♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人類を見捨てない神 / 内田耕治

2024年04月03日 | Weblog

2023/11/15放送

 「世の光」の時間です。山口県宇部市にあるライトハウス宇部キリスト教会の牧師・内田耕治です。

 始めに聖書をお読みします。新約聖書のへブル1章1節から2節
 
 「神は昔、預言者たちによって、多くの部分に分け、多くの方法で先祖たちに語られましたが、この終わりの時には、御子にあって私たちに語られました」

 大昔、神は 光から始めて、海や陸、山や川、植物や動物、そして人間を造られました。また神は人間を「神のかたちに」造られました。それは神が人間にこの世界を治める役割を与えたことです。
 この世界を眺めてみると、聖書が言う通りに、人間は自然や社会や自分自身を治めようとしています。

 けれども人間は決してこの世界を上手く治めているとは言えません。神のみこころはこの世界を愛と正義と平和で治めることなのに、愛がなく、正義ではなく、平和ではない治め方をしています。

 どうしてか? 聖書はその理由も教えています。
 その理由は、人間が神から離れて罪ある者となり、神のみこころを忘れ自分の欲望に従って世界を治めているからです。その結果、世界を憎しみと戦いと破壊がしばしば起こる所にしてしまいました。

 けれども、神は大昔からそんな人類を見捨てず、見守って来ました。

 ところで、神は大昔から離れてしまった人類が、神のもとに立ち返るように働いて来ました。神は、その時代その時代に預言者を送って人々に神のことばを伝え、神に立ち返るように勧め、また警告してきました。

 そして時至って今から約2000年前、神は神の御子キリストを人類に送りました。キリストは人々に救いの道を語り、私たちの罪の身代わりとして十字架にかかり、その死と復活によって救いの道を開いてくださいました。

 私たちはキリストを通して神に立ち返り、神とともに歩み、邪悪な世界の中でも神のみこころに適う歩みをすることが出来ます。

 そのために必要なことは神の御子キリストを知ることです。そのために聖書があります。

 まだ読んだことがない人がほとんどだと思いますが、是非聖書をお読みください。また聖書を教えている近くのキリスト教会をお訪ねください。


 ( PBA制作「世の光」 2023.11.15でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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