貨車36両にウェイトを追加して、6両に墨入れをしたのですが、その動機たる運転会です。
久々に渋谷(距離は約1km、谷へ降るので下り)へ歩く機会です。
ハチ公前へは行きませんが2回スクランブルを通ります。
さすがHOJC、全列車蒸機牽引です。
イモンは自作ペーパーの西武311系持って行きましたが、何年かの放置で調子よく走りませんでした。
あんなに快調だったのに・・・
9600とC12並走
このC12(珊瑚キット改造)は台湾窯です。
キットだと組み上がると中を触れなくなるのでこういう形で取外式に改造。
台湾C12は最初(図面上)からドアが無い非密閉キャブ。
20系を借りて走る88620。
20系はIMON製、墨入れがしてあります。
IMONの20系(9連)は重いです。
今日の運転会は12名
稲葉さんのトラ25000(かな?)ロンビックイコライザー
模型として完成を目指すより動作見本となっています。 良いものを見ました。
森井さんのコースティングギア
手前は3条、奥は1条。
1条は流石に少し重く、3条はギア比が取れずHOには厳しいと思われます。
“J”ならまだしも・・・いや“J”でも無理でしょう。
LN14→30:1でもちょっと速すぎるのに。
“HO”=“3.5mmスケール”(1ftを3.5mmに縮尺するスケール・・・約1/87)が定着したした時期を探る森井さんの研究の途中経過。
“THE MODEL RAILWAY NEWS” 1927年9月号
かなり決定的な記述を発見!
英国鉄道模型界で3.5mmスケールを“HOゲージ”と呼ぶ動きを知らせています。
これは“ミキスト”みたいなもの? いや雑誌全体が“ミキスト”? いや新聞か・・・
4mmスケール“OO”と区別するのに都合が良いやり方であるとのこと。
軌間の事には触れていません。
「マザーゲージに帰る」という言葉があります。
標準軌1435mm(元々は4ft.8.5in.)は、1430mmまたは1440mmに帰らなくてはスケールモデルになりません。
例えば32✖️45=1440(O)
例えば12✖️120=1440(TT)
例えば6.5✖️220=1430(Z)
TTやZはまだないですが世界の鉄道模型の規格は例外を除いて全てドイツで生まれています。
その例外が英国生まれの“HO”です。
(森井さんの研究を待たずに決めつけてすみません)
「ドイツ(ペシャンコの敗戦国)は1/90 16mm を考えていた」と聞いたことがあります。
勝手な推測で書く(←イモンはそんなやつです)のも失礼ですが、独逸と比べて鉄道模型が盛んではない英国が16mmか16.5mmなのかを言う資格が無いと考えていたに違いないと感じます。
なにしろ模型になると「メートル法」にしてしまう英国モデラーは「今回も英国形はノンスケールで我慢する」気で居たのじゃ無いかなと思います。
欧州1/90 英国1/87 は「O」に於ける欧州1/45 英国1/43.5 と同じ心地良さですから。
結果もやはりご存知の通り英国形は「動力は欧州形」になってしまいました。
“HO”が「例外」になった理由は米国が入ってきたからかなと感じます。
1927年9月時点では米国に“HO”は現れていない(発見できていない)らしいですので「この後」では無いでしょうか。
模パンダじゃないですが模型が並びました。
もしかすると既に察している人がいるかもしれませんが、実はイモンはIMONをそんなに統制していません。