製品“C57117お召”のお話

2015-08-18 | 鉄道模型
C57117はお召仕様が発売されましたが、忙しくて予め準備済みの自宅での作業報告アップにかまけて今回は製品の話を忘れてしまっていました。

C57117通常バージョン↓は既に発売され全車お客様の手元にあります。
(通常バージョンはお召仕業終了後、通常の仕業に戻った姿=1211レ牽引時の姿です)


さて、そのC57117を有名機にした蒸機牽引最後のお召列車、第24回全国植樹祭(宮崎)開催時の両陛下行幸お召列車牽引はこんな日程でした。

1973-04-09 第24回全国植樹祭両陛下行幸お召し列車牽引 西都城→宮崎

1973-04-10 お召し列車牽引 高鍋→宮崎

1973-04-12 お召し列車牽引 宮崎→延岡(SLお召し最終)

お召し装備は、

① 煙突やシリンダーブロック、各種機器類に真鍮による飾りが巻かれました

② つかみ棒がステンレス製に取り替えられました

③ 車輪タイヤ部分の塗装が剥がされ、それ以外の鉄部も含めて磨きました

④ 各種プレート類を赤地とされました

⑤ ランボードとテンダー上縁、モーションプレートの縁に白線が入れられました

⑥ ロッド、スライドバーに赤が入りました

⑦ 連結器が銀色(ということは→アルミ色)に塗装されました。

⑧ 機器類の鋳物部分に緑の色差しが入りました

そして車体ですが、磨き上げられただけで上から新塗装を掛けるところまではして居ません。

今回の製品について、まず最初のアクションは五反田工房から見本として1両の機関車上廻りをオーバーコートをしてきて艶の具合の是非を問うてきました。

あれっ? “C57117お召”はそれほど異常な艶ではない・・・とはいえ、もう少し艶が有るのが妥当かな・・・

117お召の写真で直ぐに思いつくのは鈴屋さんのHPです。


その時、このなじみ深い頁が開きませんでした。

慌てて鈴屋さんに連絡を取り、HPは直ぐに復旧したのですが、実はその時資料写真を見せていただくことになりました。

鈴屋さん撮影のお召装備のC57117です。 (ポップアップします)

(緑色の2種類がはっきり判る写真です)

この何枚かの写真で色々な謎がどんどん氷解しました。

例えば走行中の写真から「お召」の札が差されていない事が判りました。

先行していた天賞堂製品は砂撒き管元栓に淡緑の色差しが為されています。

鈴屋さんの写真を見るまでは「お召」時の写真から「無いんじゃないの?」と言うことで‘銀’は入れるが‘緑’無しの予定でした。

鈴屋さんのはっきりした写真で判ったのは、緑色は2色使われていると言うことです。

淡緑;前部暖房管コック、清缶剤送入装置周辺

深緑;それ以外の鋳物部分=逆止弁、砂撒元栓、調圧器、汽笛基部など

そして極めつけはこの角度の写真です。

この写真の複式コンプレッサー部分を拡大するとこうなります。 (ピントぴしゃり!でブローニー判の恐ろしさ此処に在り)

立派な銘板と検査表記が書かれています。

今年5月の〔C61ばんえつ物語号〕山都発車です。

模型資料収集目的でシャッター切りまくりの写真の中にこんな写真がありました。

同じくコンプレッサーアップです。 此処にも銘板が付いています。

やはり鹿児島工場の様です。 (日豊から来た「修繕=鹿児島」ガマにみられる銘板のようです)

すると、ご近所にも日豊のカマが!・・あ、ありますね。

大森のC5766のコンプレッサーです。

銘板のアップです。

調べて段々判ってきました。

コンプレッサーには
TYPE200m/m
TYPE215m/m
の2つがある事、

C57117はTYPE215m/mと表記されていたのです。 (m/mは1文字の記号です)

