FABのクモユニ74-0キットを組立依頼していたモノが出来てきて仕上げました。
インレタは私が貼ります。
私の方が上手いのではなく、きちっと作った老眼鏡を掛けて行うので100倍見えるからです。
インレタの前にマスキングが必要な作業を先行します。
パンタを外して塗装する事、屋根とパンタを汚して馴染ませる事、雨樋にゴムのグレーのラインを入れること。
「見えていない」ためにかなり拙いHゴムの表現もカッター等で少し整えます。
本当なら
車体色 → グレー → 屋根色
の順にずらしながら塗装した方がやりやすいのですが、仕方なく車体色と屋根色の間にグレーを塗装することにします。
もちろんマスキングではなくカラス口を使う方が綺麗なのですが、その作業に自信が無いので仕方なくマスキングです。
油断していたら、雨樋のゴムに適した明るいグレーが有りません。
ちょっと重いけどエコーのねずみ色で済ませてしまいます。
リターダーシンナーで薄めて筆塗りしてしまいました。
足回りは塗装がバリバリ剥がれるので、剥がれやすいところは剥がして黒染にしていきます。
真鍮研きだしは錆びるので磨き増しした上で黒染磨きをします。
気になる動力台車側を黒染磨きしてみると、付随台車側の露出真鍮色が惨めな雰囲気です。
これも黒染磨きを致しました。
屋根色側のマスキングを剥がして「汚し吹き」をしました。
パンタは、首都圏の旧形国電は割合早い次期にグレーになっていたらしいので、一旦グレーに塗って汚しを吹きました。
パンタの擦り板は研きだしてクリヤラッカー筆塗りです。
車体のマスキングを剥がしてみました。
パンタは馴染んでくれました。
メンディングテープで位置決めしてインレタを入れていきます。
メンディングテープ(←その粘着力は強いとは言えません)で車体塗装が剥がれてしまいました!!
これはちょっとお粗末・・・・
プライマーが完全に乾ききってから塗装してしまったのか??
塗装の弱さが怖いのでメンディングテープといえども使わずにインレタを入れていきます。
そしてリターダーシンナーで薄めた“黄かん色”のタッチアップで誤魔化します。
完成いたしました。
反対サイドです。
PEMPのDT13を使って居るのですが、ブレーキシューが無いので一寸なさけないです。
屋根上から。
反対側から。
反対の反対のなのだ。
IMON111系(113系)湘南色と手を繋いで走る姿が早く見たいです。
その為にはIMONカプラーの
①「密自連」
②「旧型密連」
に続いて
③「新型密連」
が出来てこなくてはなりません。
①、②は既に設計に入って居ます。
密連シリーズはひとつ1000円もするIMONのロストの旧型密連(現在付いているもの)とは違うモノになります。