今日、古嶋先生とお話ししていて気がつきました。
ここ数日、いや半月くらいかもしれません。
以前間欠性跛行に至った時期があるのでその感覚はわかりました。ただ、間欠性跛行に至るところまで至っていないので気がつきませんでした。
驚いたのは家族に早速知らせようとしたら脊柱管狭窄症を知らないiPhoneにびっくり仰天しました。
りんかい線で大井町・本社へ。
ところで、汽と気の話です。
日本語;汽車という言葉は福沢諭吉が始めた表記だそうです。(古本「鉄路の美学」より)
蒸気を一文字で表すために康煕字典という中国の大字典から「汽」の字を探しだしたそうで、そのいきさつは「福沢全集緒言」に福沢先生自身が書いていました。
それからすると「蒸汽」という書き方は蒸蒸気のようなことになりおかしいのですが、機械工学分野では戦後まもなく位まで結構使われていたようで、たとえば昭和23年版の専門書表題が戦前のまま「蒸汽罐及蒸汽原動機」だったりするとのこと。
今は全く使わないようです。
「汽」としてはかろうじて、「汽力発電」(蒸気タービンによる発電:火力や原子力)という言葉が、やや硬い表現ですが残っているとのことです。