アラカンねえ

2009-06-05 10:32:55 | 塾あれこれ
たかじんが「アラカンっていうたけど、嵐寛寿郎ちゃうで」
と口走り、つまらなさに自分で照れていました。

いまや嵐といえば例の超アイドルで決まりですが彼ら
の登場以前は嵐といえば寛寿郎でした、ぞ。
アラシカンジューロー=アラカン

バンツマと並ぶ国民的スターでしたね。

竹中労著『鞍馬天狗のおじさんは』を読むとアラカンが
よく分ります。

殺陣は独特の(踊り)だったけれど
生き方はマネのできない豪放なものだったそうです。
晩年の映画やTV出演はヨゴザンシタねえ。


しかし、ムリヤリでしょうね。
アラウンド還暦=アラ還という言い方は。

団塊と呼ばれるのが嫌だから使う、なんて人も
増えるかもしれませんがね。

中身が変わらないでネーミングだけ変えても
仕方ないと思いますが、どうでしょう?

アラカンになったとたんに(離婚したら財産は
全て奥さんに)なんて本当のアラカンを真似る
人が出てくるかしらん?

ありえませんよね。
団塊は団塊。
何がアラカンじゃ。。。


政治改革、などと名前を変えても結局利権を握る形が
変わっただけ、誰が牛耳るか一種の権力闘争、なんて
のよりは可愛いですけれども。

ネーミングには注意が必要ですね。

世代論、というのは本当はマユツバです。

使いやすい言葉ですから「団塊世代は~」なんて
私もしばしば書いていますが本当はよくありません。

血液型による性格判断よりは若干マシくらいでしょうか。
いや本当らしい分、かえってタチが悪いか。

「丑年生まれは~」小学校帰りに運勢のヨビコミ?を
見るのが好きでしたね。
その一年の人は同級生皆同じ運勢か!なんて内心ツッコミ
ながらですが。

世代論など十年ひとくくりですから・・アヤシイ!

もちろん年齢が近いと経験が似通うことはあります。

団塊世代なら、東京オリンピックとかね、
「あのときミヤケ選手は・・」
なんて話題、ピンと来ますからねえ。

経験や知識が共通だと似た空気が出ることも当然です。
そこで世代論に陥りやすいのです。

(井上→団塊)はありえても
(団塊→井上)が成り立つのはウチのカミサンくらい
でしょうから世代論は正しくない!

逆、真ならず。


何の話を書くつもりか不明になってきました。

「あれ?何だっけ・・」
これは不変の老化現象。