今年2月の中国撮影旅行を「今年」と呼べるうちに報告したいと思います。
中国はフロンティアです。
まだ其処には我々の想像(或は情報の及ぶ範囲)を絶した情景を見せてくれる桃源郷です。
そう言った途端に矛盾する発言ですが、今回の訪中は世界的蒸機情報元であるSYカントリーで「その喪失は集通線無煙化を上回るインパクトである」と言われる白銀と南票をターゲットにしています。
なぜその喪失は巨大なインパクトなのか?
現役蒸機として残っていても加減弁全開でブラスト音も高らかに力行する姿が高い確率(まあ100%位)で見られるのはもはや此処だけだからです。
コマーシャルユースでなく保存運転の場合、たとえ加減弁全開であってもそれは「サービスが良い」という次元の低い話に落ちてしまいです。
南票(旧満州)と白銀(西域)、両方を回りたい
そんなとんでもない夢を4泊5日でやってのけたグループがあります。
悪魔一家です。
デーモンの力・・・・ってわけではありません。
悪魔一家からその経験を学び、跡をたどって同じ4泊5日でやってみせようというのが今回の中国行のテーマです。
交通運賃は一人当たり¥72,000で上がりました。
大谷連隊長の力もありますが、東京⇔北京⇔蘭州とCA(中国国際航空)だけで往復できる事情も大きかったと思います。
2009年、こんな時代に降って湧いた冒険旅行、やってやろうじゃないかと闘志を燃やして挑んできました。
2月11日 (第一日目)
7:17 東京6:30のNEX1号で成田へ向かいます。凄い混雑です。
旅の友は「蒸気機関車の技術史 斎藤晃著」
7:44 CA422便チェックインカウンターに並びます。凄い行列です。
8:09 顔見知りの「鉄」仲間が大勢居ます。本日出発で大谷連隊はジャライノールへ、9633築さんと東チタさんは芭石と鳥籠列車へ、同じ便で北京に向かう3チームは全然別方向へ向かう事になります。
10:07 中国ビールに早速出会います。我々の一行は奥井親子と井門の3名です。
それにしても狭いシートピッチ!スハ44だという声が聞こえてきます。機材はB757です。
12:20 北京に到着。此処からは時差がマイナス1時間になります。
CA422便は成都行きですから9633築さんと東チタさんはそちら方に並びました。
12:41 別れたと思ったら入国審査は一緒でした。
13:19 入国、通関を終えてガイドの車作寛さんと再会を喜びます。
14:06 大谷連隊長から合同宴会を提案されていたのですが、車さんは既に高級中華店を予約してありました。車さんの顔を立ててまずは「ようこそ中国へ」宴会です。
14:47 蘭州行きのCA1221便のゲートへ向かいますが、どのゲートも魅力的な番号!向こうへ行くとC53~C58だそうです。
14:59 我々のゲートはC51です。これは幸先が佳い!!
15:12 CA1221便B737 乗り口に殺到する情景は中国に来た事を実感させてくれます。
16:19 軽食が出ます。シートピッチは意外にも東京~北京より遙かに広い!
17:37 窓下には黄土高原が延々と続き、いよいよ蘭州空港に着陸です。
17:51 蘭州空港に着陸しました。
18:01 荷物も意外にスムーズに出てきました。
18:03 井門先生という札を持った現地の運転手さんが待っていました。
18:07 蘭州空港をバックに記念写真です。蘭州空港は16年振りです。
18:11 駐車場には梨売りのおばさん(地元のおばさん)が居ました。
18:15 意気投合、集合写真となります。
18:28 高速道路を白銀に向かいます。蘭州北西にある空港から蘭州北東の白銀に向かいますので蘭州の町は通りません。
18:39 早速梨を頂きます。素朴な口当たり、素朴なおいしさです。貴重なビタミン源でもあります。
19:56 白銀の町に到着、砿務局専用線の站を探します。
この辺りの筈です。
19:58 短い路地の奥で眼前の蒸機がいきなり発車しました。強烈なお出迎えです。
20:00 站に着いた途端に蒸機は去りましたので、時刻など情報収集に車さんが向かいます。
20:17 ようやく入手してきた時刻です。
20:26 路地ではなく站入口です。中央の真っ暗な4m幅の路地を15mも歩くと其処はホームです。
白銀の町は旧市街(専用線の站がある)と新市街(ホテルがある)に別れています。
旧市街は中国の夜の町の情景が広がっていますが、東北地方よりは地味な感じです。
20:46 ホテルに到着しました。
20:47 砿務局専用線の方が撮影許可証を持って待っていてくれました。
我々は撮影費用を払って炭鉱地帯への立ち入りを認めて貰う事になります。
これもまた現役としての蒸機を延命させる一助になると思います。
21:04 荷物を部屋に置いてきてから集合写真です。
21:30 車さんは「食」には妥協しません。この町で2番目と評判のしゃぶしゃぶ屋です。 (1番は今日は閉まっていました。残念!)
21:38 凄い鍋が運ばれてきました。
三鍋演義 と言う名前の店です。三国志演義から取った名前でしょうか。3種類の味でしゃぶしゃぶを頂けと言う事のようです。辛いところの面積が大きい!
21:54 お店の女性店員にもひとり座ってもらって集合写真です。
23:05 階段にもお店の名前ですね。中国しゃぶしゃぶを満喫しました。
23:14 ホテルへの帰り道、商店で買い出しです。食料(カップ麺)や水を買います。
基本的に冬の寒さが日本より厳しい中国では出入り口には必ずこのカーテンが掛かっています。
23:31 ホテルの部屋です。立派!!
