♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■思いがけない時に来られる主 / 中上真由美

2024年04月01日 | Weblog

2023/11/13放送

 「世の光」の時間です。今日、番組を担当するキングスチャペル岩国 牧師の中上真由美です。
本日は、「思いがけない日の思いがけない時に帰ってこられる主」というタイトルでお話させていただきます。聖書をまず読んでまいりましょう。新改訳聖書の第3版で、マタイの福音書24章50節です。

 「そのしもべの主人は、思いがけない日の思わぬ時間に帰って来ます」

 この章の始めにキリストの弟子たちが、「世の終わりやイエス様が再び帰って来られる時にはどのようなことが起こるのでしょうか」と質問しました。イエス様は、世の終わりに地震や自然災害、戦争や民族の争いなどが起こってくると教えられました。今世界中で毎日のようにかつてなかったような自然災害、地震、戦争が起こっているのを見る時に、聖書のみことばが心に響いてきます。

 皆さんはこのみことばをどのように受け取られますか? これはただの歴史的な本として見ておられますか? そんなことは起こるはずないと思われますか? それとも聖書に書いてあることは本当だと思うけれども、そんなにすぐに終わりは来ないだろうと思われますか? 

 イエス様はこの終わりの日のしるしに続いて、たとえ話をもってキリストの弟子たちがどのように生活をするべきかを教えておられます。今日のみことばはそのうちの一つです。思慮深いしもべと悪いしもべのたとえ話です。

 思慮深いしもべは主人のことばを注意深く聞くという選択をしました。自分の考えや意見を入れないで、そのまま受け止めて主人が帰ってくるまで忠実に聖書のみことばに従って生活したのです。そして多くの報いを受けたと書いてあります。一方、悪いしもべは、主人のことばに自分の意見と考えを加えていく選択をしました。主人がまだ帰らないから大丈夫だと考えて、主人のことばを守りませんでした。このしもべは「悪いしもべ」と呼ばれ、罰せられたと書いてあります。

 多くの人は、聖書の教えを注意深く心に受け止めないで、自分は関係ないだろうとか何とかなるだろう、と考えてしまいます。しかし世の終わりのとき、イエス様は思いがけない日、思わぬ時間に戻って来られると書いてあります。主人のことばに忠実に生活した思慮深いしもべのように、神のみことばである聖書のことばを信じていきましょう。

 お近くの教会をおたずねになってください。聖書のことばを知ってください。神様の祝福がありますようにお祈りいたします。


 ( PBA制作「世の光」 2023.11.13でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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