エッチング製の銘板と鹿児島工場の検査期日のクロマチックレタリングを発注しました。

艶を整え、色差しをした上廻り見本です。

コンプレッサー飾り付けはまだですが機関士側はこんな感じです。

そして完成状態での見本です。

大きくポップアップします。 菊の御紋証は勿論金メッキです。

助士側後上方からの写真です。

“お召”ではない“C57117”のチェック時の写真です。

艶の加減の比較、お召の時には石炭は溢れていません。

兎も角、今回のC57117お召は渾身の力作と成りました。

残念ながら完売しています・・・
制作数を決める時に1ヶ月~3ヶ月は在庫が残る事を理想としているのですがなかなか上手くは行きません。






模型工作室から客貨車・電関仕上がり

2015-08-12 | 鉄道模型
懲りずに続ける工作室からの報告です。

マスターピース製HO1067ED71の仕上がった姿です。
反対側。 (ポップアップします)
仕立て上げに手間が掛かる分だけ撮影にも力が入ってしまいました。

HO1067マニ50(ワールド工芸製品)です。

やはり車体の高さ全体が少し高い感じがします。 ボルスターで調整→カプラー高さも調整した方が良いのかもしれません。

HO1067スユニ50、こちらも同じ程度高いと思われます。


HO1067ワム50000合板張り(モデルワム製品)です。

HO1067ツム1000(ワールド工芸製品)

HO1067カ3000(ワールド工芸製品)

もう一両です。 いずれ‘ミニネーチャー’でもう少し演出を加えたいと思います。

ついでに撮影したHO1067ヨ3500(IMON製品;製品のまま)です。

HO1067シキ550(ワールド工芸製品)

HO1067トキ25000(モデルワム製品)

HO1067トラ70000(モデルワム製品)

此処まで軽めの汚しまでし終えたモノの写真を撮りました。

ワールド工芸のワム50000、1段リンク1両2段リンク1両です。

表記類は形式番号以外貼り付け済みです。

流石に製品としての貼付け済みは悔しいけれど自分で入れたものより綺麗です。

メンディングテープで固定。

転写したのは良いのですが何か変です。 接近している「ワム」と「52722」をハサミで切り離して転写したのですが、このリブの下側の窮屈なところにゴチャゴチャ貼らなければいけない事を思い出しました。

慌てて撤去しました。 転写性能の良いクロマチックなので消すのは大変です。

「ワム」と「50980」一体で転写します。

反対サイドも転写。

実車通りなのかもしれませんが、リブギリギリに寄せて転写しないと「積空」の換算両数表記に近付いて変ですし、枠に干渉しそうです。

反対側はこんな感じです。

IMONならば転写済みにする場面です。







体重の推移など

2015-08-11 | 喰いだおれ
「最近体重はどうなっている?」という質問が有りましたので体重変動の原因事象ともども報告致します。

 
7月25日 大田区下丸子にて環八レール運転会が行われました。

  汽笛吹鳴に挑戦
共産党幹部特別緑皮列車(トワイライトEX.)を牽く前進と前補機の東風1形×2です。


昼、宴会走行会 → 終了後打ち上げ宴会では隣席の皆様のウクレレ演奏披露という御利益が!


下丸子駅改札口すぐのところで時代からとり残されたかのような食堂を発見。


三脚に掛けられたメニュー。


見本ケース。


怖いもの見たさで入店、扇風機とストーブが同居しています。


三次会状態へ。


私は一番大胆なメニュー“カツ丼”を食べてしまう井門です。

(井門は全国各地でこの様な事を数十年続けて居ます。 あまりいい記録は残せていませんが・・・)

下丸子駅前食堂のカツ丼は全く無難な良いお味でした。


駅前ですが一般の人は速い足取りで前を通過して行きます。


最後に店の写真を撮影。

余りにも盛り上がり過ぎて羽目を外し過ぎてしまったというわけです。


決定的に拙い展開! 連日の宴会が決定的に拙い展開を見せています。


1ヵ月単位で見ても停滞を通り越して拙い展開です。


8月6日ミッドタウンユニオンスクエアのスモークステーキ500gです。


その日の晩はこんな感じです。


90.7kgは近年での最低記録更新です。


1カ月での表はこんな感じ。


この日の晩を最後に菅平・そして軽井沢へ・・・

折角の減量の成果が無に帰して居なければ良いのですが。







菅平2015②

2015-08-10 | ラグビー

お肉屋さんのショーケースではありません。

“セブンイレブン”のレジ横のケースです。

菅平のセブンイレブンです。

この世のものとは思えない眺めです。


午前中の練習見学後東御方向へ行った所のそば処“佐助”へ。


猪肉のつけそばを食べてみました。


これが牡丹(イノシシ)肉です。 いま一つでした。

お蕎麦そのものは素晴らしく美味しかったです。


午後は昨日と同じ104番グラウンドで練習試合です。 左;早実&法政連合、右;青=学習院。


やはり相手は強く、


次々トライを献上します。


しかし、割合善戦しました。 井門君の突進。

相手ジャージは法政、パンツには早実の文字が見えます。(ポップアップします)

