現在のRMモデルスの表紙です。
KATOの意欲作16番のEF510が表紙です。
KATOとしては‘1/80 16.5mm’を何としても「HOゲージ」と呼ばせたい事から先月、先々月のRMMで盛んに「HOゲージ」を連発していますが、当のRMMでこうして表紙に「16番」と書かれてしまうと少し可哀相な気がします。
戦前1/80を日本で初めて提唱して、戦後それを定着させたTMSオーナー山崎喜陽さんは1/80を
「HOではない、HOは3.5mmスケールの事だからHOと呼ぶからには3.5mmスケール(≒1/87)で作らなくてはいけない」
とはっきりTMS誌上に書いています。
(HOゲージと呼ぶからには「1/87 16.5mm」である必要があるのです)
はっきりした名称「16番」があるのにわざと間違えた名前で連呼!連呼!しなくてはならないというのはひたすらみっともない感じがします。
RMMとしても恥を注ぐためにこんな表紙を持って来たと言うことでしょう。
KATOのメーカーとしての実力をいやと言うほど見せつけられている今日この頃、こんな「不正な名前」を使わずに堂々と「正しい名前」で販売されたらよいのにと思います。
“裸の王様”になってしまっているのかもしれません。