模型工作室から急行〔彗 星〕5

2016-11-29 | 鉄道模型
今日〔彗 星〕に出番が来る可能性がありますので少しだけ書きます。


マロネ49の下回り、台車を外したところです。

ヴェスターヴィーゼだか列車工房だかのTR73が有れば交換したいですが、無いので何とか調整で対応するしか無いです。

下り列車の場合マロネ49は荷物車の次、2両目なので転がりの悪さは自分が脱線するレベルで無ければ我慢できます。


台車を分解して車輪は黒染めにします。 スプリングの強さや転がりを阻害しそうな要因は発見除去に努めます。


車輪黒染めしました。

勿論磨きながら染めていますので通電性能は大丈夫です。


台車枠とマクラバリの接点部分は可能な限り磨いてから黒染め磨きをします。


モニター付屋根、ダブルルーフにスエード調スプレーを掛けてキャンバス屋根っぽくします。


半艶、いや70%艶の屋根、そのまま残す部分はマスキングしていきます。


鉄板部分は覆っていきます。


この部分もマスキングしておきます。


例によって明るく派手でまずいインテリア色


青モケット表現で無難の定番「青15号」筆塗りします。


スエード調スプレー、マットブラックに塗りました。

キャンバス屋根は黒貨車、一般形客車ともに同色の黒が基本だと思います。

しかし、客貨車ともに屋根は汚れ色を浴びていますので外の車体よりも茶色というか黄土色っぽい色に汚れていると思います。

最悪なのがスエード調「ダークグレー」です。 あれは紫色です。 上から色を被せて救うのが困難です。


ガンピス、分解清掃します。

前回の清掃が不十分で調子が悪いままでした。


色々な道具が動員されています。 家庭の大工道具セットが役に立ちました。


ビスの数々。 鉄ビスが錆びて動きが悪くなっている傾向はあります。 洗浄が不十分なのでは? 手元の綺麗な鉄ビスに取り替えます。


スエード調吹くときはマスクしていた部分も剥がして、キャンバス部分、鉄部分両方に掛かるように汚れ色吹きました。

清掃したエアガンは好調です。


この部分はこんな感じ。


モニター部のマスキングを外します。


ちょっとしたタッチアップが必要です。 エナメルを使います。


室内の床は黒っぽい色に塗ります。


台車も、後で汚れ色を吹きますのでブレーキ関係にやや錆っぽい色を塗っておきます。


室内装置の上にIMONパネルライトを置いてみます。

よかった!全ての個室の上に発光部が来ます。


IMONパネルライトの発光部カバー上側に光漏し穴を開けておきます。

理由はモニター部から全体均等の光漏れを実現したいからです。


漏れた光の質を良くするために例によって「エナメル白+クリア」混合物をパネル開口部に塗りつけます。


乾いたところでアルミテープを貼ります。 客室ではなく通路側に意識的に光を漏らせる為に少し余分に切り取ってあります。


アルミテープ貼りました。 モニター部への光漏れ具合の質を高める目的で下屋根上辺に半透明のビニールシート(コンビニの白いビニール袋)を貼ります。


白い椅子のカバーを作るのは薄いプラ板です。

椅子の高さが足りない感じなので、プラ板の中心に洋白線を貼って、其れが椅子の上面に乗っかる様にします。
プラ板のシートカバーは椅子の嵩上げ目的でもあります。

細い切片はデッキと幌の間部分に室内色をちらっと見せる為のモノです。


更に艶消し白を吹き付けました。 完全な艶消しが良いです。


デッキ貫通路チラ見せ切片は2色用意中です。 マロネ41は色を変えるつもりです。


これからシートカバーを貼ります。

しかし、いかんせん客室と通路の間のドア窓の高さが高過ぎます。

あまり手間を掛けないつもりである以上仕切の作り直しまではやりません。


台車に汚れ色吹きつけです。


そして、組立に際してはプレーン軸先端にセラミックグリスを仕込んで組み立てていきます。

ここで「つづく」です。








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