でもお風呂はありません。 シャワーなのです。 お風呂というモノの重さが日本とはちょっと違う感じはあります。
明日の無風を祈って眠りにつきます。
中国はフロンティアです。
まだ其処には我々の想像(或は情報の及ぶ範囲)を絶した情景を見せてくれる桃源郷です。
そう言った途端に矛盾する発言ですが、今回の訪中は世界的蒸機情報元であるSYカントリーで「その喪失は集通線無煙化を上回るインパクトである」と言われる白銀と南票をターゲットにしています。
なぜその喪失は巨大なインパクトなのか?
現役蒸機として残っていても加減弁全開でブラスト音も高らかに力行する姿が高い確率(まあ100%位)で見られるのはもはや此処だけだからです。
コマーシャルユースでなく保存運転の場合、たとえ加減弁全開であってもそれは「サービスが良い」という次元の低い話に落ちてしまいです。
南票(旧満州)と白銀(西域)、両方を回りたい
そんなとんでもない夢を4泊5日でやってのけたグループがあります。
悪魔一家です。
デーモンの力・・・・ってわけではありません。
悪魔一家からその経験を学び、跡をたどって同じ4泊5日でやってみせようというのが今回の中国行のテーマです。
交通運賃は一人当たり¥72,000で上がりました。
大谷連隊長の力もありますが、東京⇔北京⇔蘭州とCA(中国国際航空)だけで往復できる事情も大きかったと思います。
2009年、こんな時代に降って湧いた冒険旅行、やってやろうじゃないかと闘志を燃やして挑んできました。
2月11日 (第一日目)
7:17 東京6:30のNEX1号で成田へ向かいます。凄い混雑です。
旅の友は「蒸気機関車の技術史 斎藤晃著」
7:44 CA422便チェックインカウンターに並びます。凄い行列です。
8:09 顔見知りの「鉄」仲間が大勢居ます。本日出発で大谷連隊はジャライノールへ、9633築さんと東チタさんは芭石と鳥籠列車へ、同じ便で北京に向かう3チームは全然別方向へ向かう事になります。
10:07 中国ビールに早速出会います。我々の一行は奥井親子と井門の3名です。
それにしても狭いシートピッチ!スハ44だという声が聞こえてきます。機材はB757です。
12:20 北京に到着。此処からは時差がマイナス1時間になります。
CA422便は成都行きですから9633築さんと東チタさんはそちら方に並びました。
12:41 別れたと思ったら入国審査は一緒でした。
13:19 入国、通関を終えてガイドの車作寛さんと再会を喜びます。
14:06 大谷連隊長から合同宴会を提案されていたのですが、車さんは既に高級中華店を予約してありました。車さんの顔を立ててまずは「ようこそ中国へ」宴会です。
14:47 蘭州行きのCA1221便のゲートへ向かいますが、どのゲートも魅力的な番号!向こうへ行くとC53~C58だそうです。
14:59 我々のゲートはC51です。これは幸先が佳い!!
15:12 CA1221便B737 乗り口に殺到する情景は中国に来た事を実感させてくれます。
16:19 軽食が出ます。シートピッチは意外にも東京~北京より遙かに広い!
17:37 窓下には黄土高原が延々と続き、いよいよ蘭州空港に着陸です。
17:51 蘭州空港に着陸しました。
18:01 荷物も意外にスムーズに出てきました。
18:03 井門先生という札を持った現地の運転手さんが待っていました。
18:07 蘭州空港をバックに記念写真です。蘭州空港は16年振りです。
18:11 駐車場には梨売りのおばさん(地元のおばさん)が居ました。
18:15 意気投合、集合写真となります。
18:28 高速道路を白銀に向かいます。蘭州北西にある空港から蘭州北東の白銀に向かいますので蘭州の町は通りません。
18:39 早速梨を頂きます。素朴な口当たり、素朴なおいしさです。貴重なビタミン源でもあります。
19:56 白銀の町に到着、砿務局専用線の站を探します。
この辺りの筈です。
19:58 短い路地の奥で眼前の蒸機がいきなり発車しました。強烈なお出迎えです。
20:00 站に着いた途端に蒸機は去りましたので、時刻など情報収集に車さんが向かいます。
20:17 ようやく入手してきた時刻です。
20:26 路地ではなく站入口です。中央の真っ暗な4m幅の路地を15mも歩くと其処はホームです。
白銀の町は旧市街(専用線の站がある)と新市街(ホテルがある)に別れています。
旧市街は中国の夜の町の情景が広がっていますが、東北地方よりは地味な感じです。
20:46 ホテルに到着しました。
20:47 砿務局専用線の方が撮影許可証を持って待っていてくれました。
我々は撮影費用を払って炭鉱地帯への立ち入りを認めて貰う事になります。
これもまた現役としての蒸機を延命させる一助になると思います。
21:04 荷物を部屋に置いてきてから集合写真です。
21:30 車さんは「食」には妥協しません。この町で2番目と評判のしゃぶしゃぶ屋です。 (1番は今日は閉まっていました。残念!)
21:38 凄い鍋が運ばれてきました。
三鍋演義 と言う名前の店です。三国志演義から取った名前でしょうか。3種類の味でしゃぶしゃぶを頂けと言う事のようです。辛いところの面積が大きい!
21:54 お店の女性店員にもひとり座ってもらって集合写真です。
23:05 階段にもお店の名前ですね。中国しゃぶしゃぶを満喫しました。
23:14 ホテルへの帰り道、商店で買い出しです。食料(カップ麺)や水を買います。
基本的に冬の寒さが日本より厳しい中国では出入り口には必ずこのカーテンが掛かっています。
23:31 ホテルの部屋です。立派!!
でもお風呂はありません。 シャワーなのです。 お風呂というモノの重さが日本とはちょっと違う感じはあります。
明日の無風を祈って眠りにつきます。