後輩のT.M君が、今年もまた、「さつき作り」で「県知事賞」を受賞した。
上の写真は、栄誉に輝いた「こだまの舞」。丈の長さは110センチで、幹は15センチだそうだ。
どの角度から見ても、美しく見える樹形に仕立てるのが肝要なのだとか。竹細工で発揮している腕前が、ここでも発揮されている。
ここまで育てるには、かなりの年月がかかるらしい。
彼の場合、栽培農家から若木を求めてきて、10年ほどで作り上げたそうだ。すでに農家では、それまでに10年ほど育てたものらしく、従って、写真のさつきは、挿し木をしてから20年経過したことになる。
彼の手元での10年間、単なる「肥料を施して水やり」で済むことではなさそうだ。どこにどのような苦労が潜んでいるのか、私には分からない。「極秘のノウハウ」があるかもしれない。
はっきり言えることは、奥さんの内助の功だ。その点、ご褒美の品々は奥さんに渡したそうだから、労に報いたのだと思う。
しかも、このような鉢が100鉢もあるのだから、手間が大変だと思う。
無精な私でも、孫が来たときに喜ばすため、朝顔を育てようと思ったこともあったが、実行には移せない。立派な目的なのに、いざとなると、億劫病が顔を出す。
「無精」や「億劫」が心に潜んでいては、何事も成就しないのだ。
とうの昔に分かっていながら、依然として治らないのだから、呆れた話ではないか。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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さつき展は横浜でもありますが・・皆さん、我が子同然の可愛がりなのですよね。 きっと花もそれに答えてくれているのでしょう・・花も人間も心があれば答えてくれるのですね。
このさつきは、神奈川県知事賞に輝いた「こだまの舞」です。
花にも心が通うという説があり、声かけをしている人がおりますね。
私は信じます。
義父がさつきを何十鉢と育てて、この時期、素晴らしかったのを思い出します。
気に入った鉢を二、三家の中に運び、楽しみました。
今も咲いてはおりますが(雑草の鉢の中に)…。
とにかく手入れが半端じゃないのですよ。
盆栽や花つくりは、とても私にはできません。
本場へ行った折り、一鉢買ってきたことがありましたが、すぐにダメになってしまいました。
それ以来、諦めております。