大震災の本震の時、ワードローブの中に置いてあったHO1067の機関車群が多数、箱ごと転落しました。
JAM総会併設イベントに持ち込んだ主にフェニックス特製品の北海道蒸機群は、たまたま地下の車庫に有ったので震災を免れ、転落したのはIMON完成品が中心です。
ワードローブ上置部分にあたる上段は蒸機、下段はDL、ELです。
転落した蒸機については既に報告しているモノが多いです。
今日は転落DL、ELについてです。
写真に見える青い箱はIMON製品が多いです。
(乗工社蒸機やPEMPのEF58を青箱に入替えを始めています・・・ですから全部ではありません)
ラベルやステッカーが見えない箱は転落した箱です。
奥に20m級の箱を詰め、手前側に17m級、14m級の箱を置いて居たのですが、手前側の箱は殆ど落下の憂き目を見たわけです。
3両IMONのDD51が落ちましたが全く影響なしです。
チェックしたついでにジャンパー栓コックに白の色差しをしてしまいました。
DD51の収納状況です。
硬質ウレタンを使って煙突で押さえています。
手摺や連結器や連結面ディティールに一切ストレスが掛からない事に加えて18m級のDD51が17m級の箱に入って仕舞っています。
この卓越した収納アイデアが効率の良い収納を実現し、震災からも車両を救いました。 ひじょうに嬉しいです。
IMONカプラーへの交換をチェックと同時に果たすべく大量に塗装致します。
グラファイト吹付けスプレー“トビカ”で塗装したモノは「ノーマルフィニッシュ」の車両に装着、
汚れ色に塗装したモノはシンガーフィニッシュや「汚し」を掛けた車両に装着するものです。
JR貨物色EF65のカプラーを交換作業中です。
新規にトビカを塗装したIMONカプラー群が塗り上がって並んでいます。
ED75のカプラー交換。 ついでにジャンパー栓コックに白の色差し実施。
ED75とEF60、65は、凸形の硬質スポンジを青箱の前後に詰めて前後方向からの力を「お面」全体で受ける様になっています。
連結器回り、スカートに付いたディティールには全く力が掛からないようになっています。
そしてチェックした見たところ、これらも全て完全に無事でした。
特にEF65は結構重いのですが全く問題なしです。 堅牢な造りに感謝です。
まだチェックして居ないワールド工芸製の旧型電機群が、自重は軽いとは言え心配です。
EF65Fもジャンパー栓コックの色差し、
白はほんの僅かに汚れ色を混ぜて塗りました。 機関車はSF(シンガーフィニッシュ)ではないですが、その方がずっと良く馴染みます。
EF65PF
EF65JR貨物色
実車のJR貨物色は全然良いと思いませんが、IMONの貨物色EF65はめちゃくちゃ可愛いです。
台車部分の立体感が下回りグレーのお蔭できっちり見えるからでしょうか。
IMONのEF65は、やはり6軸駆動で実に強力だった16番マイクロキャスト・ミズノのEF60から着想を得ています。
中央の台車にモーターを抱かせてあり、モーターはカーブ中は車体の中で位置を変えます。
こうした方がシリコンチューブに掛かるストレスも少なく、カーブ途中での動力伝達効率が良いはずです。
持ち上げた時に中間台車が暴れるのもこの構造が防いでくれます。
中間台車が抱くモーターはスイス製マクソンのRE-16グラファイトブラシです。
トルクはファウルハーバー1717の6倍、1724の3倍、大きなキャノンEN22(ミズノEF60はこれでした)の2倍のトルクを誇る自重が重いコアレスモーターです。
重心調整で鉛のウェイトを一緒に抱いて中間台車だけでうんとウェイトを担いでいますが、車体からの重量も少し担っています。
(機関車にとってのメインのウェイトは車体上回りに取り付けられています)
ブラス製20系15連を牽いて原宿店勾配線(平均して25‰)を上がる目的で作られた動力装置です。
(EF65は全長が短い、小振りな機関車ですので普通の構造を選んでは20系牽引機の栄誉を担えないのです)
洋白削出し車輪に黒ニッケルメッキ(IMONシステムトラックと同じ材料=同じだと一番食い付く)の動輪はトレーラー車輪と違うテーパー角度を持っています。
(外観では見分けが付きませんですね)
(牽引試験はギリギリ合格しました。 ブラスはブラスでも、IMONの20系は重すぎたのが癌でした。 もう少し軽い20系が作れたら勾配線でも気持ちよくビュンビュン周回出来るはずです)
ミズノのEF60は軸バネをホンモノのスプリングにしてバネを効かせていました。 バネのお蔭で結構粘る良い下回りでしたが、大きなEN22モーターが左右動するのでウェイトが軽いのが問題でした。
IMONのEF65の軸バネもホンモノのバネを使って居ます。
しかし、このバネはホンモノのHOスケールという「太さ」のバネで、残念ながら硬くて効かせる事は出来ません。
効かせようとしたミズノの「細すぎるバネ」をやめて外観だけ採ったのです。
ゴハチ程ではないですが、ロクゴも鼻筋が通っています。
ミズノのEF60の欠点はお顔の鼻筋とんがり具合が足りない事でした。
青15号、下回りは黒のEF65は折角ファインスケールで作った下回りの立体感が見えにくく、写真では写ってくれません。
震災での転落の話だったのですが途中から話がずれて行ってしまいましたですね。
JAM総会併設イベントに持ち込んだ主にフェニックス特製品の北海道蒸機群は、たまたま地下の車庫に有ったので震災を免れ、転落したのはIMON完成品が中心です。
ワードローブ上置部分にあたる上段は蒸機、下段はDL、ELです。
転落した蒸機については既に報告しているモノが多いです。
今日は転落DL、ELについてです。
写真に見える青い箱はIMON製品が多いです。
(乗工社蒸機やPEMPのEF58を青箱に入替えを始めています・・・ですから全部ではありません)
ラベルやステッカーが見えない箱は転落した箱です。
奥に20m級の箱を詰め、手前側に17m級、14m級の箱を置いて居たのですが、手前側の箱は殆ど落下の憂き目を見たわけです。
3両IMONのDD51が落ちましたが全く影響なしです。
チェックしたついでにジャンパー栓コックに白の色差しをしてしまいました。
DD51の収納状況です。
硬質ウレタンを使って煙突で押さえています。
手摺や連結器や連結面ディティールに一切ストレスが掛からない事に加えて18m級のDD51が17m級の箱に入って仕舞っています。
この卓越した収納アイデアが効率の良い収納を実現し、震災からも車両を救いました。 ひじょうに嬉しいです。
IMONカプラーへの交換をチェックと同時に果たすべく大量に塗装致します。
グラファイト吹付けスプレー“トビカ”で塗装したモノは「ノーマルフィニッシュ」の車両に装着、
汚れ色に塗装したモノはシンガーフィニッシュや「汚し」を掛けた車両に装着するものです。
JR貨物色EF65のカプラーを交換作業中です。
新規にトビカを塗装したIMONカプラー群が塗り上がって並んでいます。
ED75のカプラー交換。 ついでにジャンパー栓コックに白の色差し実施。
ED75とEF60、65は、凸形の硬質スポンジを青箱の前後に詰めて前後方向からの力を「お面」全体で受ける様になっています。
連結器回り、スカートに付いたディティールには全く力が掛からないようになっています。
そしてチェックした見たところ、これらも全て完全に無事でした。
特にEF65は結構重いのですが全く問題なしです。 堅牢な造りに感謝です。
まだチェックして居ないワールド工芸製の旧型電機群が、自重は軽いとは言え心配です。
EF65Fもジャンパー栓コックの色差し、
白はほんの僅かに汚れ色を混ぜて塗りました。 機関車はSF(シンガーフィニッシュ)ではないですが、その方がずっと良く馴染みます。
EF65PF
EF65JR貨物色
実車のJR貨物色は全然良いと思いませんが、IMONの貨物色EF65はめちゃくちゃ可愛いです。
台車部分の立体感が下回りグレーのお蔭できっちり見えるからでしょうか。
IMONのEF65は、やはり6軸駆動で実に強力だった16番マイクロキャスト・ミズノのEF60から着想を得ています。
中央の台車にモーターを抱かせてあり、モーターはカーブ中は車体の中で位置を変えます。
こうした方がシリコンチューブに掛かるストレスも少なく、カーブ途中での動力伝達効率が良いはずです。
持ち上げた時に中間台車が暴れるのもこの構造が防いでくれます。
中間台車が抱くモーターはスイス製マクソンのRE-16グラファイトブラシです。
トルクはファウルハーバー1717の6倍、1724の3倍、大きなキャノンEN22(ミズノEF60はこれでした)の2倍のトルクを誇る自重が重いコアレスモーターです。
重心調整で鉛のウェイトを一緒に抱いて中間台車だけでうんとウェイトを担いでいますが、車体からの重量も少し担っています。
(機関車にとってのメインのウェイトは車体上回りに取り付けられています)
ブラス製20系15連を牽いて原宿店勾配線(平均して25‰)を上がる目的で作られた動力装置です。
(EF65は全長が短い、小振りな機関車ですので普通の構造を選んでは20系牽引機の栄誉を担えないのです)
洋白削出し車輪に黒ニッケルメッキ(IMONシステムトラックと同じ材料=同じだと一番食い付く)の動輪はトレーラー車輪と違うテーパー角度を持っています。
(外観では見分けが付きませんですね)
(牽引試験はギリギリ合格しました。 ブラスはブラスでも、IMONの20系は重すぎたのが癌でした。 もう少し軽い20系が作れたら勾配線でも気持ちよくビュンビュン周回出来るはずです)
ミズノのEF60は軸バネをホンモノのスプリングにしてバネを効かせていました。 バネのお蔭で結構粘る良い下回りでしたが、大きなEN22モーターが左右動するのでウェイトが軽いのが問題でした。
IMONのEF65の軸バネもホンモノのバネを使って居ます。
しかし、このバネはホンモノのHOスケールという「太さ」のバネで、残念ながら硬くて効かせる事は出来ません。
効かせようとしたミズノの「細すぎるバネ」をやめて外観だけ採ったのです。
ゴハチ程ではないですが、ロクゴも鼻筋が通っています。
ミズノのEF60の欠点はお顔の鼻筋とんがり具合が足りない事でした。
青15号、下回りは黒のEF65は折角ファインスケールで作った下回りの立体感が見えにくく、写真では写ってくれません。
震災での転落の話だったのですが途中から話がずれて行ってしまいましたですね。