのもまた事実です。