散歩は公開空地からオーバルビルのところで青山通りに出て骨董通り交差点を望みます。
気紛れ的に宮益坂方面に向かいます。
宮益坂のけやき並木、斬り倒された切り株にこんな言葉が書かれています。
警察の横暴というべき駐車を妨害するポール建立です。 道玄坂でこういう事があったら警察に殴り込みですね。
渋谷駅、今限定の眺めでしょうか。 こんな都会に歩いて行く自信が付いたということでしょうか。
歩道一杯に広がる酔っ払いサークルが無い平和な世界です。
宮下公園の方へ歩きます。 巨大な駐車場というか、城砦が出来て向こうが見通せなくなりました。
涼しく、やや霧雨も降るかという天気で涼しく快調に歩けました。
とんでもないカマが出て来ました。 門司港機関区の特急【かもめ】牽引指定機C5711です。
付属の【かもめ】ヘッドマークを付けてみます。 実にスムーズにセットできます。
こうなると悪ノリしてヘッドライトも点灯させます。
これは楽しい。 このC5711は確か少し高かった筈です。 高いのは当然で凄い楽しい機関車です。
カラー写真が残されていないので当時これをみたファンの記憶だけが頼りです。
ヘッドライト点灯でヘッドマーク無しも撮っておきます。
撮っておきますと言っても、全て手持ちの深度合成です。 上下左右傾きが完璧なモノが撮れるまで何十回も撮ってここに残っているのは選ばれしものです。
この複式コンプレッサーや給水ポンプの緑は実車の緑色を見た奈良崎博保さんの話を伺いながら復元し、色の確認いただき「OK」が出たというものです。
この火室から飛び出した円筒形の「消煙装置」を撮影する為にC5711が呼ばれました。
このロストワックスパーツはこのC5711門司港に使う為だけに作られたのです。 総数20両です。
これが探求の末どうも間違いなさそうだと決めた給水ポンプの色です。
超一流の資料から炙り出されたこの当時の姿。
【かもめ】牽かせたいですがC57時代は軽量では無くスハ44系の様です。
こんなのも撮りましたが、ヘッドライト点灯は考えつきませんでした。 ハレーション? やってみればよかった。