今月の新製品はクモニ13とDD51-800です。
あれっ・・・先月ぐらいにもクモニ13が出ていたような・・・
確かにクモニ13特製品が発売されました。 しかし全然違う電車です。
クモニ13には次の3種類の電車がありました。
① 13001 焼失木造荷物電車に半鋼製車体を載せて復活させた非貫通全室運転台の両運車
② 13002~13016 今回製品化したモハ34を荷物電車に改造したもの
③ 13020~13037 大正末期製造の木造荷物電車を昭和26~28年に鋼体化改造した荷物電車でモハ73系同様の完全切妻、全溶接構造の全室運転台荷物電車です
→ これが先月ヴェスターヴィーゼキットベース特製品を先月販売した電車です。
首都圏の鉄道ファンに最も親しまれたのが今回の製品=②・・・モハ34を改造した荷物電車です。 新聞輸送を担って昭和55年(1980年)頃まで走り回り157系との並走などでも楽しませていただきました。
クモニ13004とクモニ13016 ワイパーや貫通扉下部の形状などが異なります。
モハ34003
↓
↓(昭和23年汽車製造東京支店で荷物電車に改造)
↓
モニ53004
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
モニ13004
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
クモニ13004
モハ34016
↓
↓(戦時中輸送力増大の要請で片運化改造)
↓
モハ33009
↓
↓(戦局悪化で改造工事が停滞し、それで出来た空き番号を埋め合わせる為に改番)
↓
モハ33008
↓
↓(昭和25年国鉄大井工場で荷物電車に改造)
↓
モニ53016
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
モニ13016
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
クモニ13016
DD51に800番台登場
昭和43年、貨物運用を主体とするため、SG(蒸気暖房装置)を搭載せずに登場したグループです。 ボイラーやSG関連機器などを省略し運転室中央にあったSG機器室がなくなりました。
運転整備重量は約6t軽くなり、各軸の荷重負担割合が変化したことから中間台車の枕バネを変更し、滑走防止の為中間台車のブレーキシリンダを縮小したTR106A(のちにTR106B)となりました。
その他は形態は基本的には同時期に製造された500番台(貨客両用全重連)タイプの仕様に準じており、ナンバープレートやラジエーターカバーも時期を同じくして変更されました。 855以降は運転室内に扇風機が設置されましたが500番台と異なり運転室屋根の中央に大きな突起が1か所ある特徴的な外観をしています。
DD51897 [佐倉] 扇風機カバーが特徴的でキャブの中は広々しています。
800番台としても2年半のブランクを置いて製造された機関車です。
500番台の最終番号DD511193が1977年9月22日に落成してからでも半年近く間を置いて製造された「最終グループ8両」の中のトップバッターです。
成田線および総武本線で成田空港へのジェット燃料輸送目的で製造されました。
このグループはSGを持たない貨物用ですが将来の他線区転属、客車列車牽引への転用も考慮してSG搭載の準備工事が為されています。
SG搭載は成りませんでしたが、現在でも高崎に健在です。
サウンド搭載は始まったばかりですが、いよいよDD51シリーズも完了が近くなってきました。
あれっ・・・先月ぐらいにもクモニ13が出ていたような・・・
確かにクモニ13特製品が発売されました。 しかし全然違う電車です。
クモニ13には次の3種類の電車がありました。
① 13001 焼失木造荷物電車に半鋼製車体を載せて復活させた非貫通全室運転台の両運車
② 13002~13016 今回製品化したモハ34を荷物電車に改造したもの
③ 13020~13037 大正末期製造の木造荷物電車を昭和26~28年に鋼体化改造した荷物電車でモハ73系同様の完全切妻、全溶接構造の全室運転台荷物電車です
→ これが先月ヴェスターヴィーゼキットベース特製品を先月販売した電車です。
首都圏の鉄道ファンに最も親しまれたのが今回の製品=②・・・モハ34を改造した荷物電車です。 新聞輸送を担って昭和55年(1980年)頃まで走り回り157系との並走などでも楽しませていただきました。
クモニ13004とクモニ13016 ワイパーや貫通扉下部の形状などが異なります。
モハ34003
↓
↓(昭和23年汽車製造東京支店で荷物電車に改造)
↓
モニ53004
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
モニ13004
↓
↓(形式称号規定改正)
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クモニ13004
モハ34016
↓
↓(戦時中輸送力増大の要請で片運化改造)
↓
モハ33009
↓
↓(戦局悪化で改造工事が停滞し、それで出来た空き番号を埋め合わせる為に改番)
↓
モハ33008
↓
↓(昭和25年国鉄大井工場で荷物電車に改造)
↓
モニ53016
↓
↓(形式称号規定改正)
↓
モニ13016
↓
↓(形式称号規定改正)
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クモニ13016
DD51に800番台登場
昭和43年、貨物運用を主体とするため、SG(蒸気暖房装置)を搭載せずに登場したグループです。 ボイラーやSG関連機器などを省略し運転室中央にあったSG機器室がなくなりました。
運転整備重量は約6t軽くなり、各軸の荷重負担割合が変化したことから中間台車の枕バネを変更し、滑走防止の為中間台車のブレーキシリンダを縮小したTR106A(のちにTR106B)となりました。
その他は形態は基本的には同時期に製造された500番台(貨客両用全重連)タイプの仕様に準じており、ナンバープレートやラジエーターカバーも時期を同じくして変更されました。 855以降は運転室内に扇風機が設置されましたが500番台と異なり運転室屋根の中央に大きな突起が1か所ある特徴的な外観をしています。
DD51897 [佐倉] 扇風機カバーが特徴的でキャブの中は広々しています。
800番台としても2年半のブランクを置いて製造された機関車です。
500番台の最終番号DD511193が1977年9月22日に落成してからでも半年近く間を置いて製造された「最終グループ8両」の中のトップバッターです。
成田線および総武本線で成田空港へのジェット燃料輸送目的で製造されました。
このグループはSGを持たない貨物用ですが将来の他線区転属、客車列車牽引への転用も考慮してSG搭載の準備工事が為されています。
SG搭載は成りませんでしたが、現在でも高崎に健在です。
サウンド搭載は始まったばかりですが、いよいよDD51シリーズも完了が近くなってきました。