♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主のみことばに従うイスラエル / 羽鳥頼和

2013年05月04日 | Weblog
2013/5/4放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。旧約聖書ヨシュア記の8章に、イスラエルの民がアイという町を攻略したことが記されています。

 イスラエルの民は前もって兵士の一部をアイの町の近くに隠れさせました。そして本隊の兵士たちが町の正面に陣を敷きました。翌朝早くアイの王はイスラエルに気づき、兵士を出撃させます。戦いはアイの優勢のうちに進み、イスラエルの軍勢はわざと退却します。逃げるイスラエルを見て、アイの町にとどまっていた者も町を出てきてイスラエルを追撃し始めます。アイの兵士たちがみなおびき出されると隠れていたイスラエルの兵士が町に侵入し、これを攻め取り、火を放ちました。町に火の手が上がると、逃げていたイスラエルの兵は向きを変え、町に火をつけていた兵士たちも町を出てアイのの兵士たちを挟み撃ちにしました。こうしてイスラエルは勝利を収めました。

 実はこの作戦を考えたのはイスラエルの民ではなく神様でした。まず神様のことばがイスラエルの指導者ヨシュアにありました。この神様が建てた作戦をヨシュアが民に命じました。イスラエルの民は勇敢に神様の命令通りに戦かったのです。イスラエルは神の命令を守り行うことによって戦いに勝利することができたのです。主のことばの通りに戦ったイスラエルは続けて神様のことばを守り行いました。

 それは以前に命じられていたことでした。イスラエルは半分はゲリジム山に、もう半分は反対側のエバル山に立ちました。それから神様の祝福と呪いのことばがすべて読みあげられました。そこでイスラエルの民は神のみことばに聞き従うときの祝福と聞き従わないときの呪いをしっかりと聞き、神様のみことばを守り行うことを改めて決意したのです。(参照 申命記11章26-32節、ヨシュア記 8:33-35節)

 ヨシュア記は戦争の事がたくさん書かれていますが、決して戦争を容認しているのではありません。神様はどんな人の死も喜ばれません。ヨシュア記がここで教えていることは神様のことばを守り行うことが大切なことであり、神様からの祝福の源であるということです。人にとって神様のことばを守り行うことは大きな祝福となります。みことばを守り行う人は神様の祝福を受けることができるのです。

 聖書のことば

 「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。」 ヨハネの手紙第一 5章3節

(PBA制作「世の光」2013.5.4放送でのお話より )
 
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