♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■平和の君 / 関根弘興

2017年12月23日 | Weblog
2017/12/22放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

今から2000年前、ベツレヘムという小さな村で一人の男の子が生まれました。この知らせを初めに聞いたのは、夜、野宿をしながら羊の世話をしていた羊飼いたちでした。主の使いが突然現れ、まばゆいばかりの栄光が彼らを照らしたのです。そして御使いはこう告げました。「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(ルカ 2章11節)

 羊飼いたちは驚きと感動を持ってこのことばを聞いたことでしょう。なぜなら、「あなたがたのために」に、つまり私のために救い主がお生まれになりました、と聞いたからです。すると今度は、天の御使いたちと一緒に天の軍勢が現れて、「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカ 2章14節)と、天にも響く素晴らしい賛美が歌われたのです。

 この賛美の中にクリスマスの意味が示されています。それは、地の上に平和があるように、というメッセージです。聖書は、イエス・キリストは、平和を与える王の王、救い主である、と記されています。

 私たちの人生は何によって支配されているか。これがとても大きな問題です。ある人はむなしさに支配されています。また孤独感であったり、憎しみや怒りによって支配されている人もいます。また自分さえよければよいという自分かってな生き方に動かされて生きている人もいますね。しかし、平和の君と呼ばれるキリストが、あなたの人生の救い主、王となってきてくださるなら、そこに麗しい神の国があなたのただ中に到来するのです。

 キリストの平和はあなたの心の罪が赦されることによってもたらされる平和です。キリストの平和は、キリストがあなたを離れずいつも共にいてくださると約束する心の安息です。キリストの平和は人生の困難が襲ってきた時、勇気と希望を生み出す平安です。死を乗り越えてもなお続く平和であり、平安であり、安息なんです。

 このクリスマス、イエス・キリストを救い主として受け入れ、このキリストの平和があなたの心に豊かに溢れていきますように
 
  (PBA制作「世の光」2017.12.22放送でのお話しより)



***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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