画像は全て4Kムービーの同時記録スチル写真です。


そしてトライを一本返します。


ハーフ終了で直ぐに濃くて短いミーティング。


赤白縞=大阪朝鮮中 全国レベルの相手は中学生に見えない体格です。 三つ巴戦なのです。


これもまずは4本位続けて取られます。


しかし果敢に立ち向かって


3本トライを取りました。


強敵と戦う自信が付いたのではないでしょうか。

今年のチームは新人戦で東京朝鮮中に前半大きくリードされたものの後半取り返して引き分けた強さが有ります。


Bチーム(右)も早実・法政連合Bと戦いますが体格差が凄い!


大人と子供の試合か?という驚きの体格差。


Bチームの大阪朝鮮戦もやはり凄い体格差です。 単に一年生比率の差かもしれませんが。


学習院Bチームの数少ない2年生は大活躍です。


試合終了後Bチーム担当コーチのひとり落合コーチと座って試合の反省をするBチームです。


練習試合すべて終了後ゴールポスト前で集合写真を撮りました。

大勢のラグビー経験者パパの加勢を得て、GRSから指名を受けた5人のボランティアコーチのよき指導を受けて充実した菅平合宿を成し遂げました。

大きなけが人も無く、秋の公式戦をフルメンバーで闘えそうで実に楽しみです。



鉄道模型ファンが此処まで付き合ってくれたとしたら、そのお礼で初めての画像をお見せしてしまいます。

これは凸凹のラグビー選手ではありません。 鋭意制作中の9600の煙突やドームです。

9600のドームはデビュー時から「図面とされるもの」と比べてスチームドームが高かったのですが、後日実に様々な「さらに高い」スチームドームが登場しました。

IMONの9600はまさに初めての本格的な9600の模型となります。


この怪しい写真は8/21にJAMコンベンション会場で発売される製品のパーツです。 JAM期間中全店休業ですので東京ビックサイトで披露され、その場で完売終了の商品も出るかもしれません。






菅平2015

2015-08-08 | ラグビー
国際鉄道模型コンベンションが迫る中、私は恒例の菅平行となっています。


金曜日夕刻の関越道を下ります。


夕闇迫る上信越道。


そして宿泊地あずまや高原ホテルからは天の川が見えました。 デジカメをセルフタイマーを使って地面に置いて天を撮るというやり方をしています。
(ポップアップします)

今回の旅行からカメラは CanonG7X です。

画像サイズは5472×3648ピクセル(3:2モードの方が大きく使えます)


一気飲みに使えそうな綺麗なポリバケツ。


菅平高原の爽やかな空気です。 (ポップアップします・・・まあ、みなポップアップしますが)


午前中の練習終了です。


午後は試合、相手は日大中学(左、桃色/黒)です。 (私はなじみ深い日吉に有ります)

ところでこの写真、SONYのFDR-AK100という4Kビデオカメラの録画中撮影スチル写真です。

画像の大きさは5024×2824ピクセルで1枚あたりのサイズは5~5,5メガ程度です。

4Kとは、汚い、臭い、きつい、危険の4つの‘K’です。


ボールを持って突撃しているのは私の4男慧士朗です。


最後のトライは必ず他の子です。

この試合はトライ数5:1で勝ちました。

慧士朗は後半退きました。 監督コーチの厚意でトライを取る役回りを演じさせてくれるべくBチームの試合の後半の後半に使ってくれるのです。


Bチームの試合が始まります。(カメラは CanonG7X )


(カメラは4Kムービー)御膳立てに応えるべく良い位置でフォローに行きますが、残念!トライをゲットできませんでした。 

明日は早実戦と大阪朝鮮戦です。

めちゃめちゃに強敵です。

強い当たりで地味な役回り、徹底的に頑張ろう!