またまた音楽ネタを。もともと書くつもりでいましたが、当事者よりリクエストがありましたので、記事をアップしましょう。
ジャズシンガーの五十嵐はるみさん、毎年秋頃に広島へお越しになられてますが、今年も広島(山陽方面)にやって来られました。6月の高松公演以来、4か月ぶりにお会いできました。
まずは10月11日。
Live Cafe Jive(広島市中区薬研堀)にて、Love Yumming Night。
はるみさんがユーミンの楽曲をカバーするという企画で、定期的に各地で行われており、今回も広島で開催されました。広島では折重由美子さん率いるバンド、こゆみこのメンバーとの共演でした。
出演は以下のとおり(敬称略)。
ユーミンはデビューから半世紀が経ち、日本の音楽シーンに多大な影響を与えられました。はるみさん自身もユーミンの曲に強い影響を受け、それが音楽にめざめるキッカケとなりました。敬愛するユーミンをリスペクトすべく、豊富なユーミンの作品群から、はるみさん自身、またはこゆみこメンバーのリクエストにより選曲して歌い、演奏されました。
曲目は「コバルトアワー」「12月の雨」「中央フリーウェイ」「翳りゆく部屋」「少しだけ片想い」などなど。
「エンジェルボイス」と称されるはるみさんの甘いタッチの歌声は、ユーミンの歌声と波長がピッタリで、ゆえにユーミンの曲を歌っても、見事にハマっておられました。その一方でユーミンとは異なる艶やかさもあって、独特の味わいも感じられました。
こゆみこのメンバーの演奏も可能な限り原曲のアレンジを再現されてました。演奏する側も「音」のこだわりがあったようで、それもまた印象深かったです。
本物のユーミンがこの場にいたわけじゃないですが、ユーミンの作品を通じて、たくさんの人が同じ集まって想いを共有できること。これもユーミンが紡いだ縁といえるでしょうか。そう考えると感慨深いですなあ。
次は10月14日。
広島県境を超えて山口県岩国市へ。
岩国駅から近い場所にある錦月堂本舗にて、Autumn Jazz Liveが開催されました。ここでもはるみさんが出演されるということで、また行ってまいりました。
錦月堂本舗は昭和のテイストの洋菓子喫茶店であります。初めておじゃましました。
ここでの出演は以下のとおり(敬称略)。
五十嵐はるみ(vocal)
折重由美子(piano&claviora)
前田順三(bass)
先日のユーミンナイトとはガラッと変わり、こちらはタイトル通りジャズライブとなりました。
2ステージあり、いずれも由美子さんと順三さんによる重厚かつリズミカルなインストゥルメンタルから始まりました。
そのあとにはるみさんが登場され、3名でのセッションとなりました。
「Moonlight Serenade」「Fly Me to the Moon」「Autumn Leaves」といった海外のナンバーや、ジャズアレンジされた「ウイスキーがお好きでしょ」「銀河鉄道999」などの日本のナンバー、はるみさんのオリジナル「Always Shine 〜tanpopo〜」などなど多種多様な選曲で歌唱・演奏されました。
レトロで優雅な雰囲気を感じる空間で、秋の夜長(実際のライブは昼すぎ~夕方でしたが)にピッタリ似合いそうな優雅なライブとなりました。
というわけで、6月の高松公演を含めて、今年は3回はるみさんにお会いできました。次はいつになるかは分からんですが、またお会いしましょう。広島遠征(山陽方面と言った方がいいか?)おつかれさんでした。