♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■信頼に生きる

2005年09月13日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 私たちはいろんな関係の中で生きていますよね。まずは対人関係。あなたにとって人間関係はどうでしょう。煩わしい面倒臭いものですか? それともうまくいっていますか? 人間関係で悩んでいる方は本当に多いですよね。もちろん私たちの関係は人間関係だけではなく、神様との関係もあります。「あなたにとって神様との関係は?」なんて聞かれたらどうでしょう。「いやー、そんなこと考えたことないなあー。」「いやー、苦しい時の神頼みで、ま、そういう時にお祈りするだけかなあ。」そう考えているかもしれません。また私たちは、いろんな物を持ちながら、物との関係の中でも生きている訳ですねえ。

 聖書は、天地を創造された神様を礼拝し、人を愛し、物をあなたのために利用するという関係の中で生きることの大切さを教えています。でも、いつのまにか苦しい時の神頼みで自分のために神様を利用するだけ。まるで神様を便利屋のように利用してしまう。また本来は人は互いに愛し合うべき存在なのに、時々人をまるで神様のように崇めてしまうようなこともあります。また、物は本来あなたのために利用されるだけ、そういうものですよ。でも物を愛し、金の亡者になったり、物の虜になっている姿をあちこちで見ることができます。それはちょっとバランスが崩れてしまっている姿なんですねえ。

 体が健康であるなら、食生活のバランスが乱れたり、不規則な生活によって生活のリズムが崩れてしまう時、ま、いろんな病気を起こす引き金となりますよね。だからバランスの良い食事、体操、生活ということが盛んに言われる訳です。それだけ健康の事はみんなの関心事なんですよねえ。でも、人間として生きる人生そのものの健康、いわゆるスピリチュアルな、霊的な健康に関してはあんまりバランスを考えていないかもしれません。でも、これこそが本当に大切なんですよ。

 天地を創造された神様は、聖書の中でこう記しています。イザヤ書40章の11節。「主は羊飼いのように、その群れを飼い、御腕に子羊を引き寄せ、ふところに抱き、乳を飲ませる羊を優しく導く。」私たちは、羊飼いのいない羊のようで、あっちにふらふら、こっちにふらふらというような何かバランスを欠いた生き方をしているようですね。でもそんな不安定な羊を御腕に抱き寄せてくださる方がいるんです。私たちは羊飼いの御腕に抱かれる羊のように天地を創造された神様の御腕に抱かれ、この方を信頼し、十分な安心と安息を得て、神様を礼拝し、人を愛し、物を利用しながら最善な生涯を送らせていただきたいですね。

 
 ( PBA制作「世の光」2005.9.13放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする